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【SE/Q3-2021決算速報】東南アジアで事業展開するハイパーグロース企業「Sea Limited(シー・リミテッド)」、2021年第3四半期の結果は売上◎、EPS×。EPSは市場予想下回る(もはや定番)もPre-Marketは上昇。Earnings Callチェックと今回もCANSLIM定点観測を実施。

このマガジンは取り上げた企業の投資を推奨する意図は全くないことを改めて確認いたします。企業の業績チェック、ビジネスモデル、新着ニュースをシンプルに定点観測する読み物です。

(Sea Limitedの会社概要・歴史・ビジネスモデル考察は「【SE/米国株銘柄分析】東南アジアを統べる(勢い)のハイパーテックグロース企業「Sea Limited」の概要, ビジネスモデル, 今後の株価見通し(将来性/成長性)を直近決算とオニール流CANSLIMの観点から考察。EC、ゲーム・エンターテイメント、デジタル金融の3本柱でアジアの覇者、そして世界へ。」を参照。)

「Sea Limited(ティッカーシンボル:SE)」のQ3-2021の決算結果が出ました。


決算は市場予想をクリアしていませんが、Pre-Marketで株価は上昇中です。もはやEPSを外すのは定番となっています。


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※YoY = year over year(前年同期比)

□ Sea Limitdの2021年第3四半期決算

◇ 売上:$2.7B/YoY+121.8%(予想$2.46B)◎
◇ Gross Profit:$1.0B/YoY+147.5%
◇ EPS:-$0.84(予想-$-0.65)×


□ 2021年 通年ガイダンス

◇ E-commerce revenue:$5.0 - $5.2B

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それでは詳細を見ていきましょう。まずは速報ベースです。追ってカンファレンスコールで聞いた内容、CANSLIM分析を追記します。

(11月17日時点の株価チャート)

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2度、買いポイントでブレイクアウトに失敗していますが、今回の決算発表で3度目のブレイクアウトチャレンジですね。と思いましたが、AHはあげてましたが場中では下がってしまったようです。しばらく買い場は来ないかもしれませんね。


前回決算↓↓


■ Revenue(売上高)

◇ Q3-2021:$2.7B/YoY+121.8%(予想$2.46B)◎

市場予想を超えています。前年比約121.8%は凄まじい数字です。前四半期もYoY+158.6%でしたが、減速ではあるものの、超高水準の売上を叩き出しています。

以下は過去の売上推移です。成長率はまさに「ハイパーグロース」という水準です。


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※YoY = year over year(前年同期比)

Q1-2018:$0.16
Q2-2018:$0.18
Q3-2018:$0.20
Q4-2018:$0.28
Q1-2019:$0.35B(YoY+118.8%)
Q2-2019:$0.44B(YoY+144.4%)
Q3-2019:$0.61B(YoY+205%)
Q4-2019:$0.78B(YoY+178.6%)
Q1-2020:$0.71B(YoY+102.9%)
Q2-2020:$0.88B (YoY+100%)
Q3-2020:$1.21B(YoY+98.4%)
Q4-2020:$1.56B(YoY+100%)
Q1-2021:$1.76B(YoY+147%)
Q2-2021:$2.28B(YoY+159%)
Q3-2021:$2.70B(YoY+121.8%)←New!!

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GAAP売上高(DE&EC内訳):

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◇ DE GAAP Revenue=デジタルエンタテインメント(主に「フリー・ファイア」)のGAAP収益

Q3-2021:$1,099.4M、YoY+93%。


質の高いコンテンツや没入感のある体験を通じてコミュニティに参加し続けることにより、アクティブユーザー数が増加し、有料ユーザーへの浸透が進んだとのこと。


◇ E-Commerce GAAP Revenue=ECのGAAP収益

Q3-2021:$1,450.4M、YoY+134.4%。

Shopee(EC)にとって、連続して前年同期比3桁の受注増加となりました。E-コマースの普及が進んでいます。


E-Commerceが主力となり、Sea Limitedに収益(売上)をもたらしていることがわかります。粗利項目を見ていただければわかるのですが、デジタルエンターテイメント領域の方が利益は出ています。


デジタル金融サービス分野のGAAPベースの売上高は$132Mで、Q3-2020の$14.4MからYoY+818%の増加となりました。


■ EPS(1株当たりの当期純利益)

