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私の生理のしまい方

『私の生理のしまい方』

原あいみ(著)
関口由紀(監修)
発行:KADOKAWA

身体のこと、精神的な揺らぎの事
謎の不調、耳鳴り、めまい、そんなつもりじゃないイライラ・・・
この感じってなんなの?!分からなくてこわい、なに、、?って思いつつ
誰かに聞いてみたいけど、切り出すきっかけがなかったりして
そういう時に症状をネットで検索したりすると、より不安で怖くなるあるある。
そう、40代50代60代
身体がどんどん変わっていく中、
心がおいてけぼりになったり
身体がおいてけぼりになったり
先の見えない不安に駆られたり・・・
若い時には無理もできたことが、今やると響くったらない。
前は1.2日で全回復できていたのが、1週間引きずる疲れとか。
それにあわせて心も低迷していく経験がでてきました。
心と身体はつながっていて、私たちのいる現代のシステムや流れに流れて乗っていると
歳を重ねた私たちには時に泣きたくなるほど辛かったりする。

本の最初にこんな言葉。
「40代以降の今は、人生の路線変更のシーズン!
人生後半に向けて心身や環境を整える
大事な時間へと変えていきましょう」
まさにだぁ。
転換、大事!
みんなそうなんだ!
この本にはいろんな女性のお年頃ならではのつらさ・悩み・言いづらいこと…
そしてそこからその人なりに転換していった姿が描かれています。
情報過多の時代に、不安感をあおられずに正しい情報を取る事は、今や生きる上でとても大切なことで、色々な先輩たちの体験談を知れる事は本当ーーーにありがたいこと。
この本は、その点もか・ん・ぺ・き。
本は、すとんといつでもその中に必要な内容があり、出所がしっかりとしている。
信頼できるという点でもやはり素晴らしいと思います。
私にとってはこれからやってくるであろう「更年期」をやみくもに怖がらないためのお札みたいな存在かも。だんだんプチ不調感じるのよ。
そういうと、まわりの先輩たちに「早いよ~!」と言われるから、たぶんこんなの序の口・・・。
でもホルモンの影響を受けやすいので、早めにゆっくり転換してこうと思っています。
嫌うんでも、隠すのでもなく、新しいペースや自分なりの向き合い方をみつけたい。
そしてマンガのイラストは「おにのこニコちゃん」でSENSEOFWONDERでおなじみの
原あいみ先生。
あいみ先生のイラストや表情がいつもかわいくて、温かくて大好き。
すこしシビアなトピックをすごくまろやかにしてくれています。
心に無理して若い時のように何かを追いかけなくていい。
いつまでも前と同じことが出来なくてもいい。
何か別のものにはなる必要ない。
高みをめざさなくていい。
すごいね、なんていらない。
等身大のわたしたちで、そのままで。
視点を変えたら、下り坂は下りじゃない!
ここからの私たちの長い道のりが、ちょっと楽しくて面白くてうれしいものでありますように。

みんなで読んで、来年にはこんなトピックで話す会もできたらいいのかなぁ、なんて。あいみ先生もお呼びしたりして!
今タイムリーに心と体が気になっている方…
不安感がある方、ぜひ手にとってみてもらえたら嬉しいです。

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