22/7 ライブツアー『ナナニジ夏祭り』 感想

はじめに

 22/7ライブツアー『ナナニジ夏祭り』に参加してきましたので、そちらのレポを書き殴ります
 毎度のことですが、現地に参戦して、配信のアーカイブを見ながら溢れた感想を垂れ流すだけの怪文書です( ˘ω˘ )

本ツアーの位置付け

 2月末に新メンバー8人が入って、14人体制での初ライブツアーを終えてから約5ヶ月で開催された2回目のライブツアー。テーマはタイトルの通り『夏祭り』で、セット構成や開演前BGMも夏祭り感を全面に押し出しているツアーでした。
 今回はナナニジとして初めての北海道・福岡を含む5都市7公演のツアー(+FC限定ライブ1公演)でした。新メンバーで福岡出身のえまっちゃ(月城咲舞)は勿論、先輩メンバーでも九州出身のれいにゃん(宮瀬玲奈)、かなえる(白沢かなえ)/北海道出身の詩ちゃん(河瀬詩)は初めての地元開催になっています。

 私の今回のツアー参戦は
 ・7月15日 横浜公演@KT Zepp Yokohama(FC限定公演)
 ・7月24日 札幌公演@Zepp Sapporo 昼/夜
 ・8月11日 横浜公演@KT Zepp Yokohama 昼/夜
という参加でした。上記の理由で福岡公演も行きたかったんですが、当時の予定スケジュール的に無理過ぎた。
 横浜公演だけにするか考えたんですが、ツアーの初日公演は観たいな~と思って初の札幌遠征を決意したら、当落発表後にFC公演が真の初日として降臨しました。運営の戦略にまんまと嵌められたアホです。
 結果として札幌楽しかったからセーフやし……()

セットリスト

 今回のセットリストはこちら

ナナニジ夏祭りセトリ

 FC公演のみユニット曲を全部歌唱してるので全21曲。他公演は17曲で回したセトリでした。
 実際このセトリの感想なんですけど、まぁ本当に素晴らしい
 
正直去年のツアーセトリで解釈違い起こして以降、ナナニジにセトリ構成を期待することは辞めてたんですが、新メンバー入ってからのツアーは2回ともセトリ構成すごく良いので好きってなりました。オタクちょろい

 まず何が良いかと言うと、前回ツアーで歌った曲が17曲中4曲だけということ。新曲の5曲分を除いても、8曲分が新メンバー入ってからの初披露になってる。新メンバーが入ってまだ半年時点での2回目のツアーで、前回と同じ曲をほぼ入れてこないっていうのは、それだけでメンバーがどれだけ努力して曲を仕上げているのか、というのが伝わって来る。新鮮さもあって選曲の時点で◎
 選曲としては必然的に前回ツアーで歌った表題曲たちが殆ど(理解者・ヒヤシンス・アフター配信の僕持以外)除かれる事になるのだけれど、そこを『夏祭り』というコンセプトでカバーしているのがとても良い。陰のある印象・自身の殻に篭るような詞が目立つ表題曲を敢えて本編から外して、コンセプトに合うようなライブで盛り上がる鉄板曲・力強いダンスナンバー等のカップリングの応酬がとても心地良かった。

 そして、セトリ順も非常に良い
①鉄板の盛り上げソングで開幕
②MC後はカッコ良いダンスナンバーを並べつつ、前後を主要曲で挟む
③本ツアーの目玉でもあるユニット披露コーナー
④新曲を並べて本編締め
⑤アンコールで『祭の終わり』と『新しい日の始まり』を想起させる曲

 文句無し。最高
 ついでに言うとFC公演限定でTV番組『MUSIC BLOOD』で披露した『じゃあね』を歌ったという特別感も加点ポイント高い。FC公演をツアーの0日目扱いにしながら、特別感も感じられる素晴らしいセトリ組みでした。