◇ Q3-2021:EPS:-$0.84(予想-$0.65)→×

EPSは予想を越えられずシンプルに外しています。それにも関わらず、株価は毎度上昇します。曲者銘柄ですね。企業とアナリストとで、あまりコミュニュケーションを取っていないのでしょうか。もう東南アジアNo.1の時価総額まで上り詰めてしまいました。ADRらしいといえばそうなのですが。


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Sea limitedの過去EPS(non-GAAP)の推移は以下の通りです。

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Q1-2018:-$0.61
Q2-2018:-$0.59
Q3-2018:-$0.70
Q4-2018:-$0.95
Q1-2019:-$0.64
Q2-2019:-$0.48
Q3-2019:-$0.38
Q4-2019:-$0.53(N/A)
Q1-2020:-$0.52(N/A)
Q2-2020:-$0.68(N/A)
Q3-2020:-$0.69(N/A)
Q4-2020:-$0.87(N/A)
Q1-2021:-$0.62(N/A)
Q2-2021:-$0.61(N/A)
Q3-2021:-$0.84(N/A)

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引き続き、ずっとマイナスです。U字回復を目指すベンチャーにはありがちなEPSですが、このような場合マイナスだからダメな会社、と見るのではなく、売り上げの成長率、市場予想を上回る決算を出せるかに注目します。


Gross Profit

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◇ Q3-2021:Gross Profit:$1.0B/YoY+147.5%


前四半期の粗利の成長率は364%でしたが、だいぶ落ち着いて147.5%です。落ち着いてないんですけどね。非常に高い水準の粗利です。


Non-GAAP EBITDA

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◇ Q3-2021:-$165.5M(前年同期:$120.4M)

昨年はプラスでしたが今期はマイナスです。昨年から実はEC領域も赤字なんですよね。デジタルエンターテイメントは粗利率も高く、Seaの収益基盤です。


ECはランド・アンド・エクスパンド戦略実施中で、ユーザー数をまだまだ伸ばしていくフェーズ故に、まだまだ赤字であると推察します。因みに台湾に次いで今季、ついにマレーシアのShopeeではプラスを記録したとプレスリリースが前四半期時点で出ています。

このまま収益基盤が強固になっていくと良いですが。詳しくはEarnings Callで確認していきたいと思います。


企業KPI

■ Digital Entertainment


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◇ Highlight:

・自社開発の世界的ヒットゲーム「Free Fire」は、ユーザーの強いエンゲージメントが続いている。
・App Annieによると、2021年第3四半期にGoogle Play上のすべてのモバイルゲームの平均月間アクティブユーザー数で世界第2位となった。
・同じく、東南アジア、ラテンアメリカ、インドで最高の売上を記録したモバイルゲームであり続けている。
・東南アジアとラテンアメリカで過去9四半期連続してこのトップポジションを維持。インドでは4四半期連続でこのトップの座を維持。
・米国では3四半期連続でモバイルのバトルロイヤルゲームで最高の売上を記録。
・2021年第3四半期のGoogle Playのモバイルゲームでは2番目に高い売上を記録。
・9月下旬には、「Free Fire MAX」をグローバルに展開し、大規模かつ多様なユーザー層に向けて、高品質なエンゲージメントと没入感のある体験を継続的に提供。

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□ Bookings

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Q3-2021:$1.2B、YoY+29%。


※DE=デジタルエンタテイメント
※DE Bookings=DE事業のGAAPベースの売上高に、DE事業の繰延収益の変動を加えたもの(会計上まだ収益認識されないものも加算、未来予測が立てやすい)。

前々回の決算では成長率は前年比2倍以上でした。前回は65%でした。今回は29%、少し鈍化が見えますね。


□ ユーザー数(Digital Entertainment: Continued Growth of User Base)

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◇ Q3-2021:アクティブユーザー数は7億2,900万人に到達(凄いですね)、YoY+27%、課金ユーザー9,320万人、YoY+43%です。

毎四半期、お金を落とすユーザー数が引き続き加速しています。Sea Limitedの収益力が雪だるま式に増加していることがわかります。


成長率はどうしても前回決算から落ちています。世界中でワクチンが普及していますので、これは当然の流れですね。


■ E-commerce

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◇ Highlight:

