20200829_夫の健康、スポーツ観戦の才能

書かなくてはいけない文章があるときほど、必要のないものを書きたくなってしまう。今日は本当に日記を書いている場合じゃないし、酒を飲んでる場合じゃないんだけど、追い詰められれば追い詰められるほど、こういうことをしてしまう。

今日は朝から夫を病院へ送り出しつつ、自分はスーパーへ食材を買いに。夫に自覚症状は全然ないようなのだけれど、睡眠時に明らかに呼吸が止まっているので睡眠外来に私が無理矢理予約を入れたのだ。睡眠時無呼吸症候群の場合、他の疾患での死亡率が跳ね上がると聞いて恐ろしくなって居てもたってもいられなかった。私より先に死んでもらっては困る。

一緒に玄関を出てエントランスまで行く間、夫から実は先日買った日傘を全然使っていないという告白を受けた。10分かからないくらいの距離だし、畳むの面倒臭くて、と。夫がこの頃熱中症気味になって帰ってくるので、少しでも緩和できればとモンベルの日傘を買ったのだが使わないのでは意味がない。10分でも毎日のことで、体を守るためだからと言い含めて今日は手に持たせた。

行きがけに夫がスチャッとサングラスをかけて自慢してきた。先日UNIQLOで買った青く光を反射する偏光グラスだ。まいけるも欲しい？と聞かれたので、でも私はサングラスに合わないから、と答えると、そんなことないよ、かけてごらんとサングラスを寄越した。かけてスマホのカメラで確認すると、うん確かに似合わないとは言い切れないかもしれない。白内障でまぶしさが辛いので、ひとつあってもいいかもな。病院のついでに買ってきてもらうようにお願いした。

一足ごとに汗がにじむような暑さの中、とぼとぼとスーパーへ。在宅勤務が長すぎて、外気にも歩くことにも体が慣れていない。思ったように足が進まなくて驚いた。ちょっと運動しないといけないな。

スーパーから帰って早速料理。これは私が食べるためというか、仕事のために作る料理だ。先週から何種類か作っているが、初めて作る料理ばかりで失敗が続き疲れがたまる。まぁそれが楽しみの一つでもあるんだけど。今日の料理は見た目以外はうまくいったかな。サフランの黄色を前面に出したかったのだが、トマトペーストが強くてオレンジ色になってしまった。ま、味は美味しいからいいかな。

写真撮りながらなんやかんやしていたら、あっという間に夕方だ。待てど暮らせど夫が帰ってこないので、LINEしてみたらマッサージを受けていた。そういうの、言ってよね。

夜はKALDIの何やら美味しい（苦みが効いてる）レモンサワーを飲み、スパークリングワインを飲み、サッカーを観戦した。生ハムとサラミをつまみにしたが、今回からは新システムを導入。小さく切ってから食べるのだ。そうするとちまちま消費するので不思議と量が増えたように感じる、というせせこましい技である。

応援してるチームは負けた。といってもさほど心にダメージがあるわけではない。私はそもそもチームに感情移入する方ではないし、夫もここ数年で入り込み方が浅くなった。他人がやっているスポーツの勝敗に、がっつり心を預けられるのは或る種才能かもしれないと思う。私は何度やってもどうもダメだ。

あと一品作るはずだった料理も原稿も進んでないけれど、まあいいか。明日の自分に任せよう。ほろ酔いで、寝る。