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親知らずを抜いて気付いた。ビビってることは大抵大したことない説

どうもこんにちは、石井タイキです。

今回のテーマは、
「ビビっていることは大抵大したことない説」です。

先日、歯医者に親知らずを抜きに行きました。
その時にふと得た気付きを今回も語っていきたいと思います。

親知らずを2本同時に抜いた話

先日、親知らずを2本同時に抜きました。
正直に言いますと、僕はめちゃくちゃ「ビビり」です。
痛いのも怖いのも得意ではありません。
そんな僕がどうして親知らずを同時に2本も抜くことになったのか?

結論から言うと、全然痛くなかったんです。
どれくらい痛くなかったかと言うと、“抜かれたときに気付かないほど”痛くありませんでした。
(麻酔をして体感20秒ほどで1本目が抜けたと思います)

「え?抜けました?」
って感じで、わき汗びしょびしょで覚悟してきたのが本当に拍子抜けでした。
こんな感じでもう1本も抜けるなら抜いておこう〜みたいなノリで2本同時に抜くことに至ったんですね。

そんな感じで歯医者から自宅への帰り道にふと気付きがあったのでさらに詳しく話していきます。

ビビっていることはフタをあけると大抵は大したことない

親知らずを抜くにあたって冒頭でも伝えましたが、僕はめちゃくちゃビビってました。
どれくらいビビってたかというと、当日にドタキャンしようか迷うくらいビビってました。
僕が何をビビっていたのかというと…

-親知らずを抜くときの痛み
-親知らずを抜いたあとの痛み
-痛くて食事も取れなくて歯も磨けないんじゃないか

これらにとにかくビビってました。
[親知らず=めちゃくちゃ痛くて抜いたあともすごく腫れる]
というのを聞いていたので、本当にビビり倒してました。
しかし、いざ抜いてみると全然大したことなかったんですよ。
正確にいうと、“予想を良い意味で裏切られた感覚”だったんです。

アメリカ・ミシガン大学の研究(らしいです)

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上記のような感覚って、初めてじゃないな〜と思いながら調べるとこのような記事を見つけました。

心配事の96%は実際には起こらない。
アメリカ・ミシガン大学の研究チームの心配事の実地調査によって、「心配事の80%は起こらない」ということが明らかになっているそう。

さらに、残り20%のうち、16%は準備をしていれば対応可能なもの。
ということは心配事のうち実際に起こるのはたったの4%なのだそう。

つまり、心配事や不安の96%は実際には起こらないので極端にビビる必要はないということらしいです。
※心理学の世界では、将来を予期して不安になることを「予期不安」という。

参照:DIAMOND online 心配事・不安の96%は実際には起こらない。考えないのが一番

この話を考えたときに、むしろ本当に怖いのはビビって親知らずを抜くことを後回しにすることで起こる弊害だなと。

親知らずを抜くのは確かに痛いかもしれません。
しかしその後、"放置することで虫歯になる可能性"がありますよね。

ビビって親知らずを抜くのを後回しにする(ビビって行動しない)ことでさらに悪い方向へ進んでしまうわけです。

現状維持バイアス:抜きたいけど抜きたくない

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親知らずを抜きたいが、抜きたくないというメリットとデメリットが混在するときにリスクや失敗を恐れて非合理的な選択をすることを現状維持バイアスと言います。

人は客観的に見て「絶対〜した方がいいよ!」ということだとしても、損失回避や不安など主観的な要因によって合理的な選択ができないことがあるというもの。

みんな親知らずを放置しておくことで色んな弊害があるのは何となくわかっているんですよね。

ただ、恐怖心や不安によって抜くことで得られるメリットよりも抜かないでおくデメリットを自ら選んでしまうというわけです。

ビビってしまうときの対処法

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それでもどうしてもビビって行動できないこともあるかと思います。
そんな時の対処法をお伝えします。

『ビビり続けた先にどんな未来が訪れるかをリアルに想像する』

ポイントは、「とにかくリアルに想像する」という点です。
抽象的なイメージだったり、フワッとした感覚ではダメです。

-親知らずを放置したことで他の歯が虫歯になり神経を抜く激痛を味わう…
-親知らずを放置したことで歯槽膿漏になり歯が抜け落ちてしまった…
-親知らずを放置したことで手入れが行き届かず口臭がゲキ臭に…

より詳細にそうなってしまったときのことをリアルにイメージして下さい。
そうすることで、ハッキリとデメリットが浮き彫りになります。
“今の状態でいることの方がずっとヤバい状況を引き起こすんだ”と実感することができます。

今回の気付きから得た3つの教訓

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1つ目は、
“ビビってることのほとんどは大したことない”ということ。
やってみて感じてみないことには何とも言えないですよね。
だからこそ、自分の中で勝手に大きく考えすぎないことって結構大切かなと思います。

2つ目は、
“恐怖することが悪いのではなく、恐怖から目を背けることが悪い”ということ。
怖いって気持ちがあるからこそ最悪の状況を回避できることってあると思います。
だからこそ、その「怖い」という気持ちを素直に受け止めてあげること、
その気持ちに向き合って冷静に考えることが大切だなと。

そして3つ目は、
“腕の良い歯医者を見つけよう”ということ。
歯茎から歯を抜くなんて、痛いもんは痛いと思うので、せめて腕の良い歯医者を見つけることがベストかなって(適当)

自分の中で勝手に大げさに考えたり、必要以上に怖がったりすることってあると思います、人間ですからそれはあって当たり前だと思います。
しかし、それに囚われないで欲しいです。

そう思い込んでいるのは自分自身だと気付くことができれば、自分にかけてるブレーキを外し、自分の気持ちに素直にのびのび行動していけるんじゃないかなと思うわけです。

客観的に自分と向き合って考える時間を作るといいかもしれませんね。

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