・App Annieによると、Shopeeは、Q3-2021にGoogle Playのショッピングカテゴリーにおいて、アプリ内での総滞在時間で1位、ダウンロード数と平均月間アクティブユーザー数で2位を獲得。
・東南アジアと台湾ではそれぞれ、平均月間アクティブユーザー数とアプリ内での総滞在時間でショッピングカテゴリの1位を継続。
・特にインドネシアでは、Shopeeはこれらの指標でも1位に。
・2019年末にShopeeが発売されたブラジルでも引き続き同項目で1位を獲得。

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□ 商品の総売上金額(GMV=Gross merchandise volume)

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◇ Q3-2021:GMV:$16.8B、YoY+81%

前回に引き続き、強い数字を出しています。取引量が抜群に増えています。

総注文数は、前年同期比123%増の17億件に。
こちらは前四半期とほぼ同水準の成長率であり、EC領域は全く衰えていません。世界中でECが根付いてきていることがわかります。

マネタイズの強化は、付加価値サービス、トランザクションベースの手数料、広告収入など、収益源全体の成長によってもたらされています。


■ Digital Financial Services

□ モバイルウォレット総支払額

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◇ Q3-2021:>$4.6B、YoY+111%

モバイルウォレット総支払額は、PayPalやSQのTotal Payment Volumeのようなものですね。これが大きければ大きいほど、ネットワーク効果が働いていることが理解できます。


前四半期は$4.1Bでした。順調に増加しています。


□ 四半期課金ユーザ

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◇ Q3-2021:>39.3M、YoY+120%

こちらも前四半期の32.7Mからさらに加速しています。前四半期のYoY+109%を上回る成長を見せています。


財務状況(資本配分/自社株買い/M&A)


■ 資本配分

直近では、2020年12月に公募増資(11,000,000〜13,200,000のClass A 米国預託株式(ADS)を販売)。一株あたり$195。公募増資の価格は今は大幅に上回っています。(2021年8月17日時点$290)

Sea Limited Announces Proposed Offering of American Depositary Shares

転換社債型新株予約権付社債の転換状況として、2021年5月10日の最終更新日以降、2021年7月31日までに、4億2,330万米ドルを超える転換が行われました。2021年10月31日までに、1億9,600万米ドル以上の転換社債が発行されました。


また、9月にもADSおよび転換社債の提供価格を発表しました。

11,000,000株の米国預託証券( "ADS")、1株当たりを318.00米ドルと発表しました。

Sea Limited Announces Pricing of Offerings of ADSs and Convertible Notes

公募価格である$318は優に超えていますね。

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■ M&A

2020年1月:Dauntlessの開発元であるバンクーバーのPhoenix Labsを買収。ゲーム事業の強化。

2021年1月:インドネシアの銀行PT Bank Kesejahteraan Ekonomi(Bank BKE)を買収。インドネシアでのフィンテック事業を強化。

Sea Limitedといえばテンセントの厚いバックアップで有名ですが、買収で業態強化にも積極的ですね。


FY-2021ガイダンス

ガイダンス発表は以下のみでした。Earnings Callを確認したいと思います。

EC領域はガイダンス上方修正です。


◇ E-commerce revenue:$5.0 - $5.2B(前回ガイダンス:$4.7 - $4.9B



Earnings Call(役員説明とQ&A)

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◇ Overview

・第3四半期も、すべての事業において好調な業績を達成した。
・グループ全体では引き続き、GAAPベースの売上高および売上総利益が3桁の成長を記録した。
・パンデミックの影響は、全ての市場で依然として大きな課題であることを念頭に置いている。
・ここ数ヶ月の間に、ポーランド、フランス、スペイン、インドで Shopee のサービスを開始した。
・今後も、多様性の高い環境での経験を活かし、十分なサービスを受けていない買い手と売り手にアプローチする機会があると考えられる場合には、新しい市場に進出することがある。
・(金融サービス事業)ここ数カ月の間に、マレーシアの「Google Play」、インドネシアの「Blue Bird taxi」、タイの「Family Mart」、ベトナムの「Locate (ph) Cinemart」など、より多くのオンラインおよびオフラインの加盟店と提携した。
・おサイフケータイ(Sea Money)を利用するお客様の数も増えている。
・おサイフケータイの他にも、Buy-now-Pay-Later、デジタルバンク、インシュアテックなど、他のデジタル金融サービスでも初期の取り組みを開始している。


