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スナック キズツキ

『スナックキヅツキ』

益田ミリ(著) 発行:マガジンハウス
14.8 x 1.8 x 21 cm

ともすると
見落としてしまう
見落としていることにも
気が付くのがむずかしい
言葉にされない
思いがある。
でも見えないし
言葉にするのがむずかしいから
ないことにして、ないことになる。
でも、それは見えなくてもたしかにあるから
私はそこを感じたい。
雲をつかむようなこの感覚的な世界の見方は
生きているうちに
どこまで研ぎ澄ませられるのかなぁとか
そんな決意を心の奥に忍ばせて
今日も、がはは!と
ここにいます。

―傷ついた者しか
たどりつけない
スナックが
都会の路地裏に
あるらしい―

秋だからね。
ちょっと心もとなくなったりして、
そんな心模様も
なんか愛おしくて
結局人生の豊かさで愉しみだなぁと思う。

夏に本屋を始めて
この本出したいな~と思いながら
「何か一枚はおっても まだ少し肌寒い」
そんな体感のころに出したいなぁと
あたためていました。

このスナックでは
お酒はおいておりません。
ココアやラテや花束茶。
お気に入りの温かいのみものを用意して
キズツキにどうぞいらっしゃい。
カウンターの中には
たまにわたしも
います。
(ひとりだけこっそり飲んでるかも♡)

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