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一人暮らしの電気代を極める

(不動産オーナーも必見)

結論から言うと、

単身、ワンルームで、居住地区が本州であれば「30A契約」
あまり電気を食う電化製品が無いなら「20A」でOK。

電力自由化は電気屋かガス屋にしてください。特別なプランには入らないのが重要です。電気屋ならガスが安くなり、ガス屋なら電気代が安くなります。なんか逆って感じですが、仕組み上こうです。

これは人それぞれ生活スタイル毎に正解があるのでご自分で考えて見てください。電気代が高いか、ガス代が高いか。

家電が多いのか?エアコンやデスクトップパソコンを常時使用か?毎日風呂を貯めて入るのか、煮物等をよくするのか?などです。


まず、電気料金が、基本料と使用量。の2段階になっているという点に注目してください。
削るのは基本料のほう。契約アンペア数の方です。

これについては先日ガジェマガのトーマスさんがお話をされており、凄くわかりやすく、流石だなと思いました。
今日の電気代も含め、節水シャワーの話なんてほとんど知らないだろう。と俺が思っていたことも知ってるし、動画もわかりやすくて面白い。好きなユーチューバーさんです。気になる人は検索してみてください。

まず、借りている物件、もしくはこれから借りるアパートやマンションの
ブレーカーの容量、契約アンペアを確認してください。

大家が土地を転がしているような資産家である場合
入居次点で、ブレーカーが最低容量の10Aになっている場合があります。
(地域によっては、たまに解約になっていることもある)
この場合は月額固定料金が300円そこそことなりますが、これでは快適に生活が出来ません。※固定料にも地域差、情勢による変動アリ

(逆に倉庫利用、ベッドのみ利用など、維持費を最低にしたい場合は
この10A契約を利用しましょう)


※ オーナーとして、逆に電気を解約してしまうと、修繕の業者がリペアに来たときに、通電しておらず作業出来ない。ということになってしまうのでご注意を。

まず、10Aで生活するとどうなるか?という話をしますが、夏冬は速攻で
ブレーカーが落ちます。エアコンを入れた途端に落ちる。
レンジを使用した途端に落ちる。掃除機を入れた途端に落ちる。他
これらは、単体で、その10A分(≒1000W)を使用してしまいます。

では15A契約は?固定料金400円以上とUPしますが、
これでもまともに生活することは難しいでしょう。
夏冬でもエアコンを絶対に使わず、電化製品の同時利用を
限界まで気遣った場合のみ可能です。はっきり言って不便過ぎます。

20A契約、これになると基本料600円位。バランスは良いですが、例えば
エアコンを使いながらカフェオレをレンジで温める。ドライヤーを使う。などした場合、即落ちてしまう可能性があります。何度も言いますが、これは完全に人による部分です。

自分はこの20A契約を長らく使っており、頻繁にブレーカーが落ちることに気が付き、自分の生活スタイルでは30A契約が最適と思い交換しました。
(10A~60Aまでの交換は初回無料の電力会社が多いはずです。これについてはお住まいのエリア、契約している電力会社にお問い合わせ下さい)

現在の30A契約ですが(月額850円前後)一度もブレーカーを落としたことは無いです。エアコンをかけながらレンジを使う、洗濯機を回す、掃除機をかける。など、比較的安定利用が可能です。ノートPCにコタツなどを使えば、
春・秋であれば1,800~2,200円程度で電気代を抑えることが出来ます。

夏・冬でも、よっぽどの酷暑、極寒でもなければ3,000円台後半未満。
酷くても5,000円のラインを死守することが(無理なく)可能と思います。
注※比較的新しいエアコンの場合

逆に単身者で40A以上の契約が必要な場合は、IHクッキングヒーター
備えている物件や、明らかに電気をたくさん使う。という意識がある人
基本料金は1,100円~それ以上となり基本料金だけで1,000円の大台に乗り、そういう人は往々にして月に4~5,000円以上の電気代を払っています。夏冬に関しては6~8,000円程度単身でも使う。一番高い例では単身1DK8畳で月に1万5000円だったとの話を聞きました。

余談ですが賃貸のIHクッキングヒーターは地雷ですので避けたほうが良いです。最近無くなったのは、単純に評判が悪かったからです。理由は調べただけ出てくるので、当エントリでは書きません(笑)


間違っても単身者が、電力自由化で「従量電灯」意外の契約形態に変えてはいけません。特に、地場のガス会社等と提携しているものは悪質です。
ああいうので得をするのは基本的にファミリー向けです。ケーブルテレビや携帯キャリアと提携しているものも同様、何等かの縛りは無いか?試算はどうか?内容を良く精査する必要があります。

よっぽど電気を使うタイプの生活をする人間でないと5,000円以上、場合によっては1万円に迫る請求が来てドン引きすることでしょう。彼ら代理店も必死なので、高くなるとわかっていても平気で高いプランを営業してきます。

自分も実際に試算してもらったら、現在の消費電力だと従来の従量電灯Bの30A契約で1,800円程度だったのが、見積もりを取ったら月6,000円以上と言われました。これをしれっと勧めてくる。単身者向けの営業としては、明確な悪意を感じざるを得ません。

相場観としては、日勤の会社員で節約気味の生活をしていれば、春・秋は月2,000円程度、夏・冬は4,000円程度というのが平均かと思います(2LDK以上の物件や同棲相手が居る場合を除く

空調を24Hで回しっぱなしだったり、デスクトップのPCを常時使用だったり
エアコン使用や在宅時間、その他、電力消費が大きい機器を使うなら5,000円以上。8,000円も使えばかなり高額な方だと思います。


反対にガチで節約すれば1,000円台や1,000円前後も達成できますが、そこまでやると、生活に支障をきたしQOLが著しく落ちるので止めたほうが良いです。風邪を引いたり体調を崩したら元も子もない。

つまり

電気代を下げることで、次に富を生み出すためのエネルギーが失われてしまう。この基盤を担う部分、電気というインフラ代金をケチるのは非常にコスパが悪いです。快適な環境のほうが、費用対効果が高いということですね。

そのうえで電気代の見直しをしてみましょう。以上。

身の上等はこれから書いていこうと思います。サポートしていただければ幸いです。1杯のコーヒーから、環境活動、多様性の理解推進、生活費やガジェットのレビュー等に使おうと思います!