◇ インドネシアでの取り組み

・地元の中小企業がオンラインビジネスを成功させるために必要なリソースを提供する取り組みを強化しており、Shopeeで新しい国際市場に参入できるよう支援している。
・Shopeeはソロとバンドン(都市名)にShopee Export MSME Campusを開設。
・これらのキャンパスでは、地元企業がより効果的に規模を拡大し、国際的に販売するために必要なリソースとトレーニングを提供している。

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・中小企業は、在庫管理システム、写真スタジオなどのマーケティング支援施設、経営に関するコース、Shopeeチームによる初期および個別のトレーニングセッションなどを利用することができる。
・ウイルス対策の一環として、政府と協力して、国家連絡先追跡システムを当社のアプリに統合し、より多くのユーザーが簡単にこのサービスにアクセスできるようにした。


◇ マレーシアでの取り組み

・政府と協力して地方の販売者をデジタル化し、Eコマースプラットフォームでの販売規模を拡大することを支援している。
・マレーシアの通信・マルチメディア委員会と提携し、全国の農村部にあるインターネットセンターを利用して、地元の起業家に無料のEコマーストレーニングを提供。
・2021年7月にキャンペーンを開始して以来、全国で6,000人以上の農村部の販売者をトレーニングし、支援してきた。
・シェルフ・ショック・マレーシア・オンライン・プログラムの一環としてマレーシア政府と提携し、28万人以上のオンライン・オフラインの地元ブランドや販売者のプロモーションを行った。
・このプログラムは、デジタル経済がもたらす成長機会への地元中小企業の参加をさらに促進することを目的としている。
・ウイルス対策の一環として、ワクチン接種を受けたユーザーに少額の報酬を与えるプログラムを導入し、政府によるワクチン接種の促進を支援した(フィリピンでも実施)。


◇ タイでの取り組み

・デジタル経済推進機関、タイ証券取引所、中小企業振興局と協力して、「タイのデジタルチャンス」プロジェクトを立ち上げた。
・この取り組みは、応募、トレーニング、メンタリングセッションを通じて、若い起業家のデジタル起業家としてのスキルを向上させることを目的としている。


◇ ブラジルでの取り組み

・タイと同様に、地元の中小企業がオンラインで販売し、成長できるよう支援するため、より多くの中小企業の受け入れに注力してきた。
・2020年半ばに地元の販売者を迎えるようになってから、ブラジルでは100万人以上の地元の販売者がShopeeに登録している。
・第3四半期には、Shopeeのダウンロード数とアプリの総利用時間で再び第1位となった。
・ショッピングカテゴリーの平均月間アクティブユーザー数で2位。


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◇ Questions

Q1)Shopeeがヨーロッパに進出することについて。ヨーロッパの国々で達成したい目標は何か、詳しく。どのようなKPIをモニターし、さらなる投資を評価する可能性がある?

Yanjun Wang(Group Chief Corporate Officer):ECの拡大については第一に既存市場である東南アジアや台湾、そして新たな成長市場であるブラジルに焦点を当て、非常に強いプレゼンスを獲得している。過去に様々な市場で事業を展開してきた経験から、時折、世界の他の地域で新しい市場を開拓することもある。当社は、異なる市場での事業運営において深い経験を積み、モバイル・ネイティブ、ソーシャル・コマース、ロングテールの多様なカテゴリーに焦点を当てた当社のビジネスモデルを理解していると考えている。

もちろん、私たちは非常に謙虚であり続けており。謙虚であることは、実際、私たちのコア・バリューの1つでもある。それぞれの市場に合わせたローカライズされたソリューションを開発すべきであり、思い込みは禁物。

うまくいけば、私たちの入口が市場に付加価値を与え、新たな成長分野の可能性を見出すことができ、同業他社とともに地域の電子商取引の成長をさらに促進することができると信じている。しかし、我々は固定のKPIを設定していない。今はまだ非常に初期の探索段階。

我々はShopeeの長期的な成長を楽観視している。なぜなら、我々のビジネスモデルは、中小企業の販売者へのサービス提供や、我々のモデルを通じた消費者へのサービス提供において、世界的にニーズがあると信じているから。


Q2)Free Fireのアクティブユーザー数は1桁台に減速しているが、これはFree Fireのユーザー数が飽和状態にあることを示唆しているのではないか?さらに加速する余地は?