各曲感想

M-00 Overture

 前回の14ツアーの感想でも書いたのですが、私はナナニジのOvertureホントに大好きなんですよ。曲単体として好きだし、14ツアーの時みたいにスクリーンで各メンバー紹介!みたいな感じあるともっとアガる(配信では映像入れてたけど会場はセットの関係でスクリーンが無かった)
 で、そのOvertureが更に好きになったエピソードが出来たのでそちらを紹介。簡単に言うと、有志ファンの企画で『Overtureで虹を作ろう』という感じです。

 横浜昼公演が終わってからTLに流れてきたときは正直『間に合う?これ』と思いました。かつて戸松遥さんの現場で同様の企画が起きた時も、当日の朝くらいにTLに流れてきて『これ成功すんの……?』と思った記憶があって(結果的にそちらは大成功だった)、それより短い時間だしかなり厳しいように感じました。
 ですが、結果的にこちらも大成功。企画した有志の方がめっちゃ頑張ってて、色んな座席に↑の画像を印刷した紙を配って周知してて、それが上手くいった要因なのかなと思います。久々に観客の一体感を感じる一幕が見れてオタク大満足。というか毎回思うけど、この企画立てて実践する人達は本当に尊敬する。良い企画をありがとうございます。
 正直私はこういうの大好きなので、今後もOvertureの恒例にしてくれても良いなと思ってます。

M-01~02

 本ツアーの開幕パート。開幕から人気曲でアガる曲+メンバーが可愛い人気曲の組合せを持って来ていて、良い意味で今までのナナニジのライブらしくない始まり方が新鮮でした。

 1曲目は新体制初披露になるタチツテト/好き嘘。タチツテトの底抜けに明るい曲がりのち(望月りの)&まおすけ(麻丘真央)の底抜けに明るい2人から始まるのが凄く良いのでスーパー盛り上がる。歌詞がトンチキすぎて一周回って大好き。一方好き嘘は可愛い全振りのTHEアイドルソング。とにかく振り付けが可愛い曲なので、今回の激かわ新衣装と相まって最高に仕上がった1曲になってる。
 2曲目はポニテ/韋駄天。前回披露した曲の中ではライブで盛り上がる二大カップリング曲。ポニテは可愛い系アイドルソング、韋駄天はライブ鉄板の盛り上げソングということで、AパターンとBパターンで若干始まり方が変わってくるのが面白いところ。同じ可愛い系+盛り上げ曲だけど、順番が入れ替わると違った印象になる。

 あと2サビの♡は今回もちゃんと上からの定点カメラで記録されてました。有能
 と言うかちゃんとこのアングル用意してくれてありがとうございます……現地はスクリーン無かったので配信視聴が捗る

 そしてもう一つ見逃せないのがヘッドセットマイクを使っているところ。これにより両手振り付けのポニテ/好き嘘が観れるというめちゃくちゃ貴重な機会が与えられたのでマジ感謝です。普段の片手振り付けとはまた印象が変わってとても可愛いので良き。韋駄天娘も両手でうさ耳やるのめちゃくちゃ貴重だし素晴らしかった。

M-03~M-07

 前回のツアー追加公演で8曲連続とかいう無茶苦茶やったせいで麻痺してるけど、全員で5曲ぶっ続けは大概おかしい。普通の曲ならまだしもダンスナンバー並べてるの鬼なんすよね
 
MC明けの3曲目にいきなりヒヤシンスを放り込んでくるワケですが、この曲はまだまだ未完成。新メンバーのスキルアップを見守る場だと思って暖かく毎回見ています。みんなの台詞の言い方が過去からちょっと変わってるから、今後が楽しみ。

