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製作参加感想文〜修羅祭脱出デザイン班

◎感想です!特に面白くないし長いです。
「製作者の人、感想を書いて初めて脱出ですよ〜」って書いてる方いたので、それもそうだと思い早速noteに会員登録し、つらつらと感想書きます。脱出したいんで。
記憶で書いてますので間違いは容赦してください。

概要:この記事は、制作者を公募し、連続24時間でゼロから謎解きイベントを制作するイベント「終わらない修羅場脱出」に、制作側として参加した際の感想文です。

参加動機:お友達から、おれは解く方に参加するので作る方どうですか?とすすめられて。
正直超悩みました、謎解き作る側なんて経験ないし、普段はただの労働者だし。でも、もしこの機を逃したらこのまま腐っていってしまうような気がして奮起しました。ありがとう!お友達!

こんな人:Twitterご覧の方はご存知かもしれませんが、絵を描いてます。ただの趣味です。他に音楽も作ったりします。手先は器用な方だと思います。仕事柄機械の構造にも詳しい。
謎解きは最近になってはまりました(勇気なくて一人で公演参加できなかった)。
会場では「かない」と名乗っていました。

起:朝6時緊張であまり眠れず目が覚める。
まず、何を持っていけば良いかわからない。バッグにさし入れ用のグミ入れていけばいいか?とも思ったけど、いつものiPad miniと pencilを持って出る。(今思えばグミじゃなくて本当によかった)
白いフリース着て出かけたものの、作業開始時に汚れることに気づき後悔する。

承:会場に着き、人が多いしこれは早々に退散かなぁと思う。同卓の方と話ができて少し緊張がほぐれる。
自己紹介のシーンで、「あ、これ完全に場違いか」と思い、帰る準備を始める。
キックオフミーティング終わったら帰ろうと思う。
そろそろ帰ろうと思う。
そろそろ…
誰も帰る様子がなく、帰るって言い出す勇気がでない!!!

<運命を左右したであろう瞬間の到来>
個別ミーティングで「なんか解説用シートの担当する人がいないですね」的なこと口走った瞬間どうぞどうぞされて一人で解説シート担当を任される。(おい、嘘だろ、嘘だといってよバーニィ)
BGM=トッカータとフーガ ニ短調

どうでもいいけど、初めてホワイトボードにMTGって書いてあるミーティングに参加して、これが噂のミーティング、マジック・ザ・ギャザリング現象か!と大層興奮した。

パンフ、配置割班と解説シート班で協業してアートワークとかのコンセプトまとめようかって話になる。
※名前出していいかわからないので書きませんが、デザイン班設置促してくれた方々ありがとう。
偉い人に打診するとすぐにデザイン班OKでる、しかしこの時私は気づいていなかった。リーダーを名乗り出る人がいないことに!
そりゃそうですよね、言い出しっぺがいたら、我こそは、とは言えない雰囲気ですよね…。
この瞬間に帰るのをやめる。

<デザイン班での1日>
実際の製作物は、ストーリー内容決まらないと動けないので、とりあえず学園祭と鬼のコンセプトアート、配色やフォントコントロールを始めました。
自身、協業して作業するのは初めてなので、NHKとかでやってたそれ系のドキュメンタリを思い出しながら進行します。
この時点で、デザイン班の各メンバーが持ちよったソフトウェアの都合で、デザイン、イラストに分業したんだと思います。
私のiPadには職場の昼休みに落書きするだけのイラストレーション系アプリしか入ってませんでした。
フォントもプリインストールしてあるやつだけ。
デザインを紙などでおこしてデータ化のお願いをし、iPadではコンセプトアートを作成する、あとは他班からの依頼待ちです。
きちんと進行管理できればよかったんですが、この時点ではお互いのスキルがわからなくて、でしゃばって怒られたくない一心でした。本当に申し訳ない。

一応代表して、「イベントの名前とかブースの配置とか決めて欲しい、デザインの依頼待ってます」と発言するのですが、あまり進展なく、パンフレットの内容が定まらない。そりゃそうですよね、さっき始めたばっかだもん。今までに私が手がけた職場のパンフレットや案内、ガイドブックは、コンテンツが先に決定してから動いてました。
他の班も自分の作業で手一杯のはずだし、今回はデザイン班の領域ガツンと広げてこっちで決めてしまうべきだったんでしょう。
今になって気づくんですが、デザイン班って言葉よくないですよね、解釈次第では何でも屋じゃないですか。アートワーク班があったらそっちに逃げたかった。

