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フォームやカートのテスト送信のとき気にかけたい4つのこと

何かしらWebサイトに関わる仕事をしていると、フォームやカートのテスト送信・注文をする機会があると思います。

もしあなたが広告代理店やWeb制作会社のようなパートナーの立場だとしたら、サイトやデータの所有者であるクライアントに余計な負担が掛からないよう配慮したいところですよね。

テストを行う前後のやり取りや、テストで送信する内容でどんな配慮ができるのか、4つ紹介していきます。

1.テストの目的を伝えて事前の了承を得る

まず、テストだからといって勝手に送るのは基本NGです。また、テストを行う側にとっては説明するまでもなく必要なテストだったとしても、何のためにテスト送信の必要があるのか目的を添えたうえで事前に許可を取りましょう。

事前の共有がないまま「テスト送信」が送られて来た場合、受け取った側にとっては迷惑になる可能性が高いですし、データベースにテストデータというゴミが混ざること自体を嫌う場合もあり、そのような場合はテスト用のサイトを案内されたり、目的を伝えたうえでテスト自体は自分たちで実施したいと返答があるかもしれません。

とにかく無断送信はマナー違反ということだけ知っておきましょう。

2.入力内容の規則を確認する

テスト用データをどう区別するか、そもそも区別しないのか、といった社内ルールは様々です。テストの許可が得られているのが大前提ですが、テスト送信の入力内容にも気を遣いたいところです。

「テスト注文だと分かればOK」だったり「氏名はテスト テストにしてください」といった指定があることもありますが、もし「何でもOK」だったとしてもやはりテストと分かる内容にするべきだと考えています。

なぜなら、テストに関するやり取りをしている人物と、フォームや注文の受付をする人が同じだとは限らないからです。

筆者も以前、テストをすること自体に許可を得ておきながら実際の自分の情報・連絡先を使用してしまったがために、テストの問い合わせを受け付けたセールスの方から電話を頂いてしまったことがあり大変反省したことがあります。こちらの気遣い一つで無くせるロスでした。

3.(通販の場合)支払い方法は銀行振込か代金引換にする

これは通販サイトに限ったことですが、支払い方法は銀行振込か代金引換にすると良いでしょう。

後払いなどの決済方法だと、注文をキャンセルしたとしても注文が確定した時点で決済代行会社へ手数料が発生する場合があるためです。

銀行振込や代引きであればそういった心配はないため、指定されなかったとしても通販ならこれらを選ぶのがベターです。

4.送信後には日時やIDを添えて報告する

テスト送信後は、自動返信メールに記載されているであろう受付・注文番号などを添えて、当初の目的が果たされたのか、再度送る必要があるのかなど報告すると丁寧です。

自分の目的が果たされたからといって報告せずにいると、「あの件どうなったのかな…?」などと相手の脳のリソースに負担をかける原因になってしまいますよね。

ちょっとしたことかもしれませんが、こういった細かなことは結構大事だと思っています。良いテスト送信ライフを!(?)

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