 そこから地下鉄抵抗主義⇒僕らの環境⇒理解者と激しいダンスで魅せる曲を続け、最後にアニメEDの空エメで終わる流れ。空エメまで含めて、全員が揃わないと崩れるダンスを並べているので、今回のツアーで一番見応えのあるブロック。特に横浜公演は昼夜とも2F後方席だったので、ステージを俯瞰で見れて楽しめるブロックでした。
 地下鉄抵抗主義と空のエメラルド、曲調が全然違うんだけど双方とも共通してるのがイントロ・アウトロのシンクロ率の重要性なんですよね。詳しくはダンス見て欲しいんですけど、全員が完璧なタイミングでやらないと上手くいかないダンスになってるんですよ。新体制でもかなり綺麗に出来てたし、特に地下鉄抵抗主義は多人数でやると見栄えがめちゃくちゃ良くなるな、と感嘆しました。
 ただ、今回は残念ながらコロナの影響で14人フルメンバーで披露される機会が無かったので、是非次またリベンジしてほしいところ

 そして空のエメラルドは当初からの予想通り、りのちの独壇場でした。歌い出しとCメロ、どちらも元は卒業した帆風千春さんという歌うまリーダーが担当していただけあって、歌唱的なハードルがありました。ですが、前のツアーで彼女のパートをほぼ全て任されていたりのちは、今回も空エメというナナニジにとって重要な一曲でもしっかり役目をこなしてくれました。素晴らしかった。低音が強くて声量もあって歌が上手いアイドルとか超貴重過ぎるのに、それを全て兼ね備えた上にチア経験者でダンスも割と出来るメンバーが推しグループに入ってきてくれるの感謝しかない……

M-06 僕らの環境

 はい。今回のツアーで一番語りたかったポイントなので切り出しました。
 この曲無しにこのツアーは語れません。多分ライブ観た人は全員が共感してくれると思います、知らんけど
 知らない人にはまず、どういう曲なのかを観てもらった方が良いので一応載せておくと、↓の曲です。こちらは新メンバー加入前の初披露時の動画

 カッコイイ系の曲なんですが、特に注目してほしいのが2:45くらいからの間奏にソロダンスがあるのがこの曲の特徴になってるんですよね。
 ここで発売時からずっとソロダンスを担当していたのが、サリーちゃんこと天城サリー。以前はグループの中でこういうダンスを踊れるメンバーがサリーちゃんだけだったんですよね

 そんなサリーちゃんが、ツアー札幌公演直前に新型コロナウイルス感染に
より、札幌~福岡までの4公演を離脱することになったワケです。

 この前にFC限公演があったからセトリはある程度分かっていたわけで、当然『どないすんねん、僕らの環境』となるわけです。
 より正確に言うと、サリーちゃんはMCも歌もパフォーマンスも、あらゆる面でナナニジ内トップクラスに君臨するメンバーでして。グループの中心という存在だったので打撃が大きかったんですよね。何とか他のメンバーでカバーしていくとして……と考えていくうえで、『他も色々ヤバいけど、まだ何とかなる気がする。でもこれは……』という感じだったんですよ。

 ただ同時に、その疑問に対する答えも持っていたんですよね。色々な理由を鑑みて、今代役を出来るメンバーは多分一人しか居ないだろう、と。

 それが、冒頭でも出てきた、新メンバーのえまっちゃこと月城咲舞ちゃん。加入前からダンスをやっていた土台があるのに加えて、高頻度でTikTokにキレキレのダンス動画を載せたりShowroom配信でダンス披露をしていたりと、とにかくダンススキルは折り紙付きの彼女。

 とは言え、彼女も入ってまだ半年。大事な地方公演で、重要な役割をこなせるのか。いやそもそも本当に彼女が代役に立つのか?ソロダンス無しという可能性もワンチャンないか?とか、期待以上の不安もありながら札幌公演に向かったんですよ。
 でも、なんもかんも杞憂でした。僕らの環境のソロダンスの代役を、えまっちゃは完璧にこなしてくれました。札幌昼公演のあの会場のどよめきは、多分みんな同じ感想を抱いていたんだろうな、と思ってます。

