好きな事を続けよう

◆背景
noteを書くにあたって

2016年教育学部卒のKと申します。
2015年次稲門会の一員ですが、何を隠そう留年しておりまして2016年に卒業しました。

今回2013、14、15年卒合同で就活のサポートを行うということで、少しでも手助けになればと思い、私の経験をお話させて頂きます。
よくある経緯とはちょっと外れてるかと思いますが、1つの考えとして参考にしていただければと思います。

背景をお話した方がわかりやすいかと思いますので、まず学生時代のことをお話します。
※就活の話だけでいいよという方はスキップで大丈夫です。

◆学生時代
高校時代はあまり頭が良いとは思ってなく、将来の事もあまり考えておらず、名のある大学になんとなく行きたいとは思ってました。
3年間親や塾の先生の言う良い大学行かないと仕事選べないよ!という言葉を受け血を吐くような思い(実際に吐いたことはない)をし、なんとか現役で某W大学に入学しました。

化学が好きで得意で自信もあったので、先進理工学部の応用化学科に行きたかったのですが、受からず教育学部の理学科地球科学専修へ。
某京理科大の応用化学科と迷いましたが、当初の目的がある名のある大学へということだったので、虹色のキャンパスライフを思い描き早稲田への進学を決意。地球科学専修に化学系の研究室があったのも入学の決め手でした。
実際にキャンパスライフが虹色だったかはさておき、学生生活は野球サークルに入り一応幹事長でしたが、あとはバイトしたりとよくある平凡な暮らしでした。
同期のみんなが就活を進める中、研究職を考えていた為全く就活はしていませんでした。
ところが、諸事情により化学系の研究室が4年の夏に解散することがわかりました。
そこから色々迷いましたが、元々理工学部に行きたいという気持ちがまだ残っていたので、大学院の入試を受けることを決意しました。
院試は大抵9月入試の為留年し、5年生の9月に受け、東京工業大学大学院に進学することになりました。

大学院選びの時に何となくですが志望業界は考えていました。飲食店でのアルバイトの経験から食品業界に興味を持っていました。
得意な化学を活かし、大学院ではアミノ酸の研究をしていました。

◆就活について
すみません、やっと就活の話です。
というわけで食品業界に絞って就活をしておりました。
好きじゃないと続かないというのは感じていたので、色々見ていましたが結局最初に選んだのはビール業界。
結局ご縁はなかったのですが、面接での印象が悪く第一志望が第一志望ではなくなっていました。
その後は研究に関わらず食に関われる仕事として、商社で食品の輸入やディベロッパーで飲食店への営業など興味を持ちましたが、必ず希望の物を扱うことが出来ないという事を懸念し、応募をしませんでした。
ビール業界、商社、ディベロッパーに興味を持った理由がとりあえず大手がいいからって言うことに気づき始め、友人などを頼り会社の大小に関わらず様々な会社を見ることに。
その中でマイページにESを書いていると、会社からオファーが来るというサイトに登録していたのですが、そこでメッセージをもらったのが食肉卸の会社でした。
結論から言うと、今はその会社にいるのですが、メッセージをもらったことでやはり必ず好きなことに関われる良さに気づきました。そして、先でも述べた通りもともと飲食店でのアルバイト経験から食品業界に興味を持つことになったのですが、その飲食店がまさに焼肉屋でして、会社の説明を受けているうちにやりたいことはビールを作ることや食品を輸入することでもなく、食肉に関わることだということも気づきました。

その後は自分に嘘をつくことなく飾らずに就活にのぞめたので、具体的な志望理由がスラスラと自分の言葉で言えるようになりました。

その後面接はとんとん拍子で進み、無事内定となりました。

◆就活体験談
・面接で心掛けたところ
上でも述べた通り、自分に嘘をつかないこと。
結局作った言葉で面接を通っても評価されているのは作った自分。入社してからも自分を作り続けるのは難しいし、苦しいのでありのままの姿でのぞんでいました。
面接は選ばれる場所ではなく、自分も選んでるという考えも持つといいと思います。

・ES作成で心掛けたところ
誰でも書けるESを書かないこと。自分の体験談や感じたことを盛り込むようにしていました。
しっくりくるまで何度も読んで直しました。文を書くのを得意な人に見てもらうのも良いと思います。

◆自分は何のために働いているのか
・モチベーション
目的を持たずに働くのはとても辛いと思います。自分は過去の体験から、美味しいお肉を食べて感動するという体験を多くの人にしてもらいたいと思うようになり食肉卸で働くことにしました。

・やりがい
やりがいはやりたいことをやれる環境がキャリアの先にある。それだけです。

◆どういうキャリアを積んできたか
・業務内容、職歴
上述の通り、留年して大学院に2年行ってましたので、まだ新卒3年目です。コロナウィルスの影響で飲食店が大きなダメージを受けたこともあり、会社も大変な時期がありました。
まだ半分事務作業のような形で、毎日のように怒られています(笑)
ただ、新商品の提案など行う機会があり、既にいくつか採用していただいてます。手を上げればなんでもやらせてくれる環境があります。

◆就活生だった自分に言いたいこと
大手志向から方向転換できて良かったと言いたいです(笑)しかしこれも好みや相性があると思います。自分に正直になることだと思います。意外と簡単ではないと思います。

◆その他
僕ら早大生っていうのは、平均から見ると少しは周りより優秀っぽいなってのは誰しもが感じたりしてると思います。ただそれが就活の邪魔になることもあると思います。
早稲田にいったしここぐらいは行っときたい。そういう気持ちで就活して、優秀な自分を作り上げ、面接を通ったが、結局仕事が楽しくなく、ネガティブな転職を考える人をたくさんみてきました。
皆さんにはそのようになって欲しくないので、正直な就活をしましょう。恥ずかしいことなんて何もないです。

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