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CL愛知2024 ベスト16 サーフゴー解説

割引あり

はじめに

はじめましての方ははじめましてSetunaと申します。
今回は友人のあるふぁもんが共有したリストでCLベスト16に輝いたリストの解説記事を書くことになりました。拙い文書になっているかもしれませんが最後まで読んでいただけると幸いです。

デッキ選択

 私達はCL愛知の環境を以下のように予想していました。
Tiar1 リザードンex(ピジョット型),ルギアVstar
Tiar2 青ロスト,ロストギラティナ,サーナイトex,アルセウス○○
Tiar3 カビゴンLO,ピジョットコントロール,ゲッコウガex
これらのデッキを中心にメタを張ることにしました。
しかし、あるふぁもんがポケモンカードを始めたのが今年の1月だったので充分に使えるデッキが少なく候補に上がったデッキは青ロストとパルキアサーフゴーだけでした。本人に相談を受け私が好きなほう使えば?と進言したこともあり、ポケモンカードを始めた時から使っていたサーフゴーに決めました。

デッキリスト解説

 前置きが長くなりましたがリスト解説していきます。

なぜパルキアサーフゴーなのか

サーフゴーexを基幹するデッキにはいくつかの型があります。
それぞれのデッキの強みと弱みを簡単にまとめ上げます。
パルキアサーフゴー
強み
・パルキアVstarの単体性能の高さ
・かがやくゲッコウガのゲッコウ手裏剣
・カイをどの型よりも強く使える
弱み
・パルキアの打点が高くない
・テツノカイナに弱い
ノココッチサーフゴー
強み
・終盤のハンド干渉に強い
・ボウルタウンの採用で展開がしやすい
・ノコッチのにげ0が強い
弱み
・アタッカーがサーフゴーになりがち
・序盤にexポケモンが倒しにくい
・ウッウなどの小型にサーフゴーで構わないといけない
簡単にまとめるとこんな感じになります。
 個人的にパルキアを採用する最大のメリットは序盤のアタッカーになってくれる点です。このデッキはとにかく序盤に打点が出しにくいです。また、中,終盤に打点を出すためにもトラッシュにエネルギーを肥やしておく必要性があるためゲッコウガのかくしふだを積極的に使っていきます。パルキアはこのトラッシュしたエネルギーを自分で加速しアタッカーになれるかつゲッコウガもアタッカーとして運用でき、デッキの対応力を上げてくれるため、今回はパルキアを採用する運びになりました。

デッキリストと採用カード解説


CL調整前リスト

上記画像はあるふぁもんがCL前に使っていたリストになります。

このリストでも充分に強力だったのですが初動の安定感がなく練習の度に「初動が…」と激渋顔をするので構築を初動から見直すことにしました。

CL当日のリスト

上記がCL当日のリストになります。各採用カード解説です。
サーフゴーライン 各4
リソース札兼アタッカーです。言うことはないです。4枚確定。(HP70じゃなくてHP50なのは逃げるを重く見ました)

パルキアライン 各2
人によって意見が割れると思いますが私達は各2枚で確定でいいと思ってます。基本的なプランとしてパルキア+ゲッコウガでサイドを2~3枚取りたいのとこのカードは序盤のアタッカーとして使うので各1枚の採用だと序盤に使いづらいのでこの枚数。

かがやくゲッコウガ 1枚
言うことはありません。

ミカルゲ 1枚
このデッキ唯一のメタ枠です。私自身メタカードの採用は好きではないのですが、このカードの有る無しでリザードン、LO対面の勝率が大きく変わったので採用に至りました。また、パルキアで打点を出すのにもう一枚ポケモンが欲しいと思いました。なかよしポフィンでついでに出てくるので使い勝手も良かったです。

