〜だっせん〜18父の絵日記を紐解く“少年の昭和史”⑦ -みまさかぞく#034
昭和33年、父が書いた夏の絵日記。今回は、先生からのハガキ(残暑見舞いかな)を待ちわびていた父の、子ども心あふれる日記を紹介します。
1.8月17日 (日)曜日 天気 (はれ)【原文】
まい日ぼくは、先生のはがきをまっていたら、きょうきたのでうれしかったです。「また、出そうか」とゆうたら、おかあちゃんが「先生も、ぎょうさん、じゃあけん、そうだせるもんかな」といいました。
【先生より】
おそくなってごめんね。
【解説コーナー】
私が目に留まったのは、郵便屋さんの制服。黒い