Yanjun Wang(Group Chief Corporate Officer):Free Fireは非常に力強い成長を遂げている。Free Fireは、これまでに課税された世界最大のモバイルゲームであり、強力なユーザー層を継続的に獲得している。実際、当社の指標を全体的に見てみると、前年同期比だけでなく、前年同期比でも改善している。

前年同期比だけでなく、前四半期比でも改善している。ゲームの運営に関しては、COVID以前の環境に戻ってきていると思う。しかし、ユーザー数の増加は継続しており、特に新規参入した市場ではその傾向が顕著になっている。今後は次のことを考えている。

既存市場での強力なユーザー基盤を維持しつつ、これまで深く浸透していなかった市場で新たな成長機会を探る。特に、「Free Fire MAX」の発売や、「Craftland」などのユーザー生成コンテンツのためのツールや、今後ゲームに導入する可能性のあるその他のツールや機能などの新機能を活用する。私たちは、強力なIPとプラットフォームの構築にさらに注力する。

現在、四半期ごとのアクティブユーザー数は7億人を超え、さらに増加している。プラットフォーム自体をさらに強化して、より多くのモード、より多くの機能、さまざまな方法でユーザーコミュニティを楽しませ、交流を深めることができると考えている。

ファッション・ウィークをはじめとするIPとのオンライン・オフラインのコラボレーションを導入することで、このIPとプラットフォームをさらに強化し、Free Fireの長期的な可能性を最大限に引き出すことができると考えている。

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蛇足ですが、質問に簡潔に答えていたYanjun Wang氏、力強く答えるなぁとなんとなく経歴を見てみたらハーバード大学経済学部、ハーバードロースクール(法務博士取得)卒業のハイパーエリートでした(笑)NY州の弁護士資格も保持。

アジアの覇権を握らんとする企業のトップはやはりバックグラウンドがスゲェです。日本のエリートも海外から学び世界の覇権を握りにいく気概を見せて欲しいですな(人任せ)。

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CANSLIM定点観察

「CANSLIM」は成長株発掘法の著者、ウィリアム・オニール氏の成長株の見極めに用いられる判断指標です。



CANSLIMとは以下の頭文字です。これら全てを満たすと「大化け株」となります。(満たしていなくても有望銘柄として売買はOK、投資家の技量が試される)

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

・C(=Current Quarterly Earnings=当四半期のEPSと売上)
・A(=Annual Earnings Increase=年間EPSの増加、高いROE水準)
・N(=New Products, New Management, New Highs=新興企業、新製品、新経営陣、正しい株価ベースを抜けて新高値)
・S(=Supply and Demand=株式の需要と供給)
・L(=Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)
・I(=Institutional Sponsorship=機関投資家による保有)
・M(=Marker Direction=株式市場の方向)

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筆者がSea Limitedで行った2021年11月17日時点の判定結果は以下の通りでした。

[Q1 → Q2 → 3Q]

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C:X → X → X
A:X → X → X
N:◯ → ◯ → X
S:△ → △ → △
L:◯ → ◯ → ◯
I:◯ → ◯ → X
M:△ → ◯ → ◯

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悪化しています。実際に今はシクリカル銘柄が強い時期でもあり、ハイパーグロース株の成長率に特別感を感じない時期でもあり仕方ないのかなとも思います。


前回判定内容↓

(11月17日時点の株価チャート)

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AHでは5%ほど上がっていましたが、場で下がってしまったのですね。

それでは各項目の詳細を見ていきましょう。


■ C(=当四半期のEPSと売上) X

C(=Current Quarterly Earnings)を見ていきます。

ここでは以下の2つを判定します。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

⑴ 当四半期のEPSが前年同期比で25〜30%以上か?
⑵ 売上が25%(または直近3四半期で伸び率が加速)以上伸びているか?

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


⑴ 当四半期のEPSが前年同期比で25〜30%以上か?

当四半期のEPSが前年同期比で大きな伸び率を示しているかどうかを見ます。最低目標は25〜30%です。より保守的に見るのであれば40〜500%です。

Sea LimitedのQ2-21のEPSは-$0.84とマイナスです。YoYは計測できず、「×」の判定になります。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

Q1-2018:-$0.61
Q2-2018:-$0.59
Q3-2018:-$0.70
Q4-2018:-$0.95
Q1-2019:-$0.64
Q2-2019:-$0.48
Q3-2019:-$0.38
Q4-2019:-$0.53(N/A)
Q1-2020:-$0.52(N/A)
Q2-2020:-$0.68(N/A)
Q3-2020:-$0.69(N/A)
Q4-2020:-$0.87(N/A)
Q1-2021:-$0.62(N/A)
Q2-2021:-$0.61(N/A)
Q3-2021:-$0.84(N/A)

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


判定の補足項目:

① 過去10四半期に以前に比しEPS成長率が加速しているか?
→No
② 2四半期続けて大幅にEPSが成長しているか?
→No
③ 翌四半期、翌々四半期も力強い成長が予想されているか?
→No
④ EPS成長率が66%以上の減少が二四半期続けば危険水域。
→No


⑵ 売上が25%(または直近3四半期で伸び率が加速)以上伸びているか?

