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浅層混合処理工法と単価

浅層混合処理工法の単価や受注金額はどのくらいになるのでしょうか?浅層混合処理工法は、一般的に新築戸建て住宅の時に採用されるため一般人にも相場観があるかもしれません。基本的に住宅規模では30~50万円程度が相場です。ここでは、マッドミキサー工法(セリタ建設)を例に単価と内訳に関しても詳しく解説しています。

浅層混合処理工法と単価
撹拌状況

浅層混合処理工法

浅層混合処理工法とは、地盤改良工法の一つでありGL-2.0m程度までの地盤改良時に採用されます。適用建築物は、小規模建築物・小規模土木構造物・道路・駐車場・工事用搬入路等があり戸建て住宅などを建設するときに行う地盤改良として一般の方にも広く知られています。

費用

新築戸建て住宅の建設などに際し地盤改良を行う場合、浅層混合処理工法(表層改良)が一般的です。軟弱層が2m以上ある場合は、建設予定の住宅規模に応じて柱状改良などとの工法検討が必要ですが、浅層混合処理工法の一般的な相場は30~50万円程度であり坪単価は1~2万円程度になります。工法別の比較表を下記に添付します。

比較表

公表価格(単価)

そもそも、公表価核とは通常取引において標準価格・定価・設計価格などと呼ばれているメーカー(セリタ建設)や施工業者の販売希望価格の総称です。ここでは、参考例として地盤改良の工法名・規格・単価に関して紹介します。
工法名:マッドミキサー工法(セリタ建設)
規格:浅層地盤改良工法 粉体改良 マッドミキサーM-Ⅱ型(2.0超~4.0m)
単価:1,646 円/m3

単価詳細

上記単価の内訳に関して直接管理費の詳細を記載する。

直接管理費

直接管理費に加えて、0.8m3級ロングバックホウ等の資機材や間接費などを計上すると2023年1月号頁の公表価格では、単価:1,646 円/m3とされています。

まとめ

浅層混合処理工法の相場を理解できたでしょうか。一般的な戸建て住宅建設時の相場は30~50万円程度であり、具体的なメーカー(セリタ建設)の工法を例に挙げると1,646円/m3となっています。浅層混合処理工法の仕上がりは、攪拌混合時のバックホウオペレーターの技術力に左右されます。それらを踏まえて地盤改良工法の発注を検討しましょう。

 

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