 これは後から知った話なんですが、えまっちゃソロダンスはサリーちゃん自身からのリクエストだったらしいです。
 と言うか、状況的に考えて22日にコロナ感染発覚⇒24日の昼に披露って考えると1日でこのダンス仕上げてることになるんですよね。時間にして数秒のソロダンスとは言え、超短期間でこのダンスを仕上げて披露してくれたえまっちゃに、改めて心からの感謝の言葉を送りたい……

 で、これで終わりじゃないんですよ。
 名古屋公演で無事に復帰したサリーちゃん。私の参戦した横浜公演でも元気な姿を観ることが出来ました。僕らの環境のソロダンスもFC限定公演以来の完全復活です。

 これが、夜公演にはこうなりました。

 サリーちゃん&えまっちゃのペアダンス!!!

 泣くよね、こんなん見せられたら。マジで帰ってから誇張じゃなく50回くらいここループで見比べてる。

 これ実は、私が行ってない、サリーちゃん復帰回の名古屋公演で初めて披露された演出だったんですよ。

 このツイート観て、オタクの感想をエゴサして何が起きたかを察して、とんでもない後悔と『いやでも横浜でも……あるよね?』という希望を半々に持ちながら横浜昼公演に行ったら、サリーちゃんのソロダンスが披露されたんですよ。
 サリーちゃんの復帰に喜びつつ、ペアダンスが観れないという事実に絶望して、絶対にあり得ないんやけどマジで名古屋公演のペアダンスをどうにかして映像化してくれ……って思ってたところに、横浜夜公演でのペアダンス再披露!
 まさに劇場版ダンス。オタクへの魅せ方を完璧に把握してる天城サリーにやられました。本当に映像に残る形にしてくれたの感謝しかねぇ……

 観たくなるでしょ?下記リンクから配信ライブ買えるから是非見てくれ。8月21日(日)までアーカイブあるよ。それまでに会う人には無理にでも見せるよ( ˘ω˘ )

 今回のツアーで、サリーちゃんに完全属人化していた多数の要素から、少しだけ後輩や同期メンバーに負担が分散された感じがして、箱推しオタクとしてはとても嬉しい気持ちです。
 それと同時に、サリーちゃんが精神的支柱としてまだまだナナニジに無くてはならない一番大事な存在の一人である、ということも痛感するライブでもありましたが、こっちを語るとまた長くなるので次の機会に……。

 あと僕らの環境のダンスは、諸々の事情で今回はえまっちゃしか居ない!ってなったけど、万全な状態なら他メンバーでもここ踊れる子居る筈だから別の子版もいつか見てみたいな。企画としてやってくれないかなぁ(願望)

M-08~M-13

 5000文字超えたところでまだ半分しか進んでなくて笑ったのでここからは駆け足で振り返り。
 ナナニジは過去にユニット分けがありまして、
 ①気の抜けたサイダー(ゆるふわユニット)
 ②晴れた日のベンチ(ハッピーユニット)
 ③蛍光灯再生計画(セクシーユニット)

 があるんですね。そこに、新メンバー8人が加わって再編成された形になって、9thシングルに新曲が収録+旧曲も歌うよ~っていうのが今回のツアーの目玉の一つになってました。
 サイダー、蛍光灯は先輩メンバー3人+新メンバーの構成になっていて、晴れた日のベンチは新メンバー5人で再出発、という状態。

 晴れンチのパートは、久々に聴く半チャーハン・To Goでよろしくの2曲に懐かしさを感じつつ、良い意味で前との違いを思い出して少しノスタルジックになりつつ、複雑な感情を抱きながらもめちゃくちゃ楽しめました。新曲は(あれ、ハッピーユニットだよね?)ってなったけど、曲自体は好きだし想像以上にダンス激しくて見てて楽しいから好き。あと新メンバーみんなダンス上手い、すごい。
 今「半チャーハンってなんぞ?」って思った人に教えると、『ラーメン食ったけどまだもうちょっと食べたい。よし半チャーハン食うぞ!半チャーハン最高!』って曲です。マジです。気になる人は聴いてね。何故かユニットで唯一MVがあるよ。そしてライブ版も公開されてるよ。こちらは卒業メンバーの歌唱版なので新メンバー版が聴きたい人は配信を(ry