次に売上の伸びを見ていきます。直近3四半期で25%以上伸びていますので、こちらも余裕でクリアですね。確認しなくてもわかります。YoY+121.8%です。

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※YoY = year over year(前年同期比)

Q1-2018:$0.16
Q2-2018:$0.18
Q3-2018:$0.20
Q4-2018:$0.28
Q1-2019:$0.35B(YoY+118.8%)
Q2-2019:$0.44B(YoY+144.4%)
Q3-2019:$0.61B(YoY+205%)
Q4-2019:$0.78B(YoY+178.6%)
Q1-2020:$0.71B(YoY+102.9%)
Q2-2020:$0.88B (YoY+100%)
Q3-2020:$1.21B(YoY+98.4%)
Q4-2020:$1.56B(YoY+100%)
Q1-2021:$1.76B(YoY+147%)
Q2-2021:$2.28B(YoY+159%)
Q3-2021:$2.70B(YoY+121.8%)←New!!

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


⑴EPSは「×」、⑵売上は「◯」です。

C(=Current Quarterly Earnings)はEPSがマイナスはインパクト大きく、厳しめに「×」でしょうか。


■ A(=年間EPSの増加、高いROE水準) X
ここでは以下の2つを判定します。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

⑴ 年間EPSが過去3年連続で増加しているか?
⑵ 企業のROEが最低でも17%を超えているか?

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■


⑴ 年間EPSが過去3年連続で増加しているか?

年間EPSが過去3年連続で増加しているかどうか、増加率が25〜50%以上の銘柄かを見ていきます。2年目のEPSが下がっている銘柄は除外されます。

Sea Limitedの過去の年間EPSを見ていきます。

■□━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━□■

2018:-$2.85
2019:-$2.03
2020:-$2.76
2021:-$2.16(アナリスト予想

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Sea Limitedはまだまだ成長のステージにあり黒字にはなっておらず、成長率が測れる段階にありませんね。

売上については2020年は余りある成長をしており、2021年もその好調さは継続している点をどのように捉えていくかが肝要ですね。ここではひとまず「×」とします。


⑵ 企業のROEが最低でも17%を超えているか?

ROEが最低でも17%を超えているかどうかをチェックします。

Sea Limitedはそもそも赤字なのでROEは測れません。ここでもひとまず「×」とします。

⑴⑵合わせて、ここではA(=年間EPSの増加、高いROE水準)は「×」とします。


■ N(=新興企業、新製品、新経営陣、正しい株価ベースを抜けて新高値) X

N(=New Products, New Management, New Highs)を見ていきます。

株価が驚くような上昇を見せるには何か新しいもの(収益増加率を加速的に伸ばす原動力)が必要です。


Sea Limitedのゲーム・エンターテイメント事業は今後ますます盛り上がりを見せるeSports分野です。

株式会社KADOKAWA Game Linkageの「グローバルeスポーツマーケットレポート2020」によると、2020年の世界のeスポーツの市場規模は約9億7390万ドル(前年比+1.7%)。同レポートでは、eスポーツ市場は今後も拡大を続け、2023年には15億9820万ドルに達するとの予想を発表しています。

<参考>世界のeスポーツ収入源の内訳(2020年)

・スポンサーシップ:5億8410万ドル(前年比+7.5%)
・メディア権:1億6330万ドル(同+3.3%)
・パブリッシャー提供資金:1億890万ドル(同-11.6%)
・グッズ&チケット:7620万ドル(同-27.9%)
・デジタル:2150万ドル(同+60.9万ドル)
・ストリーミング:1990万ドル(同+44.9%)

(引用:市場規模9.7億ドル超!拡大し続けるeスポーツ市場


EC事業のShopeeは注文数がYoY+153%、GMVがYoY+103%と東南アジアのアマゾン×メルカリとして快進撃を続けています。この事業は目新しさこそありません。