各種ボール
ネストボール 4枚
ハイパーボール 3枚
なかよしポフィン 3枚
基本的にゲッコウガを置きたいのでネストボールを優先してます。なかよしポフィンは4枚で試してましたが、終盤に強くなく、必ずしも先攻でポフィンで置かなくても展開が悪く無く、後攻ならカイもあるのでこの枚数に落ち着きました。ハイパーボールはコストは重たいですが、サーフゴーとパルキアVstarに触れる唯一のカードかつ序盤に触りたいのでしっかり3枚採用してます。

スーパーエネルギー回収 4枚
言うことはありません。エネルギー回収を採用していない理由は、前述したように序盤はパルキアやゲッコウガでサイドを進めていくためエネルギー回収を打たなくともリソースが足りると判断したため採用には至りませんでした。

大地の器 3枚
調整の際に未来バレットのテツノカイナが重たく、どうしてもサーフゴーでサイドを進める展開を強要されます。その際エネルギーを序盤にかき集める必要性があるためしっかり3枚採用しています。

トレッキングシューズ 3枚
このデッキの「初動」です。序盤に最低限の展開(コレクレー,パルキア,ゲッコウガ各1枚は展開したい)はしたいのですが上記CL調整前リストでは思うように展開ができなかったので構築に安定感をもたらすために1枚2枚と枠を削り採用した結果安定感が向上したため3枚採用するに至りました。

ロストスイーパー 1枚
ヒーローマントやお守りなどHPUPのカードに構いたく無いため採用しました。

ポケモンいれかえ 1枚
ゲッコウ手裏剣の打ちやすさとカビゴンLOなどを考慮し一枚採用しました。サーフゴーとサーフゴーを入れ替えて無理やりカードを引きにいくことにも使います。

ともだち手帳 1枚
リソース回復札、ポケストップで落ちたカードを回収するため採用。

すごいつりざお 1枚
序盤にコレクレーを倒された時に回収する為のカード。たまにエネルギーを戻し大地の器で持ってくることも。

キャンセルコロン 1枚
キャンセルコロン+ゲッコウ手裏剣を決めるだけでなくミミッキュを突破する、カビゴンの通せんぼ解除など使い方は多岐にわたります。

プライムキャッチャー 1枚
このデッキのエースペックならほぼ一択かなと。アンフェアスタンプも試して見ましたがキャンセルコロン+ゲッコウガ手裏剣の再現性を高めた方が勝ちに直結したためこれに決めました。

カイ 3枚
序盤に使いたいため厚めの3枚採用。4枚目を採用するとより序盤の安定感が増すのですが最終面で引くと強く使えないため1枚トレッキングシューズに枠を譲りました。

ナンジャモ 2枚
ロスト系統のデッキとやり合うときツツジだけだと勝ちきれないと感じ「初動」兼中盤のハンド干渉として厚めに2枚採用しました。相手のサイドが3~4枚の時に打つと効果的です。合い言葉は某YouTubeチャネルより「ナンジャモ打ってバグらせる」。

ボスの指令 1枚
序盤に引くとノイズになり、基本的に正面のアタッカーを倒していく展開が多いため1枚の採用。

ツツジ 1枚
最終面での詰め札。また捲るために必要なので1枚採用。

ポケストップ  2枚
リソース札です。序盤に1枚使い山札の圧縮、2枚目は中,終盤にリソース札として使います。複数枚手札にきても捌けないので2枚の採用。

エネルギー
水7、鋼4。何度も繰り返しになりますが、序盤のパルキアとゲッコウガに重きを置いているので水エネルギーを優先的に採用してます。

調整前リストから抜けたカード

テツノツツミ
カイで触れるポケモン、最後の詰めや序盤に使って圧をかけるなど感触は良かったですが、「初動」ではないため長期戦のCLでは採用を見送りました。

シマボシ
LO対策になったりプライムキャッチャーやコロンを使い回したり小回りの効くカードですが、ツツミ同様「初動」ではないため不採用

エネルギー回収
スーパーエネルギー回収の記述の通りです。

各対面の相性と立ち回り

*あくまで私達の主観です。

基本的な立ち回り

・トラッシュにエネルギーは4枚キープ(鋼1水3)
・ベンチ展開 ゲッコウガ>パルキア>コレクレー
・ダメカンがのったサーフゴーからボーナスコインを使用
・パルキアVsterを縛られないようにする

