スピリチュアルなエヴァのお話 『それぞれの性格について』



登場人物と、元になった方の性格が、
全く同じというわけではないのですが、
その方のエッセンスが見え隠れしているのを発見すると、
なんだか楽しい気持ちになります。

自分に近しい方のみとなりますが、
感じたことをご紹介してみようと思います。


碇シンジ


「こんなの乗れるわけないよ!」
緒方さん渾身の演技で、とても印象的なシーンです。
そして、誰もが一度は思ったことがあるのではないでしょうか。

『確かにそれはそうだろう……』


シンジの元は、基本的にはコノハナサクヤ様ですが、
アポロン様にもだいぶ近いです。

そしてアポロン様は、とても冷静沈着な性格で、
相手に無理な要求や、負担になるようなことをさせることは、
まずあり得ません。

シンジが至極まっとうに、無理だ、と言っているのもわかる気がします。

しかし、この無茶ぶりに立ち向かってしまうのが、コノハナサクヤ様です。

「逃げちゃだめだ」
というどころか、葛藤すらしないのではないでしょうか。
怖いには怖いのでしょうが、やるとなったらやり切ってしまいます。

シンジの性格は、この二方の特徴が混ざったような感じなのかな、と。

ちなみに、シンジの料理上手なところは、
アポロン様のロウアーセルフの
アイオロス様(ギリシャの風の神)の特徴のようです。



綾波レイ


レイの元は、ツクヨミ様です。

26話の転校生のレイの性格に、
普段の、クールで理知的な部分を混ぜたような性格に
感じています。

常識的なバランス型で、抜群の面倒見の良さ。
レイがシンジに「非常招集先行くから」と、わざわざ声をかけにきたり、
食事会を開催しようとしたところなどは、
ツクヨミ様のそういった部分の現れかなぁ、と。

愛情表現に関しては、とにかくどストレート。
一途。

「あなたは死なないわ、私が守るもの」
このセリフなどは、
『ツクヨミ様、素でこんな感じのこと言いそうだなぁ~…』
という感想を持っています。



渚カヲル

国常立様豊雲様のハイヤーセルフさんが、カヲル君の元の方です。

版権もので、一番雰囲気が近いと思ったのが、
ねんどろいどのカシウスの槍を持ったカヲル君の販促写真でした。
造形師さん、ありがとうございます、本当にかっこいいです!

カヲル君の性格をあらわすセリフで、一番カヲル君らしいと思ったのが、
テレビシリーズ24話の「僕にはわからないよ」でした。

なんでこんなことするんだろう、と純粋に疑問に感じているというか。
カヲル君の元になった方も、他を押しのけることは、まずしないです。

自身より他者を優先するタイプで、
このあたりも、カヲル君の性格によく似ています。
共感力が高く、コミュニケーションをとるときは、
主語が「I」ではなく「YOU」の話し方をする方です。

あと、文章系にとにかく強い方なので、
詩的なセリフが、すごくこの方らしいと思います。

作中での「ピアノの連弾も音階の会話さ」のセリフを聞いたとき、
あぁ、確かにこういう方だよなぁ、と感じました。

カヲル君の言葉選びや、雰囲気からもわかるとおり、
すごく繊細なエネルギーをお持ちです。




神様の性格とエピソード


以下はエヴァに関係のない内容ですが、
それぞれの神様の性格や、
個人的なエピソードをご紹介します。



アポロン様

この方に出来ないことはないのでは、というくらい何でも出来る。
冷静沈着で頭がよく、機械関係にも強い。
大事にしている方を、全身全霊かけて守る、
まさに白馬の王子様(このあたり、ミカエル様にそっくりです)
自身の気持ちに正直で、素直な感じがします。
愛情関係では、離れ離れ系が苦手な様子。



カヲル君の元の方


外見が半端じゃなく美形なんだそうですが(一度見てみたいです……)
内面の方もすさまじくイケメンです。

正統派ヒーローというか、騎士道精神というか、王子さまというか。
とにかく清廉な性格をしています。
礼儀正しく、誰にでも丁寧に接します。
穏やかで、控えめで、物静かで、正義感が強い。

さすがミカエル様のところで育てられた存在というか。

そして、相手の話をよく聞きます。
とにかく優しい。

ひとつエピソードがありまして。
私自身のハイヤーセルフということもあり、
買い物に行く途中、歩きながら話しかけていたことがありました。

お話しできて嬉しいこと、
みなさんに喜んで頂けるよう頑張ります、
というような内容のことを伝えていたのですが、
話し終わった瞬間、返事のように
空に流れ星が見えました。
今思い出しても涙が出そうになる、本当に大切な思い出です。

遠くから想い続けることが得意で、
自制心の強い性格のため、
アポロン様から
「感情を表に出さない、もう少し頼ってほしい」
と、思われています。



コノハナサクヤ様


普段はひかえめで、
自己主張して前に出る感じではないのですが、
意志の強さがすごい。

頭脳戦派で、
私が怖気づいて何かをやめようとすると、
ロイヤルストレートフラッシュばりの手札を、
次々と繰り出してくる。

「逃げちゃだめだ!」
どころか、
「逃げる?そんな言葉辞書にのっていましたっけ?」
という無言の圧を感じること、数知れず。

カヲルくんの元の方ガチ恋勢。

以前起こった、ベルト交換騒動なども、
「作画スタッフさん、忙しくて大変なんだなぁ」
と、素直に思えなかったのも、
コノハナサクヤ様ならやりかねないからでした。

記事の投稿日に、とうとつに思い出したこの一件。
震えながらコノハナサクヤ様に確認したら、
「そのとおり」との答えが。
他の方にも、かたっぱしから確認しましたが、合っているそうです。

