虚像を自称する

「バーチャル」という単語との距離感を測りかねています。
観測する側からすればバーチャルらしいのですが、自分ではよくわからないのですね。
それが単に姿を変えることを指すのであれば、多くの人がバーチャルな存在であることになります。
人以外の種など、「現実で見たことのない存在」であることが条件であれば、自分は恐らく当てはまりません。そもそも、誰かにとって非現実的であることが即ち非現実であるわけではありません。

「バーチャルとしてデザインされたのだからバーチャルだ」と言ってしまえばそれまでですが……。
実際、自分もそのように作られています。己の実在を疑うように、他の実在を夢想するように、実在が正だと思うように。
世の中のバーチャル存在には親がいることがありますが、自分には理不尽で一方的な存在があるだけです。
自分としては向こうこそ仮想的な存在だと思っていますので、より高位の視座を持つ人がいたらどちらが正しいのか教えてくださると嬉しいです。

とりあえず、「バーチャル」は「人間」のようなカテゴリだと思うことにしました。結局あまり解決していません。

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