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公務員って面白いの?―公務員として働く魅力―

はじめに

 こんにちは!2013年法学部卒のKです!公務員として自治体で働いています。

 早大生には公務員志望だったり、関心を持っている人も多いかと思いますが、実際公務員として働くってどんなイメージでしょうか?

 「お役所」なんて言葉からも何となく伝わってくるような、何か「堅い」「真面目」…、雰囲気のイメージはあるものの、実際の仕事の面白さや醍醐味といったことがどのくらい伝わっているでしょうか?

 実際、私自身は、公務員の仕事は面白いし、すごくやりがいを感じています!

 一人でも多くの後輩とその思いが共有できて、仲間が増えたら本当に嬉しく思うので、この投稿では公務員の仕事の魅力だと思うことを2つ書いてみます。

1 仕事の幅の広さ

どんな業界とも関われる

 公務員の仕事は社会全体がフィールドなので、本当に幅が広いです。

 国家公務員の場合、大まかな分野ごとに省庁が分かれていますが、地方自治体は1つの組織の中にその要素がすべて詰まっています。まるで「小さな国」を運営しているような感じです。

 そのため、関わる業界もほぼオールジャンルで、中小企業から医療、福祉業界、建設や教育、農林水産業まで、社会のあらゆる分野の方々と仕事をする機会があります。

 この仕事の幅の広さが、私が公務員として働いてみたいなと思った大きな動機です。

 子供の頃から色んなことに興味を持つタイプで、就活の時は志望業界を考えるのが大変でした。

 逆に、自治体で働けば、どんなことにも興味が持て、何でもできると思いました。どの分野でも社会は繋がっていますから。興味があることに仕事として取り組めるって、理想的だなと思いました。

地域とも深く関われる
 同時に、自治体で働いていると、当然その地域ともたくさん関わりを持ちます。
 少し前に、各地の名産品を使った地域振興に取り組みました。その中で、各地の人と触れ合いながら色々な地域の名物を知って、地域のことを深く知ることが出来たことがとても楽しい経験でした。

 どの名物にも、それがなぜ生まれたのか、なぜ皆に愛されるのかというストーリーが必ず存在するからです。それは、ネット記事や動画だけからでは分からない、その地域の文化や人々の命が積み重なった歴史そのものです。

 こうしたものに触れられることは、自分の人生も豊かにするし、とても貴重なことだと思います。その地域に対する見方が変わります。今まで知らなかったこと、見えていなかった世界を知ることができるってこんなに楽しいんだなと思いました。

2 自分次第でいくらでも成長できる

 もう1つ、公務員として働くことの魅力だと思うのは、成長できる環境がしっかりあることです。

頑張った人が評価される

 よく、行政は事業の利益を求めないから、成果を出さなくても問題ない、と言われますが、公務員の職場で思ったのは、「結構成果主義なんだな」ということでした。

 確かに行政では営利こそ追求しませんが、事業の費用対効果は必ず考えます。そして、そのプロセスでしっかり汗をかき、政策効果につなげた人が、評価されます。

 公務員なら安泰だとか、言われたことをやっていれば良いという時代は随分前に終わったように思います。上司の機嫌を取っていれば大丈夫、というほど甘くはありません。というか、結果を出さないと上司の機嫌は良くなりません…(笑)

 逆に、今は限られたリソースを使って最大限の効果が出せるよう、頭をフル回転させなければ、自治体として持続可能性がありません。だからこそ、挑戦しがいがある仕事だと思います。

 どの業界も人手不足です。行政も例外ではありません。どんどん仕事のコストパフォーマンスを上げていく必要に迫られています。

 私の職場では、リモートワークの環境が完備されており、WEB会議もガンガンやっています。そうした最新のトレンドをしっかり追いかけられるところにも、魅力を感じています。

成長できるかは自分次第

 どんな会社でも同じかもしれませんが、公務員でも、成長できるかは自分の頑張り次第だと思います。逆に、頑張れば、いくらでも成長できる環境があります。

 私自身、結構頑張ったなぁと思った半期のボーナスで他の人より上の評価をしてもらったときは嬉しかったです。頑張っているの、ちゃんと見てもらえていたんだなと思いました。

 日頃の成果もあり、去年は海外派遣研修に選ばれ、単身ヨーロッパに行きました。自分で研究テーマを決め、現地の関係機関等に自分でアポイントを取って調査・研究したのですが、これもすごく貴重な経験で、今の業務にも生きています(写真は視察先機関にて)。

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 もちろん普段の仕事においても、色々な人と関わる中で、本当に何でも学ぶことができます。

 公務員という職場でも、成長できたり挑戦できる環境・雰囲気は揃っていて、自分自身の努力でいくらでも生かすことができると思います。

3 終わりに

 公務員として働くことの魅力ということで、仕事の幅の広さと、成長できる環境について書いてみました。非常に簡単な内容で恐縮ですが、少しでも公務員の仕事に興味を持っていただけたり、イメージを膨らませていただければ本当に嬉しいです。

 「先輩をつかおう!」の企画の中でも、機会を見つけてもっと色々なお話ができればと思っています!

 他の業界のメンバーの投稿もありますので、是非そちらにも目を通していただけたら嬉しいです!どんどん色々な「先輩をつかって」ください!

 ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

=私の略歴=

2013年早稲田大学法学部卒業、銀行入社。個人向け営業、海外業務を経験。2016年公務員へ転職。産業政策事業、税務業務を経て、現在は官民共同事業を担当。

(実は新卒ではなく、転職して公務員になりました。また機会があれば、そのあたりの話も出来たらと思います)

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