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「ムジゲ」というパターン

中心から外に向かってぐるぐると大きくしていくパターンのことを「ムジゲ」と言います。

ムジゲ = 무지개、虹
ムジゲのパターンのポジャギ = ムジゲポ

色々と読んで調べていたら、形のことだけでなく色が虹のようにぐるぐると変わっていくものをムジゲポと呼ぶのかなぁという気もします。

誰が最初に「ムジゲポ」と言い始めたのだろう?
気になりますが、とりあえず今日はこのパターンのことを少し書いてみます。
少なくとも日本では、色はさておきこの形のことをムジゲと呼んでいる認識です。


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多分、基本的なムジゲのパターンとしてはこの3つくらいかと思います。
中心からくるくると広げていく作り方です。
パッチワークではログキャビンというパターンになるのでしょうか。
これを基本に、斜めにしたり変形したり応用したり、いろいろ出来ます。


タンのムジゲポ写真

▲この作品は、①の形ですね。
「ムジゲポ」と言われてまず思い浮かぶのがこういうポジャギ。
最もムジゲポらしいムジゲポだと思います。


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▲この作品は、田の字を中心に②のパターンで2周したものを4枚繋げた形。


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▲この作品は③の形。
風車の形といえばわかりやすいでしょうか。


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▲この作品は②の応用バーション。


▼以前にご紹介したこの作品も、②の応用バージョンです。


▼この作品は、③の風車型の小さなムジゲがたくさん集まったもの。


基本的には、とにかく中心から外に向かって大きくしていくだけなのですが、細いパーツが外に行くにつれて段々と長くなっていくので、その分布が伸びやすくなります。
いくら測っても、いくら布目に沿ってまっすぐ裁断していても、伸びてずれます。。。特にサムソルで一重に仕立てる場合。

私はムジゲのパターンで作るのはちょっと苦手で、あまり手が出ないのが正直なところです。

だけど、昔からある伝統的なこのパターンはやはりとても魅力的ですよね。
ポジャギらしいムジゲの大作を一度は作ってみたいと、思ってはいます。
練習して、どうしたら綺麗に仕上がるのか研究してみないといけませんね。
(って、先生やっている人がいう言葉じゃないですが。。。)


見ていただいて、ありがとうございます!