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サウナアンチ卒業/9月の移動手段を考える/窓から見える布団

6:28
おはようございます!羊羹を食べています。三日間位伊豆だかに旅行に行っていた母のお土産です。昨日バイト先で妹がもらってきてくれたホットドッグと一緒に食べました、朝飯完了。たまにはこういうあるもの組み合わせた朝飯もいい、朝飯ように用意されたものではないいくつかの食べ物を、今日の朝、腹の調子と容易の簡単さから見てあげて組み合わせる、すると朝ごはんから生活の変化をいきなりミルことができて、満たされた感じになる。昨日久しぶりに地元の友人たちと外の風呂に入った。ここ2ヶ月間サウナが流行りすぎてアンチしたくなったので全く行かなかったのだが、久しぶりにサウナ室に入った。なんか暑くなってた、多分頻繁に通ってる人たちも驚いていたのでロウリュウの直後とかだったのだと思うが、そういえば昨日は月曜日だったからあの銭湯の唯一のロウリュウデーではないか、絶対そうだ。あの部屋の中ではいかに平静に振る舞うかというのが少なくとも部屋の中での格式に関わる大事な要素なのだが、昨日はもう適当に美味しいとこだけもらおうと、めんどくさいから水滴も払わないし、暑苦しいから入ってしばらくタオルを口に当てていたし、汗の出方がちょうどいいなと思ったら割とすぐ退出した。あと2分くらいは頑張ろう!となってもいいような集団の空気感はあったが、水風呂が混雑するのもアレだしさっさと出てみた。水風呂もすげえ冷たく感じて、しかしどうやらこちらは僕が久しぶりだからというだけらしく、30秒くらい早く入ってカエラだが慣れているはずの僕より早く肩まで使っているものたちばかりだった。ここでも僕は美味しいところ、体の輪郭がぼんやりしてくる感覚だけ欲しくて心臓がバクバクするのはいらなかったので鳩尾くらいまでしか入らなかった。寒いと感じないためのテクニック、手を水につけないという奥義は忘れていたが終盤思い出し、最後は最も身体に負担がかからないであろう状態だったが案外水風呂にはながくいた。30秒後にきた人たちと一緒に水風呂を出て、丹念に水気を払い落とすこともなく外に出た。白いプラスチック製の椅子は5つくらい並んでいるが残念ながら埋まっており、その奥壁際にある気でできたひな壇みたいな二段の腰掛けスペースに座った。Siriがつくであろうところはもちろんお湯で丁寧に洗い流した。サウナや銭湯、温泉全般に言えそうだが、衛生的なことにこだわるとキリがないというかどう足掻いても嫌ならくるな、というくらい両者は相入れないものだから、まあ基本は行かないが友人の誘いで行くのであれば、いかに汚さをみないふりするかというのが重要になってくる。椅子にいっぱいだけお湯をかけることなど本当に焼け石に水もいいところであろうが、汚れが綺麗に洗いながされたその動きをイメージする、座るときも、僕のお尻の周りだけ、椅子と面で触れていても五条悟の纏っている無限がその間にあるように、なんとも都合のいいフィルターの存在をでっちあげる。でっちあげるという類の言葉をその場で思い浮かべなければ、現場での立ち振る舞いは完璧だ、比較的気持ちよく、友人との談笑、風呂でしか不思議とできないような砕けた柔らかい口調の会話、これもまた銭湯での美味しいところ、旨味成分というとなんかちょっと風呂を鍋に見立てて若干不快なレシピへと想像が結びつけられかねないのでやめておく、を味わうことができる。味わうも嫌だなこの流れだと。ということもあり昨日は総じて楽しかったし、昨日なら外へ風呂に行って、ちょっとだけサウナを楽しんでもいいかなという感触が事前にあったのも良かった。思い描いていたことが実現というか、僕の身体の近くに具象として降りてくるというのは、なかなか代替しがたい幸福感があるものだ。サウナも入っちゃうし、でも基本断る、これがサウナブーム(終わりかけだが)との僕の付き合い方、その最終到達点である。ちなみになんとか理由をつけて1セットだけで収めると、後に疲れがこなくてなおいいと思った。サウナは2ヶ月に1セットが吉。劇薬だからね、これならブームが過ぎ去っても楽しめるんじゃないかと思った、寿命を縮めなそうな、しかし爽快感は依然として強いサウナの魅力。アンチを卒業できて嬉しく思う。

