エアコンと鼻ムズ

5:48、5日のうち2日目、鼻ムズ、みんなは俺が面白いから会いたいのかもしれないけど、俺は俺の面白いと思う人と会いたいんだよ、って台詞を思いつく。めちゃくちゃだ。そんなこと言うなと思ってしまうけど、会いたい人と会う人生には僕もしたい。気になったことを心に留めておけるようにして、会いたい人には会いにいく人生にしたい。

鼻ムズがやわらいできたのは風の少ない場所にきたからだろうか。外房線ではエアコンの真下に立ってしまって、寒くはなかったが体に悪そうだった。あと鼻がむずむずした。外でもそうだった。今はそうでもない。さっき、またエアコンの真下の席に座ってしまって、ありゃ風くるなここも、と思って、少し迷ったあと斜め前の区画に移動することにした。見た感じ、そのへんの席の上にはエアコンがなかった。

everydayという坂口さんのアルバムを聴いている。SoundCloudで無料で聴けます。これだけじゃなくて。ほんとはあれをきこうとしたんだけど、あれを聴くには曲名を考えるところからしなくてはならなくて、いつも通り前そこで止まっているところから音楽を聴き始めたら、これでいいかなー、うん、これで。と思えたのでそのまんま。

死ぬ前にこれはやっときたい。ことをこの前病んでるわけでもなく、まあ慢性的にはクソ病んでるが、その波がフラットな夜にそのことをなんとなく考えてみた。そのときは、あんまりないな意外と、このままでもいいんじゃん俺、ということで、ほんまか?と思いつつ寝れたが、さっきまた、たまたま考えたときに、いや山下さんのラボはいかな後悔してたな。と気づいた。ということは、明日は生き延びないといけない。珍しく、絶対に生きて終えなきゃいけない日が明日と、明後日の夕方までだ。だからといって過ごし方を変えることはしないんだけど。健康診断、受けとこかなーくらいは考えるかもしれない。でも受けるのはもっと先だ。当たり前だが。

ザクザク書いてってるな今日も。いいことだ。快調のサインだ。ザクザク、さっくり、は僕の気持ちよさのほうにある擬音だ。それを意識すると上手くいく、というのはいつも後付けとして思うことであって、もっともっと先のことを考えるときに、僕はこの音を使う。たまに現地で思い出して、こういうのはザクザク進めちゃう、まずはね、終わらせちゃう、最悪これでもいいってとこまでね。と心がけることができるが、それはすごくラッキーなときだ。

everydayは曲の数も多いので嬉しい。千駄木で何を食べようか迷う。カツ丼はマストだと思ってたけど、最近好きだと気づいた豚や卵はたらふく食えているし、徐々に、絶対食べようとは思わなくなってきている。そこで食べないことを選んでも正直だし、でも食べることを選んでも、なんというか体に正直な感じがする。どちらでも良いのだと思う。そういうのはほんと、頭を使わずに決めてしまっていい。かといって、悩むのも楽しいから悩ましいところなんだけどね。眠いので一度寝て、今日は中沢新一の精神の考古学を持ってきたので、俺は、日の出ているうちは難しいことを勉強したがっているのかも?という仮説を調べ進めていく。口当たりの軽いエッセイだとか小説だとかは、電車とか読める時間が短く限られているときに読みやすいものであるようで、僕の場合そうではないような気がしてきた。こんなことしてる場合じゃない、と、朝の電車にいたら思うことが多い。もっと難しいこと考えなきゃ、俺も考えられるようにならなきゃ、と。ならばまずはその貪欲さに付き合ってあげて、いきなり懐柔したりしようとしないことだ。ここで、勉強したい俺、俺を大事にしたい俺、とかいろんな俺を、まだ出会って日の経たない今日の俺を、ランクづけしてしまうことはない。順番だ。

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