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ゆるめる 温める 巡らせる

『ゆるめる・温める・巡らせる』
鈴木 七重 (著)
発行:エクスナレッジ

基本的に、自然なものが好きで、自然であることが好きです。
ナチュラリストかと言われるとわからないし(定義も含めて)、フルオーガニックでもない。現代社会の中、時短テクやファストフードなどの恩恵に預かることもしばしば。ただ、個人的に、地球由来のものに対する圧倒的な信頼があって、「自然であること」が、30代からの自分自身の生き方の真ん中にあります。
それが、私はとても生きやすい。
悩んだ時、わからない時
答えを出す一つは「違うことをしない」こと。
それは世に言う正解や人と違うこと、という意味ではなく
自分自身の真ん中にとって違うこと。それを大きくしていくと、自然の摂理にとってちがうことなのかもしれません。
それって肌感覚でもあり、口で説明がつくことではないかもしれませんが、まさにそういった言葉ではない「違う」に気が付く事。
自分の感覚器と身体のセンサーを研ぎ澄ますことが、歳を重ね生きる中での面白みだと思っています。
じゃあ研ぎ澄ますってどうやってくの?
それはやっぱり毎日の中の一瞬一瞬そのものの感じ方なんだと思います。
お茶を飲んでいる時の感覚、お風呂に入っている時の感覚…
遠くに行ったり、旅に出て感じることもたくさんあるけれど、いつも行っているくらしの中のワンシーンをより深く「感じる」ことで気付くこともたくさんある。
そんな感覚を下支えして底上げしてくれる強い味方こそ、植物たちなのかもしれません。
この本には、美しい写真とともに、植物や自然の力をいただきながら行う簡単なセルフケアが色々載っています。
困ったときや気になることがあるときに発揮してくれるパートもたくさんあり、助かるんだ。
「身体がかわると、考え方も変化していく」
そんな、本の中に出てくる方の実際の声には深く頷くばかり。
メモしたい名言もたくさん出てきます。
「感じる」と「考える」は別のもの。
自然に身を任せ、「感じる」身体を今年はますます育ていくぞ~~。
あぁ読んでるだけでも、身体がのびのびしていく。

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