リザードンex

限りなく5部に近い微有利です。
ミカルゲを置きながらパルキアとゲッコウガを使ってサイドを進めていきます。相手は即席充電ができないのでハンドを抱えてカウンターの動きを取りにくく、こちら側の殴り合いに応じるしかありません。また、早期にリザードンexの育成に成功してもバーニングダークを耐えられますし。リソースが細くなっていることがほとんどなのでそのリザードンexさえ処理してしまえばテンポを取ることができます。ただし相手のエースペックがマキシマムベルトならサイドを1枚とるとサーフゴーが圏内に入ってしまうのでベルトがついたリザードンを処理するか、ベルトを剥がさないと逆にテンポを取られてしまうので注意しましょう。
目指すサイドプランは、パルキアでヒトカゲ、ポッポのどちらかを気絶で1枚手裏剣で2枚、ボスで裏読んで1枚とる。最後にリザードンexを処理です。
リザードンが早期に育成された場合はマキシマムベルトをケアしパルキアで2パンチを目指します。
または、手裏剣+ピジョット+リザードンの2-2-2を目指します。
ハンド干渉に備えサーフゴーを複数面展開できてるとなお良し。

ルギアVstar

有利対面だと思ってます。
基本的にチラチーノしかこちら側のポケモンを一発で倒せるポケモンがおらずチラチーノラインを処理してしてしまえばこちら側のアタッカーが攻撃を耐えてくれるのでそのままこちら側の耐久をいかしてサイドを進めていきましょう。サイドが1枚しかとれなくてもチラーミーを倒せるならゲッコウ手裏剣はもったいぶらないで打ってしまいましょう。

青ロスト

微不利です。
序盤にパルキアとゲッコウガで2~3枚サイドを進め、後から出て来るカイナやツキをサーフゴーで処理します。間にナンジャモを挟んでバグらせましょう。

サーナイトex

不利対面です。ミミッキュにいかにかまわないかがポイントです。序盤は手裏剣を通してサイドを進めます。ゲッコウ手裏剣ではあえてマナフィを取り,ゲッコウガにエネルギーを4枚張ることでゲッコウガにヘイトを向けましょう。ゲッコウガに構ってもらえるとサイドが奇数になるので攻撃の回数が一回増えます。あとはロストスイーパーを用いてサイドを取れると勝ちが見えてきます。サイドプランは2(手裏剣)-1-1-2(サーナイトex)です。

カビゴンLO

有利対面です。基本的にすべてのポケモンがアタッカーなので縛られません。ミカルゲは技でロックから逃れますし、ゲッコウガは極力出さないようにしましょう。また、ビワが飛んでくるのでスーパーエネルギー回収は打てるなら打ちましょう。キャンセルコロンはミミッキュを突破するのに使用します。ミカルゲを置くとリソースが増えないのでミカルゲは優先的に置きます。ヒーローマントようにロストスイーパーは温存。

ピジョットコントロール

基本的にはカビゴンLOと立ち回りは変わらないと思ってます。
意識するのは、レントラーからのカウンターと序盤にピジョットを突破することです。

とりあえずこれくらいにしておきます。
他の対面で質問があれば@alfamonBSか@SaySetunaにDMをいただければお答えします。

最後に

ここまで読んで下さってありがとうございました。
当日のマッチアップ等気になることがあればXのほうであるふぁもんが質問を受け付けてます。
気に入って下さった方やあるふぁもん頑張ったと思って下さった方は投げ銭頂けるとすごくうれしいです。
それではここで失礼させていただきます。

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