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綾瀬川次郎、頑張れ、!!

今日はブロガー。いやブログ。ダイヤモンドの功罪、おもろくて、こればっかりに意識が向かないように工夫しなくちゃいけないタイプの作品だ。これは言い過ぎかもしれないけど、ここに金使い出したらキリがないから、逆にやめとこうみたいな。坂口恭平への向き合い方と似ている。なんだろうな、それは言い過ぎなんだよな。まあ接している時間がまだ短いのと、そうだねまだ4巻しか読めてないから。量が足りない、そんな大仰な言葉を使って褒めるには。でもおもしろいものってなにが面白いかって、ありがとうございます、を表現したいがために買うんだよね。そのとき損得勘定してる俺はいない。

まだ言葉にするには早いのかもしれなかったけど、そろそろ文章を書きたかったので、ふたつのタイミングは噛み合わなかったけど書き始めた。

どこが面白かったとかそういう話を今日はしない、たまたますることになるかもしれないけど。でもこの漫画を買うに至るまでの動作のなかに、すんげー再現性の高そうなものがあった。それを見つけて、ほんとにそうなのかは買った直後とか買う直前に俺がどんな気持ちで手に持った本の質感を確かめているかをみてみることでわかるから、バイト終わりの本屋ではそれを意識的に観察してみた。
肌に合うってことなのか、たとえば元々ガチンコで好きなハイキューもそうだけど、人に薦めて、どんなところがイカしてるよね、みたいな話をしたくならない。もういい。それは満足なのか、でもちょっと、俺の人生のあるポイントで、たまたま心の隙間にハマるようなピースをみつけたとして、どう言葉をつくしても、俺の心のなかで起こったミラクルを、共感はおろか表現できるわけがない。これは傲慢な思い違いだということはわかっている、と今僕は注意書きをすることができるが、正直それもそう思っているフリでしかない。ほんとに、今俺の心のなかで起こっていることが100%で、それをひとに言っても仕方がないし、したがって言葉というツールへの載せ方を考える必要もない、あるとすればそれは、俺はこんなに素晴らしい作品の良さがわかる素晴らしい人間(のポテンシャルを少なからず秘めた存在)だと皆に、できるだけ多くに人に知らしめたいと願うときだけだ。

とはいえそれがうまいこと文章のなかにこもったら読んでいてすごく面白いだろうなと思うので書いてみる。書いてみている。

とか偉そうな口ぶりで僕とこの漫画との出会いを書いてるけど、このマンガがすごい!一位に選ばれてるから出会えてるわけでな。そんな悟ったような感じで、俺は良さをわかってるからもう人気になんてならないでいいんだ、とかいうのも変すぎる。20万部以上売れてるんじゃなかったっけ、50万部だっけ。面白いよ。毎回読んでるわけじゃないというか、このマンガがすごい!を意識して買ったのは、光が死んだ夏、に次いで2作目なんだけど。むかし進撃の巨人とかも選ばれてたよね。

6/4、追記。
これこそキャラクターがよく描けているというやつなんだと思う。物語の大筋がどう運んでいくのかが気になるというよりは、ただこいつが、綾瀬川次郎、巴円が、雛桃吾が、あと名前忘れちゃったけどU12のみんなが笑って生きていけるのかこそを気にして読み進めている。頑張れ流川、頑張れ赤木である。たしかにそうだ、素晴らしい作品に心を打たれたというより、素晴らしいキャラクターに心奪われたといったほうがしっくりくる。魅せ方の巧みさについでにおどろくこともある、やっぱりこの漫画をよく思っておいてよかった、正解だったんだ、と思うこともある、けど、そんなのはいいんだ。

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