合板メーカーについて
お客様から、「ホームセンターなどで販売されているような合板(規格サイズ品:12×910×1820㎜等)』の扱いがありますか?」とお問い合わせを頂くことがあります。
結論から言いますと、当社は丸太から合板を作っているような合板メーカーではありませんので、一般的な規格サイズの合板を販売していません。
ではセンエイでは一体何を作っているのか?それは、国内外の合板メーカーから仕入れた合板を加工し、お客様の求める合板サイズに調整したり、塗装品として販売している会社です。
例えば、住宅部材・ソファーの座面などに基材に合板を使う場合、厚み△㎜×縦〇㎜×横□㎜と決まったサイズ合板がまとまった数量で必要となります。このようなお客様に任意のサイズに加工して、お役立ちさせて頂いているのが当社の事業内容です。
合板を販売しているのではなく、使いやすいように加工した合板を販売しているのが当社の商品であり、事業内容を『切る・貼る・削る・つなぐ・塗る』の加工方法で説明しています。この中で『塗る』の加工とは、合板サイズを変更するのではなく、合板表面を塗装することであり、例えばコンクリート型枠用合板などのような商品を製造しています。
さて、当社の事業内容も説明もさせて頂きましたが、言葉では分かりにくいので、合板の製造方法を簡単ですが下記に説明したいと思います。
合板ができるまで
国内・海外から調達した原木を必要なサイズにカットし、大根の桂むきの要領で単板(べニア)をカットしていきます。
カットした単板を繊維方向が直交するように、交互に貼り合わせて合板を製造します。※貼り合わせの向きがあるのは、合板に縦・横の一方の強度が弱くならないためです。
参考資料:日新グループ ホームページ
センエイの業務
センエイは仕入れた合板に『切る・貼る・つなぐ・削る・塗る』の加工を加え、《合板+付加価値》で製造・販売をしています。
切る( カット)
機械で合板をカットします。複数の材料に小割するもの、縦横にカットするもの、複雑な形を計算してカットするものなど、カットの種類も多種多様です。
貼る(積層)
合板と合板、合板とその他素材などを接着剤で張り合わせる。
つなぐ
合板と合板をつなぎ合わせて長くする。
削る
合板の表面の凹凸や汚れなどを取り、厚さが均一で平滑な商品に仕上げます。
塗る
コンクリートを流し込み、固めて成型するための型枠用や、仮設住宅用床材などの塗装合板を製造しています。