【ソウル혼영】댓글부대(コメント部隊/Troll Factory)
ソウル、釜山、あるいは日本公開中の韓国映画鑑賞レビューです。
혼영:ぼっち映画を意味する韓国語の短縮系
世論が大きく世の中を動かす、そして世論を操作することで嘘も真実になる。日本とは異なるSNSのコメント事情を描いたブラックコメディ。今回の韓国総選挙に鋭い矢を放つかも?と言われた話題作。
※サムネイルは内容と無関係ですが主演のソン・ソック、彼はCMで街角で、実によく見かける俳優です!
あらすじ&どうだったよ?
主要キャストは左からソン・ソック、キム・ソンチョル、キム・ドンフィ、ホン・ギョン。カメオ出演でパク・ヒウォン、キム・ジュンハン。
この映画は2013年の国家情報院の大統領選挙不正介入事件をモデルにしているそうで、序盤は90年代の韓国インターネット創成期、イム・サンジン(ソン・ソック)が少年時代にDOSパソコンでネット掲示板を運営するところから始まる。
就職して新聞記者になったイム・サンジンは自身が書いた大企業不正暴露記事が誤報とみなされ、ネット上で身バレ&総叩きにあったうえ、会社からも停職という名の実質クビを言い渡される。
・・・半年後、イム記者のFacebookに「あなたの書いた記事は真実」というDMが届き、その送信者と密会する。送信者はネット小説家の男性(キム・ドンフィ)、彼は一緒にこの問題を解決する方法を提案しイム記者もそれに乗る。小説家を含んだ3人組は金で動くいわゆる「コメント操作部隊」、ウソも操作で真実に仕立て上げる。いったい何が真実でなにが嘘なのか?
・・・白状するとここ最近で観た映画で一番難しくて理解できず(ラストは特に)観終わった後、シノプシスを検索しまくりました・・・というかこれが監督の意図らしくて「映画を見ながら最大限携帯電話を見ることができないほど没入させるという基準があった。しかし映画を見たら携帯電話を見るしかないようにした。検索したり情報を受け入れた時、映画が終わっていないような混乱に包まれればいいと、そして情報を持って映画を見ればまた違って見ることができると思った」と。いやーお見事、まさにその意図通りになった。以下リンクは監督インタビュー。
日本でリリースされればこれはぜひもう一度観たい!
映画館情報
CGV明洞、料金は15,000 KRW、
つたない韓国語能力で聞き取りしてますので記載内容の多少の誤りはご容赦ください。
おまけ(酒クズ話)
明洞でイケてるバーを発見!欧米人のお客さんが多いので店員さんは英語も達者、マスターもよかったが特に女性スタッフがすんばらしい。わたしがひとりだと気を使ってずっと話しかけてくれる。
きょうはここまで。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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