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【令和3年後期 No.6】鉄筋コンクリートの特性に関する記述のうち、適当でないものはどれか。【2級管工事 1次試験】


難易度コメントと答え

難易度:★★☆☆☆
知識問題です。必須問題のためなるべく正解したい問題です。

正解は(4)。

問題の解き方

 例年ですが、(1)、(3)は非常によく出題されます。
 「線膨張係数はほぼ等しい」、「コンクリートはアルカリ性」、こちらは合わせて覚えておきましょう。知識として覚えていることで2択にまで絞ることができますね。

 (2)の異形棒鋼ですが、どんな材料か分からなくても、名前の響きは丸鋼よりも複雑そうです。実際に異形棒鋼は表面がデコボコの鉄筋材料です。
 異形棒鋼と丸鋼、引っ張ったときにどちらが抜けやすそうかで考えてみると良いと思います。

 (4)ですが、鉄筋コンクリートは非常に強固な構造体です。木造や鉄構造の耐用年数は20~30年ほどなのに対し、鉄筋コンクリートは50年の耐用年数を誇ります。
そんな耐久性の他にも、耐火性、耐震性、遮音性を持った構造体として隙のない建築物を作ることができるんですね。

 (4)に鉄筋コンクリート造は、剛性が低く振動による影響が受けやすいとあります。
 先ほどの説明の通り、構造体として強固なため、振動による影響は受けにくいです。よって(4)となります。



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