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こんにちは。僕はよーちゃん、35さい

これはなんでもない日常ですが、僕の中では明確に「変化」を伴った非日常でした。

2020年11月22日(日)

6歳になる千里(せんり)と
1歳4ヶ月の七月(なつき)と近くの公園へ
行きました。

11時から4時までの約5時間ぶっ通しで
遊びました。

わかる人にはわかると思いますが
近所の公園で1歳と6歳の子と5時間はまぁまぁきつい


いつもなら11時から遊んだとしても
せいぜい2時間

お腹すいたから帰ろうと言える。

この時点でパパは子どもと思いっきり遊ぶ気がないのがバレバレ(この時点では)

だけどこの日は違った

パパがまず楽しもうと思った

携帯なんか家に置いてきた

スケボーとペニーを持っていざ公園へ


着くなり、ちょうど小学生くらいの男の子が同着くらいで公園へ入ってきた、

するとその子(Yくん)が言った

「あっ、スケボーだ」


いつもなら、スルーしてその子に目を合わせずうちの子達を見て
「ほら、ここで練習するよー」と誘導してた

だけどこの日は違った
#本日2度目

Yくん「あっ、スケボーだ」

ぼく 「そーだよー、スケボーできる?」

男の子「うん!できるよ!」


ぼく 「じゃ…じゃあ、教えてよ!乗ってみて!」

   「あっ」
   「(きみ、名前は?)」
って聞こうとしたけど今日はやっぱりいつもと違う
#本日3度目

ぼく 「こんにちは!」

Yくん「こんにちは…」

ぼく 「ぼくはよーちゃん、35歳」
(右手で3、左手で5を表す)

Yくん「〇〇です…8歳です…」

ぼく「よろしくね!スケボー見せて」

Yくん「うん!」

……

少し離れたところでその様子を見てた千里

ぼく「ほら、千里も挨拶しな」

千里「高橋千里です。6歳です。」


今思えば、その時から僕の世界は少しずつカタチが変わってきたように思います。

僕は自分からこんなふうに誰かに声をかけたりする人じゃなくて、話をするのも苦手だった。

だけどこの日は違った。
難しいことじゃない。

ただ、自己紹介をして相手のことを聞く

今では千里とYくんは家で遊ぶほどの仲で、
公園で会えば必ず一緒に遊びます。
時々ケンカなんかもするけれど
すっかりトモダチ

一番最初にトモダチになったのぼくだけどなw

千里とは学年は2つ上のYくんですが、今でも仲良しです。

この日をきっかけに、僕は千里や七月を連れて公園へ行くたびに、
「こんにちは、よーちゃんです、35歳です!」っていろんな子やママさんパパさんに声をかけています。
(誰かれ構わず声をかけたわけではありませんよ)

砂場で一緒になったり
滑り台で一緒になったり
ブランコ隣同時になったり
「声をかけてみようかな…」と思った時にです。


複数の大人で子ども達を見守る公園

決して、僕の「はじめまして、よーちゃんです」が全てではないですが、僕の中ではこれが本当に小さくて大きなきっかけだと思っています。

今では千里⑹もどんどん自己紹介をするようになり、七月⑴も「挨拶は?」と聞くと「ななー」と自分の鼻を指差して自己紹介をしています。

そうして、少しずつ少しずつ、

一人ずつ一人ずつ

子ども達、パパさんママさん達との会話も増えていき、今では千里がほかのパパと鬼ごっこをしたり、僕が他の子とかくれんぼをしたり、
他の子の縄跳びやサッカーを教えたり、

その間、別のママさんパパさんが七月を見てくれていたり、

僕が子ども達を見ている間、他の子のママさんパパさんがスーパーに夕食の買い出しに行ったり(逆もある)

とにかくそこには
「親ひとりでは決して作り出せない空間」があるんです。

ワクワクしかない

だけど、やったことは簡単なこと

「自己紹介」

小さなことかもしれませんが
大きなこと

「え、何この人、へんなひと」と思われて距離を取られたことも何度もありますがw

だけどそれは間違いなく大きな「変化」

今では名前を覚えられないくらいたくさんのトモダチができましたが(おい)

これからも僕は言っていきます

「はじめまして、よーちゃんです、35歳です」

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