塗装合板の試験 (過酷な環境)
合板加工の開発工場、株式会社センエイ 製造技術本部の赤坂です。
「切る・貼る・つなぐ・削る・塗る」。関西 大阪 岸和田市で、合板加工・塗装合板など、合板の使い途に合わせ、『合板+付加価値』をお客様と共に開発しています。
毎日暑い日が続いています。工場では熱中症に注意しながら作業を行っていますが、そう言えば、冬の時期は「頼むから早く暖かくなって欲しい」と言っていたことを思い出し、自分自身の身勝手さに思わず笑ってしまいました。
さて、当社が製造するコンクリート型枠(※JAS規格品に限る)は温度変化に対する耐候性の規格があるのをご存知ですか。規格では60±3℃に2時間、-20±3℃に2時間、これを2回繰り返して表面に割れや膨れ、及び剥がれがないかを試験しています。
写真の左側は試験前、右側は試験中(-20±3℃に2時間から取り出してすぐ)の状態です。この試験をクリアしているということは、つまるところ-20度の極寒の地でも使用できるということがいえるのです。
製造技術本部はお客様とは直接のやり取りは行っていませんが、品質試験を通じて、お客様のニーズに答えられるように日々努力してまいります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?