人の心を揺さぶる演奏とは

コンクールまであと2か月となった。暗譜で弾けるようになったのだけど、どうしてもうまく弾けないところがあってドツボにはまっている・・・なんとかしたい。↓近況

https://youtu.be/XTBbzXkCzWo

とあるピアニストのリサイタルに行ってきた。特にファンだったわけではないけど←、私がコンクールに向けて練習しているベートーベンを弾くので、勉強のために聴きに行った。本命の熱情第3楽章は私の単調な演奏とは違い、とてもメリハリがあって学ぶところが多かった。

もちろん国際コンクールで優勝したり、実力は素晴らしい方なので、確かに演奏は隙がないのだけど、なぜかあまり感動はしなかった。たぶん優等生的な演奏なんだと思う。上手いんだけど、心をつかまれる感じはしなかった。

その一方、先月反田恭平氏のサントリーホールを聴きに行ったときには、数日間心の中を支配されてしまったようだった。どうして彼の演奏はここまで人を惹きつけるのだろう。何が違うのかな?と考えてもわからないけど、ピアノを真剣に始めた年齢が遅かったとか、特別裕福な家庭ではなかったとか、自分に重ねてしまうところもあるのかな?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?