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配管に携わる職業あるある(基礎編)

こんにちは。設備ロジス.comの宮崎です

今回は配管関係のお仕事をする方たちのあるあるや、新しくこの業界に入った時に
当然のように使われる言葉を、わかりやすくお伝えしていきたいと思います。

まず、配管には種類があります。

鉄管
塩化ビニール管
樹脂管(ポリ管)
銅管
耐火二層管  などなど

それぞれに使用用途が異なります。

昔、給水管には鉄管(鉛管)が使われていましたが、鉄であるがゆえに錆びるのでしばらく使わないと赤水、といった錆びた水が出ました。
ビニール管は錆びる事はありませんので時代とともに、変わってきています。

一般的なサイズは13、16、20、25、30、40、50、65、75、100、125、150など
管のサイズは大体同じですが微妙に大きさが違うのでご注意くださいね。

また、銅管だけは表示サイズが異なります。ややこしいのも業界あるあるですね。
銅管サイズは9.52、12.70、15.88、19.06、22.22、28.58、34.92 など

職人さんが10と言ったら9.52なのか12.70なのか、、その方の癖や前後で何を使用しているか判断する必要があります。

また、配管に応じてそれぞれの専用接手が存在します。
これがまた各メーカーでそれぞれに出しているものなので記憶力が試されます、、

例えば、、オンダのカチット のような言い回しで部材が必要になったとします。
カチットはセキスイのエスロカチット。オンダの、と言われているのでオンダのワンタッチ継手=ダブルロックジョイント となります。

言った人に確認できれば一番確実ですが、地下に入ったり伝言なのでよく分かっていらっしゃらないケースも多く存在します。

あの継手の部分に差し込むアレ、のようなふわっとした言い方もありうるので日々勉強だなと思っております。


さて、ここから基礎知識編。


Sはソケット 真っ直ぐな形状。パイプが中に入ります

Lはエルボ L字型の継手で90°に曲がっています

45Lは45°エルボ 45°に曲がった継手です

Tはチーズ、チー ということもあるようです Tの形をした分岐継手です

VS バルソケ 片側の外面にネジが切ってあり、パイプ内面のネジ部分にねじ込む形の継手です

今回は一般的な形状のみとしておきます。
次回はネジ径や、オスアダ、メスアダについて記載していこうかと思います。