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【ZINE】物語を考える

こんにちは千星一話です。

前回の記事をみてくれた方本当にありがとうございます!

今回から制作中のzineについてお話していきたいと思います。

まず作りたいと思っているのは春夏秋冬+南天の星座の物語が楽しめる本。それぞれの星座を分けて収録したシリーズ全5点を作る目標です。

処女作となる今回は春の星座

全88個の星座のうち春の星座は、
うしかい座・うみへび座・おおぐま座・おとめ座・かに座・かみのけ座・からす座・こぐま座・こじし座・コップ座・しし座・ポンプ座・りょうけん座・ろくぶんき座

の14星座、おもに3〜5月が見頃です。

前回の記事で少し触れましたが、元々しかけ絵本ではなく、以前作った星座物語盤のリメイク版を作ろうと思っていました。

A5サイズの幅2㎝ほどの紙箱に星座、物語、月、時間帯をそれぞれ歯車形の四つのパーツ分けたものを中に仕込み、パーツの一つを回すと連動して時間ごとに見える星座の形と、物語が同時に読めるしくみのいわば物語付き星座早見盤。

初期のイメージ

本当に作れるのかというネガティブな心の声は一旦端に寄せて、表紙は春のイメージや星座にちなんだものにしようと、星座の神話等調べていくうちに、ひとつのイメージが浮かび絵に描いてみたところ、これをメインにしたいという気持ちが膨らみ、初期のイメージだけだと物足りなさを感じて物語を考え始めました。

大まかな物語は12月上旬頃書いていて、アイコンにしている千星一話のロゴを作ってくれた妹がマンガも描いているので、物語を読んでもらいました。私は物語を作った後ら大抵一度友人に見てもらって、そのあと気になった箇所を直しているのですが、それ以前に世界観の設定が薄いとありがたくもサクサクグサッと突っ込まれ見事完敗。

そもそも設定など作らず、のちのメインシーンとするイラストから空想を広げて書き進めていったので、私(作り手)にしか分からないシーンや説明不足が多く、妹に教わりながら自分の中のお話の核を鮮明にさせるべく物語上には描かない設定を考え、それを元に物語を手直しして、一日おいて見直して、手直しを繰り返して。

今まで作ってきた物語も、何か足りないように感じてたのは、設定不足もあったんだなと今後のお話作りにもいい勉強になりました。

気がつくと初期イメージから離れた物語メインのものになっていったので、これにギミック要素を入れた本にしたい!ということで、春の星座版はしかけ絵本形に方向転換しました。


よし、じゃあ物語も(一旦)出来上がったところでいよいよ絵を描いていこう!となったのですが…

あれちょっと待って。絵本って、しかけってどうやって作るの?右、左開きはどうしよう。ページ数は?サイズは?製本方法は?…わからん。

…よし、とりあえず絵本をたくさん読んでみよう。(改めて振り返るともうこの時点から順序がしっちゃかめっちゃかですわ…)

ということで次回は絵本のリサーチ(という名のおでかけ)をしに、しかけ絵本専門店に行ってきたお話をしたいと思います。

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