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大学を卒業しても人生は続く

こんにちは。こんばんは。2013年次稲門会のKです。文化構想学部出身で、現在は都内でITコンサルタントをしています。

いよいよ今週末の10/24(土)に「先輩をつかおう」イベントが開催されます!大学の後輩のために、何かできないかという思いだけで始めた企画でしたが、予想以上の参加申込があり、うれしい思いでいっぱいです。企画の準備は最後の追い込みに入っています。少しでも現役の学生の皆さんに立てるよう、精一杯やりますので、お楽しみいただければ幸いです。

さて、そんな我々は20代後半から30代前半、世間的に見ればまだまだ若輩ですが、それでも卒業して数年間で気づいたこともいくつかあります。

それは、大学を卒業しても人生は続くということ。

在学中、特にテスト前は苦労してPCと向き合いレポートを仕上げました。時には徹夜をして。

会社勤めを始めると、日常的にPCに向き合って、レポートのような何だかよくわからない資料をずっと作成しています。時には徹夜をして。

在学中、なんだかんだでお金がないのでずっとアルバイトをしていました。

卒業後は、基本的にずっと仕事をしています。お金はあるのかないのか良くわかりません。

在学中、あんなに苦労して面接を繰り返し、就職活動をしました。

そんな苦労して入った会社から転職するために、また就職活動をしました。

在学中、「遊べるのは今だけだから」という言葉を盾に、暇なときはなるべく遊んでいました。友達と飲んだり、カラオケにいったり、ゲームをしたり。

卒業後も、結局暇な時間は遊んでいます。どんなに仕事が忙しくても、あんがい暇な時間はあるもので、学生の時より遊びの幅は増えました。

学生から社会人になって、人生が一変するわけではありません。時間の使い方や考え方が少しずつ変化したりしなかったりしながら、一つの人生がゆるゆると続いていくのです。

新卒での就活も、そんな人生の一イベントに過ぎません。重要なイベントではあるけれど、それだけで人生が決定するわけはありません。

私の個人的な話をすると、新卒の就活では少数精鋭のSIer(システムインテグレーター=システム開発の仕事です。よくわからない人はプログラミングとかするんだなと思って下さい。)に就職しました。本当は大手が良かったけど、うまくいかず、結局縁があってその会社に就職しました。そこでは多くの現場経験を積み、短い時間でなんとか0.9人前のSEには成長させてもらったと思います。小さい会社なので新卒PJの責任者になったり、会社の将来を考える特別PJに参加させてもらったりもしました。

きっと当初の希望通り大手に入っていたら、できないだろう経験をしましたが、もっと違う領域も経験して成長したいと思い、結局転職することにしました。

転職活動はなかなか大変でした。新卒と同じように、色々な会社の説明会に出向き、エントリーし、ESや職務履歴書を提出し、時には試験を受け、何度も面接を繰り返しました。質問が、「在学中に打ち込んだことは何ですか」から「前職で打ち込んだことは何ですか」に変わっただけです。

何とか転職活動を終え、現在は2社目の会社でITコンサルタントとして働いています。ですが、もしかしたらまた転職するかもしれません。何らかの都合で、退職して遠くの街や海外に移住するかもしれません。大学院に通うになるかもしれません。人生はまだまだ続くので、未来のことは分りません。

繰り返しになりますが、大学を卒業して、社会人になっても人生は変わらず続きます。新卒就活は人生が完全に決まる大げさなイベントではなく、あまたあるちょっとした人生イベントの一つです。蔑ろにしてはいけないけど、それが全てではない。老婆心ながら、これが学生からみたら少しばかり先輩になる若輩者からのアドバイスです。

そんなちょっとした人生イベントを、なるべく上手く進めてもらうためのイベント「先輩をつかおう」は10/24(土)開催です。まだまだ参加可能ですので、お時間があえばぜひ!

https://passmarket.yahoo.co.jp/event/show/detail/011b0j118tnwe.html

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