実際に公演で使われたものとしては、まず、お化け屋敷の看板を仕上げました。
仕上げた後、小一時間プリンタと格闘してました、2台あるうちの使用許可出ていた方のプリンタがデータの通信にすごく時間がかかり、一枚印刷するのに3分くらい(測ってないですが)かかってたんじゃないかと。
さらに、どうしてもA3印刷で絵がガッツリ切れてしまう事態が解消できず、無理やりイラストデータに空白を入れて対応していました。(ちなみに、これは日が変わる頃、A3と指定されていたカセットにBサイズの用紙が入っていたことがわかり、解消しました)
占いの館ブースの看板を提供してからしばらくすると、その看板見て製作を依頼しにきてくれたブースがありました。これは素直に嬉しかったです、はじめてここに居ることを許された感じがしました。
以後、軽音部、野球部、写真部、謎すくいのブース看板と鬼の面など制作しています。
ペース配分がわからなかったので、大体一枚30分くらいで仕上げましたが、朝方時間がある時に完成度を上げてあげればよかったですね。
大変だった点は、iPadから印刷機の調整が細かくできなかったので、色味が思うように出せなかったところです。写真や、鬼の肌を床のマットみたいに市松模様にしたところを綺麗に印刷するのが難しかったですね。データ版の軽音部の看板の鬼はすごい肌になってます。

転:デザイン班に貴重なリーダーの配置がきます。まともに行程管理できる人、これだよこれ!
ここから私は完全にイラスト描いてる人になります(ボルダリングで痛めた指の腱が悲鳴を上げ始める)
行程管理丸投げでごめんなさいグループチャット読むのも忘れてました。(通知onにしとけばよかった)

日を跨ぐころ、じょじょに人がいなくなります。パンフレットデザインの担当者も帰宅してしまいますが、リモートで制作を続けてもらってました。感謝です。ロゴも彼に用意してもらいました、めちゃくちゃ可愛いでしょ?
パンフレットのコンセプトを描いていただいた方もこのあたりで帰宅されたのですが、パンフレットもめちゃくちゃ可愛いでしょ?
パンフレット良すぎて嫉妬しちゃう。
メインビジュアルは後回しで、まぁ必要になったらパンフの表面で…みたいな流れだったのですが、リーダーが席を外している隙に、こっそりビジュアル案を描いてました。
ずっと作業卓に缶詰でしたが、このあたりで帰宅し、inDesignで作業していれば効率上げられたかもしれません。でも帰るの寂しかった。

さらに少ししたころに待望の追加メンバーです、私の作業とはかぶりがなかったので、あまりお話できませんでしたが、その節は大変ありがとうございました!

デザイン班始動のころからご一緒させていただいた方もこのあたりで一時帰宅です、周りが少し静かになってきました。
BGM=ボレロ
しばらくすると帰ったはずのウェブ実装の方が帰ってきてました。ずっと暗幕の裏で作業されてて、その姿が励みになりました。
正直、この辺りの記憶で鮮明に残っているのは、「謎すくい」の看板褒められて、恥ずかしくなって逃げ帰ってきたことと、
パンフレットのコマ割りが決まった後に、「新しい出し物作りました!」的なことを阿部さんが口にし、大謎班かシステム班、デザイン班の面々が一瞬凍りついた瞬間だけです。

結:メインビジュアル案をしれっとホワイトボードに貼って、それから少し放心してたような気がします。
BGM=巣鶴鈴慕
明かりが眩しくて目が辛くなってたので、時々ホワイトボードの裏に隠れてましたが、決してサボっていたわけでは…休憩だよ休憩。
お腹も減ってきたのでテーブルに転がってたチョコとかお煎餅をいただきました、外出するタイミングがなかったので、大変助かりました。
このあとはひたすらラミネーターに小謎を通し続けたり、腕章を切断し続けてたり…これを誰かに任せてたら解説シート作る時間あったんじゃね?これは本当にごめんなさい、メインビジュアル出来上がって油断してました。今回一番のやらかしだと思います。

テストプレイ中は暗幕の裏、音が出てもいいタイミングを見計らってパンフレットの印刷を続け、最終調整時も印刷機やラミネーターと戯れていました。ここが一番修羅場感あった。
BGM=ワルキューレの騎行
この最終局面で一緒に頑張ってくれたデザイン班のみなさん、ありがとうございました。
本番第一公演で、お友達に見つからないように軽音部の裏に隠れて美声を堪能し、後ろ髪をひかれつつも、後のことを任せて早上がりさせていただきました。

ところで、雑談する間もなくフル稼働でしたので、謎は闇鍋しか触れてません。
お友達の感想聞きながら、参加したかったなー!って思いました。自分にこそ解説シートが必要だったのでは…?

さぁ久しぶりの食事も済んで、いざ帰り道。
お酒飲んでないのにふらふらしてました。
明日の仕事に響かなければいいな。

最後に:
現場で作品を褒めていただいた皆さん、恥ずかしくて逃げてしまいごめんなさい&ありがとうございます。めちゃくちゃ嬉しかったです、尻尾が生えてたら空も飛べるくらいフルスイングしていたと思います。
ろこたすさん、プリンタの対応何度も何度もありがとうございました、あれがなかったらやばかった。
デザイン班の皆さん、お疲れ様でした。少ない人数で大変だったと思いますが、少なかったからこそ楽しかったのかも!経験のない楽しいひと時を過ごさせていただきました。
そしてお友達、背中押してくれてありがとう、このイベント最高だったぜ!



…製作側だけど公演時思ったこと、客寄せの声が大きすぎて参加サイドだったら体調崩してたかも。

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