 蛍光灯は先輩メンバーがしっかり引っ張ってくれてる。元の曲もより洗練された感じ。残念ながら配信では残らなかったんですが、新メンバーのるぅちゃん(四条月)が凄かったです。普段はホワホワした喋り方してる子なのに、蛍光灯の曲ではめっちゃ色気あるのがすごい(語彙力)
 サイダーは残念ながら今回4人そろってのパフォーマンスが観れなかったんですが、逆に際立ったのは唯一の新メンバーとして入ったしぃちゃん(椎名桜月)のパフォーマンスの良さですね。新メンバー1人なのに凄く馴染んでいて、上手く支え合って大変なツアーを切り抜けられたのは大きな財産になったんじゃないかな、と思いました。

M-14~M-15

 新曲の表題とカップリングで最後は締めです。
 雲晴れは本当に良い曲なんですよ。。。新メンバーが初めて参加したシングルになるわけですけど、歌割りが本当に綺麗にバランスよく分配されてるんですよ。14人を2人ペアにしてるんですけど、声質・声量のバランスがかなり良い。特に歌い始めのなごみん・しぃちゃんのペアのところは聴き心地が凄くいい。
 歌詞も今回かなり良くて、今までのナナニジの陰の要素はありながら未来への希望という明るい部分も出ていて、新メンバー加入と第二章の流れが良い方向に行っているのかなと感じられる。それとこれは邪推かもしれんが歌詞がムズイのアンサーソングになっているように思えるんよね。

「大人たちは簡単に言うけど 私にとっての希望ってどこにあるの?」

ムズイ 歌詞より引用

 ムズイのこの歌い出しに対して、雲晴れのラスサビ前の台詞が、

「あの頃の僕も今の君と同じだったんだ」
「だから 一年後 今度は君が僕のように
 絶望している人に伝えて欲しい」
「希望っていうのは 人から人へ繋げて行くものなんだ」

曇り空の向こうは晴れている 歌詞より引用

 この曲自体、何度も何度も歌い上げられてより歌詞の深みが増すと思っているので、今後の活動が楽しみ。まずはこれが1年後にどうなっているのか、やね。
 ダンスビデオとMusic Videoがどちらもあるので是非観て下さい。リアルメンバーのダンスも良いし、堀口悠紀子様キャラデ・作監のアニメMVも最高なんじゃ……

 そしてラストが『打ち上げ花火の拒否権』。タイトルから感じる神曲臭やばない?FC限定公演で初めてタイトル聴いた瞬間鳥肌立ったんすよこれ
 いや実際曲も詞もそんな悪くなかったしけっこう好きなんですけどね
 このライブ用に作ったんだろうな、と分かる曲テーマなので、夏限定ソングになるのか、それとも今後のアニラ・バスラでも歌われ続けるのか。気になるところですね。これもセリフが多いので、今後さらなる洗練が期待できるからそれを楽しみにしてる

アンコール

 前半でも書いたけど、循環バス⇒いつの間にSunriseの締め方が本当に素晴らしすぎる。このツアーのセトリ構成考えた人と握手したい。解釈一致しまくってる。でも去年のツアーで僕存を恒常曲にしなかったの意味分からん過ぎるからまだ完全には信用してへん()
 どちらの曲も祭には関係の無い詞なんだけど、歌詞の時間軸が循環バスは夕方なので、帰りの時間・祭の終わりを表すには最適な曲。そしていつの間にSunriseは時間軸が夜明けの曲。今後の新しい始まりを表す曲としては是非やって欲しかった曲なので、ツアーの締めとしては最適解だったと思う