8:11
ベッドの上からメモる。9月にちょこちょこ母の車を使える日があったので、それの踏まえて来月の移動手段をまとめて考えている。9/8のサローネフォンタナでの坂口恭平のライブ、彼女の家との行き来、バイトがその前後にある場合どうするか。車のを使う場合まず体は絶対的に楽、これは昨日までの3日間でわかった。道に慣れないと少し怖いが、自動車保険に加入してればもらい事故にも対応できそうなので割と気楽に移動できる。寄り道もちょっとお金と手間が勿体無いなーではなくまったく逆といってもいいくらいの、休憩ついでにという形でできて、違った1日の楽しみ方が自然に生まれる。ただ基本、駐車場料金、ガソリン代、高速代、自動車保険代を考えると、ETC代をガソリン多めに入れて返すことでチャラに考えるズルいテクニックでごまかしたとて、例えばサローネフォンタナに行くのであればアクアラインを使うことになって、高速代だけで行き帰りの電車賃と同等にかかる。コインパーキングは1時間だけだがまあないところから出費は生まれているから見ないふりはできなくて、時間の面でも彼女の家を経由するとなるとライブ終わって1時間後だから21時〜21時半に彼女宅について、そこから高速使ってまた早くて1時間ちょっと、実家に着くのは23時過ぎでもおかしくないとすれば、流石に遅いか。遅いのはいいが体が楽だからといって出費の水準をなんでもあげていいような収入ではないはずだから9月の前半も、サローネフォンタナは電車でよさそうで、8日金曜日に彼女と一緒に千葉へ帰るのは難しそうだ、そもそも千葉に帰るかどうか確認してないんだったガバガバだ。サローネフォンタナはやっぱり今行きたいので、ちょっとスケジュール管理をミスってダブルブッキングを後からしてしまったのだが、日曜日バイト終わったあとに亀戸で合流して一緒に彼女の社宅に戻るかたちで、別に会う時間を作らせてもらおう。とにかく今はいろいろな刺激が欲しい、好き嫌いはせず、すべてと適当に長い目で付き合っていくのが心地いい、どうせ全て目の前にしたら僕は必死に向き合おうとしてしまう、せめてフラットな気持ちのうちに、げんてんみたいなものを設定しておく。揺り戻す場所を作る。9月の週末は1、2週目ともに車を使える。車は楽だがどうしても出るお金の絶対値は大きいから、あくまでパフォーマンスというか、遊びのひとつというくくりにいれて、彼女を家まで送り届ける時に使っていきたい。サローネフォンタナは電車旅でいこう、帰りは少ししんどいか、でも華金だから20時〜22時あたりで帰れればセーフな気がする、飛び抜けて窮屈な移動にはならなそう。行きは平日だからもちろん外していきたい、近くにカフェや書店、ギャラリーなんかやってたら寄り道したい、世田谷区の方は滅多にいけないし、神奈川寄りにはいい雰囲気の書店が固まっているイメージがずっとあるから、どう転がるにしても目で確かめたい。ひとまず車を使わない予定だけが決まったのと、9月はどう車を使っていくかという心持ちがなくとなく見えたのでよかった、おいおい使って遊ぶ予定も立てていきたい、月イチもあれば十分だが、月イチで練習も兼ねて車と触れていくことが大事な気もして、頭に留めておく。

13:03
昼寝を終えて書いていく。SoundCloudではんてんさんの飛んだ日を聴いている。声が可愛くていい、癒されるというよりはあくまでワクワクする、今耳元から何かが始まって僕の中でイメージと呼ばれているものが立ち上がってくるのを感じるような良さ。声が可愛いのはそれを聴いていられるための語り口の柔らかさというか、なんだかこの言い方だとおまけ的なものに見えるがとても大事なことで、要は僕の身体の内か外どちらで仕事をしてくれるか、みたいな違いだと思う。目の前の、僕が家でものを書くときのニュートラルポジションみたいなデスクの前、垂直についている窓から、知らない奥さんが布団をバンバン叩いているのか見える、窓にかかったレースのカーテンと、やや右下がりに真っ直ぐ伸びた5本の電線に遮られて、まじまじとかおお見ることはできなかったし、むっと目がいってしまうような薄着だったので仕方のないことに気を引かれたが、これらの柔らかな障壁が僕の探究心にどう作用したのかわからない。今となっては確かめようのないという不確かさと、現に気を引かれているまさにその時は、邪魔されながらも障壁なんて目に入っていないから、そもそも考察の余地もなかったこと。コーヒー牛乳の紙パックを思わせる二階建てのアパートのちょうど二階、背もたれに腰掛けると目線が合う高さのベランダ。奥さんにめっぽう叩かれた白い布団は、あるいはハンペンだったのかもしれないと疑い始めたらキリがないほど曖昧な布団、もう、半分だけ見える部屋へとつづくガラス扉の奥に消えていて、代わりに斜面を転がり落ちてくる、映画の見過ぎな大量のリンゴをモチーフにしたような、カラフルな敷き布団がかかっている。風をうけた時の揺らめき具合からしてあれは布団カバーか、正面から横長の長方形として見る分にはわからなかった。布団にしてもカバーにしても3枚干すには物足りないくらいのスペースだから、工夫してこの馬鹿げた日差しを使ってやろうと画策しているのだろうか、想像をそう膨らませるには口元があまりに固く結ばれていた気もするが、楽しい時に鼻歌だったり独り言だったり思い出し笑いだったり、それこそ目の前の布団みたいに入れ替わり立ち替わり、緩んだ口角として僕のご機嫌、ワクワクの象徴は一直線に表現され続けているが、みんながそうではないし、うまく布団を干そうと作戦を立てるのが奥さんにとってそこまで楽しいかはわからないし、これを書いている僕はお山のように口を結んでいる。暑いだけかもしれない。眩しいだけかもしれない。おととい車で迎えに行った彼女が険しい表情で向かってきたので今日はちょっと大変かもしれないぞと、心当たりはないが確かに決めた覚悟をよそに、まぶしかっただけ、と言っていてほっとした。

22:10
バスケW杯を観て。面白くて汗かいた。手がわけわかならなくなったけどいい絵が書けた。

バスケットボール


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