花を飾ると、神舞い降りる
『花を飾ると、神舞い降りる』
須王フローラ (著)
発行:サンマーク出版
「見える世界」「見えない世界」という言い方には
暗黙に、それぞれの感覚的で曖昧な・・・でも何か決定的な境界線が存在するように思う。
見えるもの。見えないもの。
私自身は、ただ一人で感じる
自然とのつながりやスピリチュアリティ
=「SENSEOFWONDER」を大切にしているし
一方でとても現実的であり
俗物的な人間だと思います。
圧倒的に大きく怖いほど人智を越えた自然も
整えられた美意識によって成るものも
雑多なアジアの市場の匂いも
地下の立ち飲みで食べる串カツとビールも大好き。
様々な感情と共にすごす一瞬ごと。
どれもがきっと
今一つの地球で織りなされる生命のパレードで
分ける事や区分した上で「どちら派である」という事もないと思っています。
見えてはいないけど、感じる事。
わかるとか、理解できる、というよりは
それを感じている。
そこには理屈も理由もなく
ただそれだけ。
本当はそれくらいの事かもしれません。
後半に向けては何度も読み返したい箇所もたくさんで
私にとっても、今聞きたかった大切な事が書かれていました。
「いま」「ふと」「愛」「変わる事」についてなど哲学的なことから
「こんな時はどの色の花を飾るといいよ」
「こんなタイミングの人に花を贈るならこんな色の花がいいよ、なぜなら・・・」。
などの実践的なこともあれこれ書かれていて
とても参考になります。
あっそれから
“花瓶の花を長持ちさせる方法”
早速試してみたら
本当に驚くほど長持ちしてびっくり!
今回のセットのアぺリラさんの生きた酵母も見えないけれど
確実に、何かが違う。
大いなるなにかを感じるし
まさに自然そのものと人の愛情が合わさった賜物だなぁと思って。
まさに、この本とピッタリだ。
それから赤の花束茶を飲むことは
本の中に出てきた
「人生は楽しい。それを感じるためにケアするべきポイント」
にすごくはまっているもので、びっくり。
まさに、飲む・食べるは
身体の中にそのエッセンスを取り入れてケアすることにつながるから。
寄り添う一冊になりますように。
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