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「あたりまえ」は誰かの「かけがえのないもの」(接待キャンプ協会✖️玉名市)
「普段話さない業種の人からヒントをもらうとは思いませんでした!」
今回の参加者のおひとり、トマト農家さんの感想です。
2023年2月25日、たまなフラワーキャンプで「接待キャンプ協会✖️玉名市」が開催されました。
集まったメンバーは、玉名市内で第一次産業に従事している若手経営者と首都圏を中心にご活躍されている起業家の方々、合計20名ほどです。
◆「玉名市」って、どこ?
熊本県の北部に位置し、人口は約6万3千人。九州新幹線とJR在来線の駅が両方あり、博多駅から新幹線で30分程度しかかからないという近さ!!
新玉名駅では箱根駅伝の創始者「いだてん」こと金栗四三さんがお出迎えしてくれます。
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また、トマト・イチゴ・みかん・海苔は国内有数の作付け面積や生産量を誇っています。海、山に囲まれた自然豊かで「程よい田舎」を感じられるマチです。
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◆異業種交流
名刺交換からスタート。
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そして・・・
「カンパ〜イ!」
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「普段はどんなことをされているんですか?」
「これ、とっても美味しいですね!」
「どこで販売されているんですか?」
トマト農家・アーティスト・ロボット開発者・Web制作・アパレル・・・。
初対面だからこそ生まれる発見や驚き、共感があります。
日常生活では出会わないような人たちが同じテーブルで食材を囲み、本当の意味での「異業種交流」がどのテーブルでも行われていました。
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初めは緊張していた面々も、こ〜んなに仲良しに。
コロナ禍で忘れかけていた何かを思い出しました。
◆焚き火の魔力
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とても風が冷たく寒い日だったこともあり、絶好の焚き火日和。
みんな自然と焚き火の周りに集まってきます。
暖をとりながら、お互いのプライベートやビジネスのことを話したり、一緒に歌ったり、笑ったり・・・。
少しずつ薪を焚べていくように、丁寧にじっくりと会話を重ねることで心の距離が縮まります。
数時間前にはじめて会った人たちとは思えないほど打ち解けあい、まるで昔からの知人のような距離感に。相手を否定せず共感し受け入れる、会話のキャッチボールが繰り広げられ「この時がずっと続けばいいのに」と思えるほど居心地の良い時間が流れます。
時間があっという間に過ぎ、いつの間にか夕暮れとなりました。
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◆贅沢な「あたりまえ」
有明海に沈む夕陽。
玉名市内に住む私たちには日常であたりまえの風景ですが、首都圏に住む皆さんには大きくそして、美しく見えるそうです。
旬の農産品や満天の星空・・・。
地方に住んでいる私たちの「あたりまえ」も立場や住む場所が違えば「かけがえのないもの」になります。
「あたりまえ」で「かけがえのないもの」の価値に気づき、来訪者へ自らの事業で“おもてなし”をすることで「また訪れたいマチ」になるのではないのでしょうか。
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◆まとめ
マスクを外し再び乾杯ができるようになった今、新しい接待の形は見返りのない本当の意味での心の交流です。
接待キャンプ協会が掲げるミッション「今よりもっと、いい関係を創る」とは、人と人の心の距離を近づけ、直接顔を合わせ会話を交わすことの大切さを再認識するということです。そこには優位性もなく、お互いが対等だからこそ生まれる信頼関係が成り立ちます。
今回のイベントに参加された方は、新たな価値観や人生観に気付くきっかけになったのではないでしょうか。
コロナ禍で人と人との距離が離れてしまうことに慣れてしまったからこそ、実際に訪れて体験することに高い価値を感じるのだと思います。
玉名市がそんなマチの一つになってくれるといいですね。
最後に、今回のイベントを企画していただきました、接待キャンプ協会と玉名市ご担当者様をはじめ、ご参加いただきましたみな様、会場のたまなフラワーパーク様、素敵な時間をありがとうございました。
このご縁がさらに繋がりますように・・・。
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今回の会場「たまなフラワーパーク」さん
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