配信をする際に気を付けること

Vtuberを含め、配信する方向けの注意書き的な記事です。

 <インカメラの扱い>

携帯でライブ配信する際、インカメラがONになる可能性を考えましょう。
(例.Showroomカラオケ中に、不意にONになる不具合があります)
顔や部屋を見せるつもりなら構いませんが、常にそうとは限りません。
映すことが無いならば、テープなどで塞ぎましょう

 <個人情報の扱い>

本名、住所、生年月日、顔など、個人情報に気を付けましょう。
それらに繋がる物は意外に多いです。
弱い情報も沢山集まると、特定されてトラブルに繋がる場合があります。

例えば、これくらいのことは比較的簡単です。
●災害・天気・行動範囲から地域を特定
●通り・店・交通機関から路線と最寄り駅を特定
●最寄り駅から掛かる時間で自宅の範囲を推定

(意外な落とし穴。代表的なものだけでも沢山挙がります。
 ◎地震 ◎コンビニの音 ◎駅名アナウンス ◎選挙カー ◎干支など)

良心的なリスナーは、それらを悪用していないだけです。
「悪意を持った(ファンでもない)不特定の第三者が聞ける」
「好奇心や思いが高じて暴走してしまう者もいる」
という点に意識を向けましょう。

メリットがあって公開する場合もありますが、
リスクが大きいことを認識して取捨選択しましょう。

 <生年月日の重要性>

余談ですが、誕生日に生まれ年を加えると、かなり強い個人情報です。
電話で何かの手続きを行う際の本人確認で大抵質問されることからも解ると思います。

ソーシャルゲーム・ネットゲームのアカウント乗っ取りにも悪用されます。


 <体調管理>

体調を一番管理できるのは配信者自身です。

配信に楽しさを覚えれば、あまり疲れないように感じることもありますが、
思っているより疲労は溜まっているものです。
疲労に気づいても、休むかどうかは本人次第です。

目安として、一日合計6時間配信していたら多いと考えましょう。

また、喋る配信は喉・口・全身が乾きます。
長時間配信をしていると、開始時と終了時の声が明らかに違います。
魅力を最大に発揮する為にも、水分補給・加湿などの対策を取りましょう


 <急な不都合>

用事はあなたの都合と関係なしにやってくるかもしれません。

(不都合の例)
〇同居人
〇インターホン
〇電話着信
〇屋外配信の場合は周りの全て

予想できる乱入者は予め防止策を練っておきましょう。
同居人に理解を得られていない場合や、インターホンなどは
「呼ばれた名前がリスナーに聞こえてしまう」ようなこともあります。


リスナーへの対応は事前予告、緊急対策、事後対策で分かれます。
(事前予告例)
 〇「宅配が来る予定がある」「ぶつ切りする可能性が高い」と言う
 〇特定の合図があったら、来訪者/離席/配信終了と常連に伝えておく

(緊急対策例)
 〇切ることを短く伝えて配信を切ってしまう。
 〇離席をリスナーに伝えて対応しに行く。後で戻る。
  ※離席を把握していれば、注釈コメントをしてくれる場合があります
  ※長時間の無音/無反応は大抵のアプリ/サイトで禁止されています
 〇用事の対応。
  ※宅配等の業者なら「会議中」と言えば静かにしてくれると思います

(事後対策例)
 〇ツイッターやファン向けの連絡場所に事情を書き込む。
 〇対処が済んだ後で配信を再開し、説明する。

 <精神的余裕>

気持ちに余裕が無ければ取り返しのつかないことをしてしまいかねません。遠回りをするばかりです。休養を充分に取りましょう。

精神的余裕を無くさない為に、気乗りしないことはなるべくやらないようにしていきましょう。

 <よくある失敗/配信環境の調整>

配信を始めたばかりに多いのですが、よくある失敗例を挙げます。

(よくある失敗例)
〇配信開始せずに喋ること
〇マイク音量が小さい/ミュート状態
〇マイクから遠い所で喋る/マイクがふさがっている
〇ノイズカット機能で、小さい音声が聞こえなくなっている
〇声とBGMが同時に流れない
〇BGMが大きすぎて声が聞こえない

別端末で確認すれば確実ですが、無ければリスナーに問いかけましょう。「聞こえていますか?」「音量大丈夫ですか?」
コメントやテロップで問いかけするとより確実です。

環境は随時、調整していきましょう。配信中には直せない設定もあります。


 <困るリスナーへの対応>

困ること、して欲しくないことがあるならば、伝えていきましょう。
(配信者さんによって異なるので、思っているだけでは伝わりません)

問題のあるリスナーが居続けると場の雰囲気が悪くなり、
友好的なリスナーが離れて行きます。

※して欲しいこと、嬉しいことも個々で違う為、伝えていきましょう

誤字脱字などのご指摘歓迎です。