食べることは気力の源
当たり前が当たり前でない。
それを痛感したできごと。
抗がん剤治療1クール始まり、あの吐き気が来はじめた。
このムカムカつわりのような、おなかがすいても、食べたあとも胸のあたりのムカムカムカムカとまらないのです。
食べたいもの、食べれそうなものはいざ、そのときになってみないとわからない。
吐き気といっても個人差あるので私の主観です。
今回やる治療は今までとは違うと先生から(作用も強ければ副作用も強い)聞いていたので。はじめはびくびく怯えてましたが。
でも、おかげさまで、対策をねることができました。
抗がん剤によって出る副作用も違います。
私の使う薬の副作用で日常生活に支障が特に出やすいと言われるのが、
吐き気、倦怠感、口内炎、神経障害。
もちろん、これら以外に、抗がん剤全般として
骨髄抑制(感染しやすくなる、貧血、出血しやすくなる)、脱毛、間質性肺炎などの重大な副作用はあるのですが。
脱毛はもう出家するくらいの気持ちで諦めているのでよいとして。(それでも去年抗がん剤をやるときいて、一番気になったのは脱毛でした。想像するだけで怖かった。それが、今はこんな感覚に。人間て逞しいのか鈍感なのかわからないですね)
一年間悩まされた治療の吐き気と新たに現れうる神経障害はなんとかしたい。
自分でできることはないか。
ネットを探すと、高麗人参や冬虫夏草とか免疫力をあげるといわれる地球の恵みがたくさんありますが。
治療の妨げになることもあり、自己判断は慎重に。
私は前々から気になってた漢方について
薬剤師さんから話を聞いたので、これだ!と思い
病院近くの漢方薬局へ。
詳しくはこちらの記事で。
https://note.com/sense_of_me/n/n6ad2186d92e8?magazine_key=m0a95e1feda26
処方していただいた漢方をのむと、食欲がわいてきて
食べたい!
この体のそこから求める感覚。
その声にしたがって、食べると
じわーっと体に滲みていって、ぎゅーんと氣がみなぎる。
食べるって、生きる源。いのちの根源なんやなあとしみじみ。
こんなに力のわくものだとは思わなかった。
特に、氣が弱ってるとき、エネルギーの高いものをほっしてる。
マイ菌ちゃんばたけの野菜たち。とれたてのもの。発酵もの。旬のもの。
からだが求めてる!
漢方のんで、食欲がわいて、美味しい!と食べたときのあのわき上がった氣力!
あの感覚は、、、生まれてはじめてかも?
いろんないい悪いの情報あるけどさ、
情報で判断するよりも、自分のからだが一番何がいいか知っているんだなあって思う。
いいものだけ食べようとしてるわけでもなく、
どうしても食べれんときは、チキンラーメンのときもあります。それしか食べられないんだもの。
吐き気があると、意外と塩辛いものやジャンクなものが食べたくなるからしょうがない。
でも、それが美味しいってからだがいうのなら、体がほっしてるし、生きる根源になってくれるんだから。ありがたくいただいています。
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