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ロマンが 息づかいが

福岡は中央区に桜坂という地域がある。フクロウ公園の傍に加藤司書の生家があります。昔住んだアパートのすぐ隣だったので親近感を持ちます。
(近くの通りは緩やかな坂道で動植物園まで伸びているが武士の往来する当時この道が戦場と化したらしい。
流血により赤く染まったこの坂道が赤坂という地名の由来だそう。赤坂という地名は桜坂のすぐ横に存在していますが)

 その近隣の動植物園の裏手に平尾山荘という名の野村望東尼の生家も。 また、野村望東尼を慕って高杉晋作が福岡城の城下町や、大名という地域にある聖人通りも闊歩していたそうだ。

高杉晋作は奇兵隊を組織。坂本龍馬にピストルを護身として渡した事も有名。

他に月形洗蔵、平野国臣など福岡城を軸に往来していたらしい。

今住んでいる大野城市の隣の筑紫野市には月形洗蔵の土牢跡の石碑が筑紫野IC付近にある。
(月形半平太のモデルだったとも)
その隣には超有名な太宰府天満宮が。
五卿がこの地に流され、隠密りに西郷隆盛や坂本龍馬も足を運んだとか。何を密かに話したのでしょうね? こんな身近に歴史の足跡が埋もれていたなんて。

 また道真公ゆかりの太宰府には四王寺山の麓で都府楼跡があり万葉の歌人もこの景色の下で詩を詠んだかと思うと更に感慨深い。(令和発祥の地)

ホントに余談ですが
詩吟の大会が大宰府で(天満宮の傍)あって参加してるんですが、その同じ空気を吸って吟じる事が出来るなんてと、ひと時の幸せを噛みしめているんです。

 奇遇に思いそれをロマンと感じる。
これまでの自分の柄ではありませんが本物に出会った時は素直に感動出来る心は大事にしてゆきたいものです。

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