 いつの間にSunriseは去年卒業した先輩メンバー3人がフロントになってた曲で実質卒業ソング扱いだったから、聖域扱いになるんじゃないかと少し不安だったので、早い時期に解禁されて個人的には嬉しかった。めっちゃ良い曲だし今後も定期的に歌って欲しいのよ。聖域は11人が集まった理由だけで良いの

 というわけで、これで全部終了……と思ってたら、なんか最終の横浜公演はFC配信でもう1曲披露されました。やるじゃん
 このツアーで一番歌って欲しくて、でも前回ツアーで歌ったからセトリ落ちしたのも納得していた『君はMoon』が夜配信で歌われてて大歓喜でした。歌詞・曲・振り付けetc……どれを取っても素晴らしい、個人的にナナニジで一番好きな曲で、このツアーにも全然雰囲気合ってる。何ならアンコール3曲にして循環バス⇒君はMoon⇒いつの間にSunriseにしてくれたら最高って思ってたので、これで大満足です。
 この日コロナで療養中のメンバーが四条月ちゃんっていうのもメッセージ性が垣間見えて良きです

 というわけでこれで本当に各曲の感想はおしまい

衣装

 今回のツアー、衣装の変遷も今までに無く良かったのでそちらについても触れたい。
 まず根本的に、衣装変更があるライブという事に感動したよ。ナナニジちゃん衣装変更とか基本無いから毎回本編1着・アンコール1着だもん。制服⇒ライブT+スカートの組合せだけだから
 それが今回のシングルでは、22/7計算中の新衣装が基本衣装になって、プラスで9thの衣装も着るという今まであまり見ないパターンで展開されたのでマジ感謝です。そんでこの計算中用の新衣装が可愛いのよ。

 で、そこからユニット曲ではライブTシャツ+スカートのいつものアンコール衣装、新曲披露は全て9thシングルの制服、という流れで展開しまして。最後にアンコールで浴衣です。えらい

 全員がメンバーカラーの浴衣アンコールでてパフォーマンスしてくれたので、どしたん最高やんって逆にビックリしたよね( ˘ω˘ )

今後の展望

 驚いたことに、11月16日(水)に10thシングルの発売が決定したんですよ。ナナニジって今まで2nd⇒3rdの間が4ヶ月だった以外、ほぼ半年スパンじゃないと発売しないんですよ。それが3ヶ月強で新曲リリースっていうことに驚きですよ。本気で売ろうって意志が伝わってきてるのでオタク嬉しいです。
 一番気になるのは次のシングルに雲晴れと同クオリティのMVはあるのかというところ。新体制初シングルご祝儀なのか、これが恒常化するかによって全然違う事になるので……

 そして10月22日(土)、23日(日)には5周年アニラが開催されます。サマソニみたいに、普段とは全く違うファン層への行脚まで試みたのだから、今回のツアーと違って新規客に優しい表題曲多めのセトリにはなるのかな?と勝手に想像してる。てかなんで土曜が昼のみ公演で日曜は昼夜公演なの?土曜の夜何があるんや?
 とんぼの気持ちを早く聞きたいな、と思いながら次のアニラを楽しみにしております。

終わりに

 この記事ではツアー全体を通しての感想を纏めました。結果的にこれで9000字くらいになるらしくて割と驚いてるんですが、正直書きたいことの半分も書けてないです。また別の切り口で怪文書(次書くとしたら本当にこれ以上の怪文書だと思う)を書こうかなと思ってます。あと今日の感想では出てこなかったけど皆凄く良いパフォーマンスしてたんですよ、そっちも語りたい
 最終公演までツアーを見届けた今の気持ちは上記の通り、全体を通してとても楽しくて良い公演ばかりでした。新生ナナニジはここから更に伸びると思ってるので、周囲のオタク達にも布教していきたいと思ってます( ˘ω˘ )

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