EC事業のShopeeは注文数がYoY+153%、GMVがYoY+103%と東南アジアのアマゾン×メルカリとして快進撃を続けています。この事業は目新しさこそありません。

しかし、まだまだインフラが整っておらず安心して取引ができない東南アジアで事業を拡大している点は、「オンラインショップ」というインフラ整備をしているに近いイメージなのではないかと考察できます。


デジタル金融事業はPayPalやSquareと同様の見方ができます。キャッシュレス社会を東南アジア諸国で事業を通じて実現する点は、タイムマシン経営を彷彿とさせます。

上記3事業を考えると、「◯」と考えても良さそうです。


さて、N(=New Products, New Management, New Highs)は正しい株価ベースを抜けて最高値であるという条件も加わります。チャートを確認しましょう。

(11月17日時点の株価チャート)

スクリーンショット 2021-11-17 16.42.22

昨日の決算発表後に強く売られてしまいました。AHは上がっていたんですけどね。ここからベースを作って新値を目指すまでは少し時間がかかりそうです。

結論、現時点でSea LimitedのN(=New Products, New Management, New Highs)は「×」でしょうか。


■ S(=株式の需要と供給) △

S(=Supply and Demand)を見ていきます。


Sは以下の複数項目があります。一つずつチェックしていきます。

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⑴ 浮動株比率(大企業(米国基準で時価総額100億ドル以上)であれば経営陣が1-3%、中小企業であればそれ以上が望ましい)
⑵ 自社株買いをしている企業かどうか。
⑶ 企業の負債比率が低く推移しているかどうか。
⑷ 直近の出来高(機関の大きい買いが確認できるか)

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⑴ 浮動株比率(大企業(米国基準で時価総額100億ドル以上)であれば経営陣が1-3%、中小企業であればそれ以上が望ましい)

例えば、発行済株式数が5,000万株ほどの比較的供給量の少ない銘柄ならある程度の買いが入ります(その分リスクも隣り合わせです)。


Sea Limitedの総発行株式は552.16百万株です。

2021年11月17日時点データ

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Sea Limitedの浮動株の数を見ていきます。

大企業(米国基準で時価総額100億ドル以上)であれば経営陣が1-3%、中小企業であればそれ以上が望ましいです。企業として株価上昇に対する努力への期待度を示します。

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・Shares Outstanding(総発行済株式数):552.16百万株
・Float:(浮動株式数):307.63百万株
・浮動株比率:55.7%

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Sea Limitedの時価総額は2021年11月17日時点で1,821億ドル(約19兆円)なので「大企業」です。流石東南アジアNo.1の規模の会社ですね。

簡易的ではありますが、同社の浮動株比率は55.7%(つまり残りは44.3%)。経営陣が保有している株式比率が1-3%を大きく上回っています。こちらは「◯」です。


⑵ 自社株買いをしている企業かどうか。

上記「財務状況」の項目でも触れましたが、オニール流の「自社株買いをしている企業が望ましい」という点については、 Sea Limitedは満たしていません。アップルやペイパルのように積極的な自社株買いを行う方針は出していません。

「×」です。


⑶ 企業の負債比率が低く推移しているかどうか。

次に、総資本に対する負債比率の低い企業かどうかを見ていきます。

過去2-3年で負債比率が減少していれば、利息支払い費用が削減されEPS向上が見込まれます。


特にIPOしたばかりのグロース株は収益が小さいため、この利息費用のインパクトが大企業に比べて大きいので、しっかり見ておく必要があります。


(前回判定分)

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■ 2020年12月31日

総資本:10,455 million
負債:7,035 million
負債比率:67%

■ 2019年12月31日

総資本:5,224 million
負債:4,052 million
負債比率:77.5%

■ 2018年12月31日

総資本:2,193 million
負債:2,432 million

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今回も「◯」です。1年ごとに判定しますので、前回と判定は変わりません。


⑷ 直近の出来高(機関の大きい買いが確認できるか)

(11月17日時点の株価チャート)

スクリーンショット 2021-11-17 16.42.22


直近は残念ながら売りしか見えません。ここから浮上してベースを形成しブレイクアウトするタイミングまではSeaは待ちです。

過去13週間の機関投資家の入り具合を確認してみましょう。

Market Smithで確認すると、2021年11月17日時点で「Acc/Dis Rating」は「D」です。全然買われていませんね。もはや売られています。ファンダメンタルズが強い銘柄でも皆んなが買わなければ株価は上がりません。Seaは休憩ですね。