ベルトの贈り物の意味は『末永く一緒に』とのことなので、
二人にぴったりの言葉ですね。


余談ですが、
コノハナサクヤ様からの
カヲル君の元の方と同じスピリットである私への愛が、
すさまじいことになっています。

最近知ったのですが、
家から一番近い神社が、
(無人の小さなお社ですが)浅間神社でした。
そうと知らずに鳥居の前を通って学校に通っていましたよ……。

この学生時代に行った合宿先が富士五湖で、
この時初めて間近に富士山を見ることが出来ました。
本当にきれいでした、ありがとうございます。

誕生日ケーキを頼んでいたお店は、
家からちょっと遠いのですが、
その近くにも神社がありまして。
こちらにも、コノハナサクヤ様が祀られていました。
お誕生日のお祝い、ありがとうございます。

なんでか行くことになった旅行先が、
桜の時期の箱根だったこともありました。
観光で行った箱根神社のご祭神がコノハナサクヤ様でした。

さらにこの旅行で、予定外に御殿場へ行くことになり、
目の前にどーんとそびえる富士山を眺めることになりました。
青空に冠雪の多い富士山って、あんなに美しいんですね。

一時期アルバイトで、ある神社にお世話になっていたことがありまして。
もうお分かりかと思いますが、
コノハナサクヤ様が祀られていました。
所在は全国有数の桜の名所。
さらに例年よりずっと桜の開花が遅れていて、
私のアルバイト期間中は、ずっと桜が咲いていたという、徹底っぷりです。

こちらの神社を初めて訪れたのは、アルバイトでお世話になる数年前。
偶然にも桜が満開の時期だったのですが、
この時ひいたおみくじは大吉でした。
なんというかもう、本当にありがとうございます。

さらに数年後、富士宮の浅間神社に伺った際は、
快晴のもと、着いたときに太鼓がなっていました。
これでもかと大歓迎。

少しのあいだだけでしたが、
ライティングの仕事をしていたことがありました。

テストライトの時は、
原種がヒマラヤ山脈の植物の記事だったのですが、
その後、初めての記事の時は、
もう察せられたかもしれませんが、
桜の記事を書くことになりました。
しかも仕事が決まった日は、
桜が咲くなか、雪が降るというミラクル。
そうそう、桜の起源はヒマラヤだそうです。
桜はずいぶん寒く遠いところから、はるばる日本にやってきたんですね。


他にも、私が生まれた病院の住所に桜の字が入っていたり。
住んでいる家の前に桜並木があったり。

家の近くにある桜の品種が、染井吉野のほか、
八重桜、葉が桜餅に使用される大島桜があるのはともかくとしても、
希少種のウコン桜までが、普通に家の目と鼻の先にありました。
薄い黄色の、とても美しい桜なのですが、
日本国内にほとんど存在しないそうです。

あと、内容が内容なので
手放しで喜ぶことはできなかったのですが、
映画「かぐや姫の物語」の公開日が、
公開延期で私の誕生日になったり。
(かぐや姫のモデルがコノハナサクヤ様で、
竹取物語内のエピソードが、
富士山の名前の由来になっています)

これもまた余談ですが、
実はこの数年前に、講演会に行った際、
高畑監督と一言二言お話させて頂く機会がありました。
ちなみに「かぐや姫の物語」を見に行った映画館は、
誕生日ケーキを買うということもあり、前述の神社の近くでした。


そういえば、某所で緒方恵美さんにお会いしたことがありました。
声優さん好きの友人のお使いで伺い、
直接お話しすることはなかったのですが、
戸惑っている自分を気遣ってくださった、
繊細なやさしさが今でも忘れられません。
そして偶然ですが、お使いを頼まれた友人の名前に
桜の字が入っていました。

とにかくもう、桜、桜、桜、コノハナサクヤ様まみれ。

すごいですね。

一度、「どういう好きなんですか?」
と、お聞きしたことがありました。
そして、返ってきた答えが、

『桜の花の映像』

でした。

自分自身の、すべて、という意味です。

日本人が感じる、桜の花の潔さって、こういうのだなぁ、と
その時思いました。

ただ、私の方も私の方で、似たような性格をしているので、
これが、このソウルグループの、神髄の部分なのかもしれません。


ツクヨミ様

本当に気さくでやさしい性格をしています。
ツクヨミ様とお話しする時は、いつも自然体で話せる気がします。

カヲル君の元の方への一途さで、
右に出る方はいないのではないでしょうか。
冷静で、面倒見の良い反面、しれっとした態度で、
ストレートに愛情表現をします。
離れ離れになってしまう、切ない系の曲と相性が非常に悪く、
おとなしく離れる気がさらさらないことが伝わってきて、
つい笑ってしまいました。
何があっても、ずっとカヲル君の元の方についていくんだろうなぁ、
と思います。



みなさんとお話しさせて頂いていると、
お互いがお互いを大好きで、大切に思っているのが伝わってきます。

それでは読んで頂きありがとうございました。


読んで頂きまことにありがとうございます!楽しんで頂けましたら幸いです。 読んでくださった方が幸せな気持ちになれますよう、心を込めて執筆してまいりたいと思います。 これからもどうぞよろしくお願いいたします!