数字を気にしていられない
どうもにょーるです。
ホームレス生活も4日間ほど経っていて、心境に変化も見られるようになった。
ホームレスは圧倒的に独りぼっちでとにかく自分との会話を繰り返すようになり、少しずつですが不安という感情もででくる。
「やっていけるのだろうか。」
とか
「歩くのしんどい。」
など
ネガティブな感情になっていることに気がついた。みんなそんな恐怖を持ちたくないからホームレス生活はやりたくないんだなと分かった。
昨日はスマホをほぼ使っていなかったので、ちょっとした面白いことに気がついた。
時間という感覚は外の明るさによってなんとなく分かるのだけど、カレンダーを見ても今日が何月何日かはよく分からなくなる。
なるほど、ホームレスに今日が何月何日などということを知ることに意味がないのだ。
いくら時計の針が0時を回って日付が更新しようが、私はホームレスであることに変わりはなく何もリセットされないのだ。
平成から令和に元号が変わろうが、日付が変わろうがホームレスにとってそんなことを気にすることに何のメリットも無かった。
もしかするとホームレスの中には元号が変わったという事実を知らない人もいるかもしれない。
それだけ無意味だということだった。
私がそこで考えたのは、いくら人間の年齢が70歳とか80歳だとか数字を重ねても、その度に何もリセットされずに人生が継続される。
学生から社会人になって環境が変わっても人生は継続されるし、ホームレスはホームレスのまま。
つまり人生は何年もあると言う考えではなく、生まれてから死ぬまで何もリセットされないので、人生はたった1日しか無いのだと考えた。
その1日で全ての生物は何を学び、何を経験してどのように成長していくかを繰り返さなければその1日は何事もなく終了を迎えるのかもしれない。
数字という概念はあくまで農耕民族のためにあるんだとホームレスをやって気がついた。
それではここまで
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