◇ Acc/Dis Rating = Accumulation/Distribution Rating(過去13週間における特定の銘柄に対する機関投資家の買い(集積)と売り(分配)の相対的な度合い)

A = 買いが多い
B = ほどほどの買い
C = 買いと売りが同程度
D = 適度な売り
E=売りが多い


「×」です。


⑴「◯」⑵「×」⑶「◯」⑷「×」でS(=Supply and Demand)は「△」とします。


■ L(=主導銘柄か、停滞銘柄か) ◯


業界内で最高の業績を記録しているかどうかを測る「L(=Leader or Laggard)」を見ていきましょう。

ここでは業界内上位2-3銘柄に入っているかどうかを判断します。


これは、レラティブストレングス指数が80〜90台かどうかで判断をします。

レラティブストレングス指数とは、ある特定の銘柄の値動きを市場の残りの銘柄の値動きと過去五二週間にわたり比較するものです。 各銘柄に1~99の数値が割り当てられ、高ければ評価が良いと判断されます。

2021年11月17日時点のSea LimitedのRS Rateは89でした。Sea LimitedののL(=Leader or Laggard)は「◯」です。


■ I(=機関投資家による保有) X

I(=Institutional Sponsorship)を見ていきます。

株価を押し上げるには大きな需要が必要です。投資信託、年金基金、ヘッジファンド、保険会社など。機関投資家に保有されている銘柄であるかどうかが非常に重要になります。


また、その機関投資家は高いリターンを出す優秀な組織体(ファンド)なのか?という点も大切です。

見極め方として、最近の四半期で保有する機関投資家の数が着実に増加しているか、株主数が著しく増加しているか。

また株主となった機関投資家は誰なのかまで詳しく調べます。


「優秀なファンドが大人買いしているか」を満たさなければならないのでかなり高度な判定です。

まずはSea Limitedの機関投資家保有株数の直近の動きです。6月までは順調に増加してきていたことがわかります。直近はどうでしょう。

スクリーンショット 2021-11-17 17.08.48

https://fintel.io/so/us/se


以下はMarketSmithで確認できる、Sea Limitedに投資をしている機関投資家(ファンド)の数です。こちらは増加傾向にあることが確認できます。しかし、上記「N」でも述べたAcc/Disが「D」です。11月は機関の売りが続いています。

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Sep-20:860
Dec-20:1148
Mar-21:1325
June-21:1704
Sep-21 :1861

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直近の株主は以下の通りです(Yahoo Finance:Holders)。

◇ Top Institutional Holders(機関投資家保有上位)

画像24


◇ Top Mutual Fund Holders(投資信託(ファンド)保有上位)

画像25

以下の優秀ファンドがSeaを保有しているので、安心して買い場を探れる銘柄であることがわかります。

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□ ファンド名(保有数量順)・・・10year Average Performance(Before Tax)

・Price (T.Rowe) Blue Chip Growth Fund Inc. ・・・18.32%
・Price (T.Rowe) Growth Stock Fund Inc.・・・ 17.96%
・Franklin Custodian Funds-Dynatech Fund・・・19.32%
・New Perspective Fund Inc・・・12.67%
・Price (T.Rowe) Global Technology Fund・・・24.28%

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直近四半期で、ファンド数は増加するもここ13週間は売りが続いています。現在の上位株主から、優秀なファンドにも購入されていることが確認できますが、I(=Institutional Sponsorship)は一応、「×」と判定します。


■ M(=株式市場の方向) ◯

M=Marker DirectionはSea Limitedに関わらず全銘柄に関わることです。

「強気相場」であればハイパーグロース株を積極的に買っていっても良いとされています。

2021年11月17日現在は「確固たる上昇相場」です。値運びが軽く強い業績を叩き出している企業に積極的に投資をして良い段階です。

その根拠は週刊レポートで確認してください(毎週末に定期更新)。

米国株式市場:今週の合戦の振り返り!


2021年11月17日時点の株価チャート

スクリーンショット 2021-11-17 16.42.22

「N」「S」でも触れた通り、Seaは休憩です。ここからベースを形成して新高値を狙う段階までは、他の銘柄にトライすべき時期だと思います。



ーFINー

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