見出し画像

ファンデーションの衣替え

5月も半ば過ぎ、今年は早々に『暑い』も多く薄手の服が活躍しています。
GWにはクロゼットの入れ替えをした方もいらっしゃるのでは?
私も先日今年初のサンダルを履くために久しぶりにペデキュアしました😊

そんな夏支度ですが、ファンデーションの衣替えはお済みですか?

乾燥・寒気の冬と高温多湿の夏ではお肌の状態が全くと言って良いほど違います。
冬のお肌の大敵はなんと言っても乾燥!カサカサにならない様にファンデーションも保湿重視!つややかでしっとりしたお肌に仕上がる様に保湿美容液成分やオイルを配合した物が多いです。

そんな『冬仕様』のファンデーションを夏に使えばベタベタと重く感じ、またメイク崩れもしやすくなりがち。

そのため5月から6月を目処にファンデーションの衣替えをオススメします。

『夏仕様』のファンデーションは皮脂・汗に強くまた紫外線防御のためにSPF値、PA値も高いものをお選び下さい。
また、シミやそばかすが気になる方はカバー力のある物を。

スポンジに水を含ませて使うタイプですとよりメイク崩れを防いでくれますので水無し・有り2パターンで使用できるものが便利です。
水有りと言うとパウダーファンデーション!と思いがちですが、リキッドタイプでできる物が有るので出来れば売り場のスタッフに聞いてみると良いですね。
実はパッケージなどに明記していなくても裏技的に使用できたりもするので。

ワタクシが若い頃には『夏専用』のケーキタイプのファンデーションなどが有りましたが、現在は通年使用OKな物がほとんどです。
ですが、通年使用を謳いつつもうるおいタイプは秋冬向き、美白ファンデーションは春夏向き。
配合成分も使用されているパウダーの粉体も違うのです。

以前ワタクシが在籍したメーカーのファンデーションを例にしますと。
当時の夏向きのファンデーションにはまず美白成分が配合されています。そして、粉体はカゴ状になっていて皮脂を閉じ込め汗(水分)は放出。また形状が多角形で大きめの粉体を混ぜる事で光反射でシミを目立たなくする様に設計されていました。ファンデーションを指で撫でるとサラッとしている中に微かにザラッとした質感が混ざっているのを感じます。
冬向きのファンデーションにはカプセル化した保湿成分が配合され、お肌を乾燥から守ります。また、ツヤと透明感の有る仕上がりくすみがちなお肌を明るくします。ファンデーションを指で撫でるときめ細かい微粒子でしっとりした質感です。

どちらもオールシーズン対応ですが
皮脂汗に強くメイク崩れしにくく、夏の紫外線対策もでき、気になるシミそばかすをカバーできる機能のファンデーション→夏向き・オイリー肌向き
保湿成分配合で乾燥を防ぎ、カサつきがちなお肌を自然なツヤと明るさ、しっとりした質感に仕上げる→冬向き・乾燥肌向き
となっていました。

わかりやすく夏・冬と季節で表現していましたが、実は機能性の違いなのです。
ですから、乾燥肌でお顔にはあまり汗をかかないのであれば真夏でもしっとり仕上がるファンデーションでもOKです。ですが、大半の方は夏には汗皮脂の分泌が活発になり、メイク崩れもしやすくなりがちなのでいわゆる『夏仕様』のファンデーションがオススメなのです。

因みにワタクシのファンデーションの切り替え方は
初春→冬向きファンデ+同一ブランドのメイクベースのサッパリタイプ
初夏→夏向きファンデ+同一ブランドのメイクベースのしっとりタイプ
真夏→夏向きファンデ水有り使用+同一ブランドサッパリタイプ
秋→冬向きファンデ+同一ブランドメイクベースサッパリ
冬→冬向きファンデ+同一ブランドメイクベースしっとりタイプ
その日天候や行動によって微調整はしますが、大まかにこんな感じで使用しています。

コスメコーナーにはまさに『夏向き』のファンデーションが出揃っています。時短にもなり仕上がりもアップしますので是非、ファンデーションの衣替えを!

最高になりましたが、メイクベース(化粧下地)とファンデーションを同一ブランド(同一シリーズ)のものをご使用する事をオススメします。
前述した通り一見同じ様な粉に見えてもファンデーションは千差万別。密着度、志向するお肌の再現度、そしてメイク持ち。そのファンデーションのために設計されたメイクベースがベストなのは間違いありません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?