見出し画像

生後8ヶ月の彼との1日

ある晩、抱えた息子が「異様に熱い」と夫。唸るような暑さが続いている時期。熱を測ると39度。頭の奥がチリチリいうような、ショック。
新生児の頃と比べると逞しくなってきた身体も、心なしか脱力しているように感じる。私たちがいないと、この子は生きられないんだという当たり前の事実をまた深く噛みしめる。

翌朝早くから病院にいった。日曜日の急患扱い、そして高熱を伴っていたので別室に隔離されていてやたらと物々しく感じてしまった。結果としては赤ちゃんのほとんどが経験するという『突発性発疹』だったが、診断時は熱以外の症状がなくて「確率で言えばほぼほぼ突発性発疹、万が一があるので様子を見るように」とのことだった。小さい息子が、熱くて柔らかくて苦しそうで、他のことを考えるのが難しいほどだった。
多くの育児本に書かれている通り、3日程高熱が続いたのちに熱が引き、ほどなくして発疹がでた。(本当に安心した)
息子の場合、発疹はそこまで多くなくて3、4日で消えていった。

06:00-12:00

毎朝誰よりも早く起きることが安定して来た息子。7時になるとルンバが掃除を初めてくれるので、それを見ようと必死に寝ている夫をよじ登りずり落ちて懸命に働くルンバをみる。夫の枕元にあるティッシュをみつけて、気がすむまでティッシュを出す。ベッドボードに手を伸ばし、エイヤとつかまり立ちをする。そんなことを延々として、気がすむと夫をまたよじ登ってずり落ちて私の横に帰ってくる。うとうと一緒に遊びながら、なるべく7時台に朝食以外の朝の家事をすまそうと起き上がる。

それぞれのご飯を一緒に食べるが、誰より早く起きている息子は朝ごはんの途中から疲れがみえるようになって来た。朝食をもっと早い時間にすべきなのか。朝食の後ほどなくして息子が午睡をするので、家事を進める。この時間に文章をかいてみたり、本を読んでみたりしたいのだけど、なかなかそこまで届く日は少ない。

12:00-18:00

3回食になって、お昼ご飯も一緒に食べるようになった息子。スパゲッティやおうどんにも慣れて来たので、大人が麺類の日は一緒につくる。一度、ホットケーキを試してみたら、水分量が少なかったのか口の中をパンくずまみれにして苦しくさせてしまった。9ヶ月から11ヶ月までの離乳食後期に入って、チャレンジできる食材の幅がぐんと広がってわくわくと色々試してみたくなるが、彼にとって新しいものが必ずしもうまく食べれるわけではなくて、硬さや水分量を図りつつ慎重に試していく。
家事と育児の生活は納品日的ゴールがなくて、延々細かいタスクや悩みに追われているようだけど「離乳食」という分野は「息子が食べれるか」「噛めていたのか」などフィードバックが多少感じられる手応えのあるものに感じられる。(そういうことに飢えている)

18:00-24:00

午前中に1時間ほどの午睡ができていると、起きてから3、4時間経った頃にまた午睡をしだす。2回目の午睡から起きるのが17時よりも前になると、夜の入眠がスムーズだ。
私自身が寝つきが悪く、眠りとの付き合いが本当に上手くできないのだけど、息子はわかりやすく昼寝をしたり夜もすっと寝る。そのことに本当に安心する。

今のところ、大人の晩御飯は息子が寝た後に作って食べている。21時ごろになってしまうが働いていた頃と比べるとかなり早い。息子が少しずつつかまり立ちをするようになって来ているので早急に模様替えをせねばと思っていたのもこの頃だ。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?