![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/5185485/rectangle_large_5fa47a12f7813a9ce08d477f6912f5f9.jpg?width=1200)
【田楽→おでん】味覚障害さんのレシピメモ
鶏手羽とカブの田楽
手羽とおでん昆布、カブを鍋に並べてヒタヒタのお水を入れ、コトコト。
カブに火が通って透き通れば出来上がり。
今回はカブにしましたが、普段はよく大根を使います。
タレには八幡屋礒五郎の山椒味噌。
これだと甘くなくて日本酒にもいい(笑)
酒呑みの旦那氏にも、アテに丁度良かったみたいです。
お酒飲まないなら、市販の甘めの田楽味噌と合わせても良いかも?
カブの葉と牡蠣と豆腐の卵炒め
牡蠣は塩麹に漬けておいたものです。
フライパンに胡麻油を熱し、豆腐とカブの葉を炒め、火が通ったら牡蠣と卵を入れて仕上げます。
牡蠣と塩麹で味が付いてますが、薄味なので好みで味は足してもらっても。
おでん
上のカブの田楽が余ったので、翌日は具を足しておでんに。
鶏手羽からの出汁が入っているので、かなり出汁の美味しいおでんに化けました。
(手羽は時間が経つと、シガシガの出涸らしになるので食べない方が無難です…)
ちなみに、おでんの具でいちばん好きなのはちくわぶです。
なんで粉モノ文化の関西にちくわぶが無いのか!!と心底驚いたぐらい好きです。
というか、関西のおでんには粉モノが無いので、結婚して関東に住むまでは、実はおでんは嫌いでした(笑)
☆☆☆☆☆
いま私がお世話になっている「抗体薬物複合体(抗がん剤治療薬の1種)」ですが、副作用で口の中が荒れる(口内炎)せいか、少し味覚が変わってしまうため、今までの様に食べれなかったりする事があります。
(私は同時にタバコも止めたので、余計に今までと感じ方が違うんですよね…)
何が辛いかというと、油脂分が多かったり、醤油味のものが、食べ終わるまでの半分ぐらいから「酸っぱい」と感じるようになってしまっています。
あと、唾液が少なくなったのかな…乾きものが大好きだったのですが、最近はすぐに顎が疲れてしまいます(笑)
なので今までならドライフルーツ大好きだったところが、生の果物の方が消費出来るように…
最初の頃は、食べ物もしゃぶしゃぶぐらいしか食べれないかなあ?という感じだったのですが。
(しかも、味ぽんやゴマだれの消費量が異常に少なくて済む、もしくは昆布茶をタレにする)
幸い、探究心がある方というか、やっぱり同じメニューは飽きてきたというか(笑)
少しずつ、食べれる献立が増えてきています。
ジャンクフードもたまにはチャレンジしますし、食べれないわけではないのですが、最後まで食べると「ああ、酸っぱかったなー」となってしまうため、以前ほど欲しなくなり。
自分が食べたいものは、自分で味付けした方がちゃんと食べられるかな?と…
だいぶ薄味なものが多いですが、味覚障害のある時のレシピメモや、お気に入りおやつ等の記録、「食べれたメモ」を残しておこうかな、と思います。
抗がん剤治療をしている間は【食べれるものを食べる】が1番大事です。
人によっては、ジャンクやおやつばかりになる事もありますし、何も食べないよりは【食べられるものを最優先】にはしてくださいね。
少しだけ余裕が出てきたら、ちょっとだけ栄養の事も考えてみてください。
ダメなのは、身体に良いからと変に偏った食事にしてしまうこと。
好きな物、食べたいものを食べる事は悪い事じゃありません。
何事も、バランス良くって大事です😊
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?