【雑記/ブログ】GW九州紀行1日目
GWの後半、九州へ向かう。
名古屋に越してきて初めて飛行機に乗る。
セントレアへは名鉄のミュースカイで向かう。
料金は金山から1400円くらい。
4両編成だったが、それでも乗客は少なかった。
車内は京成スカイライナーを思わせる作りだった。
しかし、こちらの最高時速は120km。
それでも30分程度で中部国際空港に着いた。
空港は1つのターミナルに国内線と国際線が同居している。
チェックインを済ませて展望デッキに行ってみた。
右手は国内線、左手は国際線だ。
国内線は小型機中心。
国際線は大型機中心だが、飛行機自体は少なかった。
羽田と比べると見劣りする。
その後、カードラウンジへ向かう。
結構な混雑だった。
このラウンジはゴールドカード利用だったが、ビールが飲み放題だった。
カードラウンジでビール1杯無料は経験があったが、飲み放題は初めてでこの点は満足。
ビールは一番搾りとハートランド。
つまみが4種類程度あったのも嬉しい。
手荷物検査を終えて搭乗口に向かう。
右隅にあった搭乗口から今回乗る飛行機を見る。
お尻にエンジンが2機ついた小型機だ。
定員は100人にも満たないであろう。
離陸時の余りの軽さに驚いた。
777などの大型機とは違ってふわりと宙に浮いた。
小型の割には安定した飛行だった。
琵琶湖が見えたり、京都の碁盤の目が見えた。
図書館で調達した本を読んでいると、すぐに着陸態勢になった。
糸島や福岡ドーム、大濠公園を通って南側から着陸した。
今回は1年ぶりの九州だが、着陸直前に福岡を見下ろすと、南の地に来たと感覚的に理解した。
まず、海の青が違う。
東京湾や名古屋港の海とは違って濃いブルーという感じ。
木々は緑が濃い。
モリモリと茂っていて関東や中部と比べて生命力を感じる。
ジャングルに茂っているような感じに思える。
沖止めの飛行機からバスで出口に向かう。
隅っこのボーディングブリッジから歩くよりも便利だ。
飛行機の搭乗率は高かったが、バス1台で事足りた。
空港からは地下鉄で移動。
改めて空港から2駅で博多なのがすごい。
この利便性は日本でもトップクラス。
博多駅に近いホテルにチェックインした。
19時からもつ鍋屋を予約していたが、時間があるのでコーヒーを飲みに行く。
福岡は日本でもコーヒーショップが集積している印象がある。
東京、京都、札幌、福岡とかそんなイメージ。
1店目、中洲の高島屋地下にある。
地下2階にあるその店はエスカレーターを降りた正面にあった。
6~7席のイートインスペースと、豆や関連商品を並べているスペース。
注文したのは、ハイチのシングルオリジンとエチオピア・ブラジルのブレンドだ。
煎り具合は、10段階中浅い方から2番目だそう。
ハイチの豆は初めて。
エチオピアとブラジルはそれぞれシングルオリジンでは飲んだことがあるが、ブレンドは初めて。
2杯とも1口目は苦みと少し渋みがあった。
ハイチは酸味があって、浅煎りというより中煎りな感じ。
酸味と苦みが味の大部分を占めており、ティーパックで淹れた渋めの紅茶という雰囲気もあった。
ブレンドの方は、2口目には苦みと渋みが消えた。
エチオピアだと分かるいい匂いと、ブラジルの深みのある感じ。
ブラジルが80%ベースを固めて、その上に20%エチオピアが乗っている感じ。
それぞれがケンカせずに、良さが上手に引き出されている感じ。
総じて中煎りでしょ、とは思ったがこれで1杯500円弱なら悪くない。
ブレンドの方は面白かったのでリピもありだと思った。
晩御飯の予約まで時間があるので、コーヒー2店舗目。
福岡で数店舗展開している店だった。
頼んだのは、エチオピアとメキシコのシングルオリジン2杯。
こちらは残念。
バリスタが味見せずに出してきたが、味見したら淹れなおしたのか。
エチオピアはかすかにその特有の香りを留めていたが、淹れカスを手で絞ったような感じの味。
メキシコは、深煎りでまあまあではあるが、ヨシノリコーヒーのコク深ブレンドのような感じ。
これで2杯1200円超は高い。
バリスタの腕もあるが、豆自体もどうだったのか。
リピなし。
やっぱりチェーンよりも個人店を選ぶべきかなと思う。
いよいよ、もつ鍋を食べに行く。
もつ鍋は1人1500円くらい。
ラウンジでビールは飲みすぎたのでお冷をオーダーしたらワンドリンク制らしい。
うーん、しょうがなくビール小を注文。
お通しもあった。
枝豆4つで400円。
正直、これはない。
もつ鍋の具材も物足りない。
モツは大きくて食べ応えがあるが、キャベツやニラが少なくて寂しい。
他には豆腐とかもあって良いのだが、何も入っていない。
もつ鍋はふるさと納税セットを買って家で具沢山を作る方がよさそう。
あとは店内の雰囲気。
店主と常連客の会話や、メニューやトイレの張り紙、芸能人のサイン、総じて内輪感がある。
なんだかなあ。
店の雰囲気はまあ置いておいて食べ物だけ見ても割高。
思っていたよりも博多エリアは外国人観光客(主に韓国人)が多いし、店もソレ用になっていたのかもしれない。
リピはなし。
ということで物足りないし、早めに退散したのでラーメンを食べる。
長浜屋というラーメン屋はいくつもあるが、何となくでそのうちの1つに入る。
値段は1杯700円。
博多や久留米のラーメンは500円くらいで食べれたと思うが、そんなのは遥か昔のことらしい。
インド人のような店員2人が切り盛りしていた。
流暢に麺の硬さを聞いてきたので、硬めをオーダー。
席に座った。
お茶用のコップや割りばしが何か湿っている感じ。
コップについては乾いてない。
まあ、もともとの博多とかってそんな感じだよなと思う。
昔の中洲辺りは何かアジアを感じる雰囲気があった。
割とすぐにラーメンは出てきた。
くちゃくちゃのチャーシューとネギというシンプルなラーメン。
豚骨だがこってりというよりはサラッと透き通る感じで案外あっさり。
見た目が微妙なチャーシューは食べると美味しい。
スープはちょっと物足りなさを感じたが、目の前のコショウを振りかけると完成した。
スープがキュッと引き締まってうま味が際立ってきた感じ。
この店のシンプルなラーメンに、ニンニクや高菜、アブラを加えてより強くしたラーメンが当たり前になっている感もあると思う。
店はそこまで混んでいなかった。
店を出ると、隣2つもラーメン屋だった。
それも1店は1杯300円弱。
これは、長浜屋を広告替わりに人を集めて最後は圧倒的価格差で客を分捕る感じだと思った。
私が出てきたラーメン屋と違って、こちらのメニューは多言語対応だった。
その後、足早にホテルに戻る。
セブンイレブンで炭酸水とつまみ、朝食を確保した。
セブンイレブンは最強である。
そんな感じで1日目終了。
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