パグ犬と【占い】について考える #5 ~命術で同じ内容の事を占う意味はあるのか?~
『お散歩♪ お散歩♪ ルンルンルンなのだー(^^♪』
モナカ君、お散歩でご機嫌だねー(^^♪
『お散歩は大好きなのだー(^^♪』
たまには運動しながら頭を使ってみるのも良いかもしれないね!
と言う事で、占いについて語りながらお散歩してみようか(^^♪
『なんでそうなるのだー!!』
『そこまで言うのなら、ボクが鋭い質問をするから覚悟するのだー!』
おお、モナカ君、半ばヤケクソ気味になっているようだけど、是非是非質問してください(^^♪
『前回のお話で命術と卜術を比較した際、命術の特徴の1つとして、「占い結果が固定的となるから、同じ内容の事を何回占っても結果が変わる事はない」と言っていたのだー!』
うんうん、よく覚えているね♪
『という事は、命術の場合、どうせ結果が変わる事はないのだから、同じ内容の事を何回も占う意味はないという事になるのだ?』
おおー、モナカ君、本当に鋭い質問をしてくれましたねー(^_^;)
『貴重なお散歩の時間に勉強させられるのだから、これぐらい困らせないと気が済まないのだー!』
何だか質問する目的が勉強のためじゃなくて、私を困らせるためになっているような気がするのだが……(^_^;)
例えば、1985年6月5日生まれのAさんの2021年の運勢を占った場合、1985年6月5日生まれという絶対変えられない情報に基づいて占っている以上、それが2020年に占ったとしても、2021年に占ったとしても、2021年の運勢についての占い結果が変わる事はありません。
これは、生年月日という絶対に変わる事のない情報に基づいて占っているからです。
『という事は、やっぱり同じ内容の事を何回も占う意味はないという事になるのだー!』
ところが、そうとは限らないのです。
『な! どうしてなのだー!?』
なぜなら、たとえ同じ占い結果であったとしても、その時にその人が置かれている状況や境遇によって、結果の捉え方は違ってきますし、必要とする情報も違ってくるからです。
『どういう事なのだー!?』
『もうお散歩の途中でも気になって仕方がないのだー!』
例えば、同じ2021年の仕事運を占った場合でも、その時点でその人が会社員なのか、事業主なのか、離職中なのかによって、その人の捉え方や必要とする情報は違ってきますし、そこまで大きな変化がなかったとしても、ある程度時間が経つと、その人の仕事内容や立場、考え方、関わる人たち、目標などが変わる可能性も十分ありますので、同じ時期の仕事運であっても、「1回だけしか占ってもらう必要はない」とは言い切れないんですよね。
『確かにそれは言えてるのだ―!』
『その時会社員だったら出世できるかとか転職するべきかとかが知りたいし、事業主だったら売上がアップするかとか人を雇うべきかとかが知りたいし、離職中だったら就職できるかどうかが知りたいのだ―!』
『ちなみに、それは恋愛運や健康運、金運などを占う場合にも当てはまるという事になるのだ?』
モナカ君、まさにその通りですね(^^♪
『なるほどー!』
『やっぱり占いは奥が深いのだ―(-_-;)』
自分自身の置かれている状況や環境が変化すれば、同じ占い結果であっても捉え方や必要とする情報は違ってきますので、たとえ命術であっても、一度占ってもらったらオシマイという事はないのです(^^♪
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