指値の置き方
お久しぶり。最近ほとんどのnote消しました。せん。です。
以前のnote消すとは言ったが新しいの書かないとは言ってないです。
屁理屈乙。
ってな経緯もあるし前々から指値の置き方教えてくださいってDM何通か頂いてたのでこの気に。
そもそもの話
トレードの手法?解説系のnoteなんて腐るほどあるしアレだけこの手のnote見に来る人の殆どが勝ちたい、更に向上したいと言った人たちばかりだと思います。あとはツイ廃トレーダーの暇つぶし&冷やかし。
かれこれ1年半すぎくらい仮想通貨触って気づいた点として一つ。トレードはやめておいたほうが良いです。効率が悪い。
仮想通貨で勝つ方法はたくさんあると思いますが周りの人達やら体験談やら諸々見てて感じたこととして、
ここらへんで稼ぐのが良くて↑で技術面やら面倒くさくての逃げ先としてトレードがあるようなそうでも無いような。少なくとも俺は逃げてます。しかしマエダイ氏とかそこらへん見ててもトレードに憧れを抱くのは分かりますし私も未だにその口であります。
トレード想像より勝てなくて草
最近気づいたんですけど大きくお金を増やした時って決まってて相場が一方通行になったときだったんです。
ここぞって時に大きく張れるかってのなんだかんだ一番重要な気がしてて、大きくトレンドが出てないときのデイトレ、スキャなんて大きくは張る(現物かBTCGOする)時の準備金でしか無いです。
もしくは局所的なエッジをハイレバで上ブレに賭けて取りに行くとか。この考え方はあんまり好きではないけど。
トレンドに順張りしようぜっていう。でもこれが結構難しくて人間大きく取りたいですよね。でかいトレンドの底、天井でポジション取りたいですよね。無理なので辞めましょう。
難しい話なんですけど変にど天井ど底狙って無限に損切するよりいつか来るであろう損切を許容した上で無限に順張りするほうが多分儲かります。
ちなみに逆張り逆張り言われてるけどトレンドに逆らうんじゃなくて押し目の事を指してると思われ。もはや片打ちできるレベル以外は仕事してる方がいいかも。
まぁこの手の注意喚起系統の文章なんでありふれてるし読んだところで勝てるならみんな勝てるしね。雑に書くより調べたらいくらでも出てくるので割愛します。
トレードで勝つためにはメンタル、そして技術がが大切です。
前者は大きいLotを持って想定の利確位置まで保有するとか損切を適切に行えるとかそういうのだと思います。メンタルが大事って言われるけど実際の所なんなのかとか解決策とかはあんまりないよね。
こういうのとかでしょうね。気持ちはわかる。所定の位置までポジションを持てる持てないに関しては自信というか根拠が伴っていればできることなので実際こういうのってメンタル面なのか?とは思っちゃう。
どのくらいDDを許容するとかどういう時に大きく張るとかそういう話だと思う。個人的にくればさんとかがここらへんすげえ秀でてると思う。
こういう記事もなかなか興味深い内容だった。
ケリー基準、半年で26倍のリターン
ここらへんはかなり適正があるない分かれて来ると思います。スキャが向いてる人、スイングが向いてる人。そもそも心の構造がマネーゲームに向いてない人。肌感ですが周りの勝ってる人は割りとロングタームなのが多いです。
次に技術面とやらを掘り下げていきましょう。
上下当ては今回は割愛。
今回はこのポジションをどこで取るかという部分を詳しく解説してみようかなと思います。
巷にあるnoteだと移動平均でこうだったら逆張り、水平がこうこうであーだこーだなら順張り、ロールリバーサルを狙え。諸々ありますが指値の置き方について詳しく解説してるnoteってあんまり無いですよね。なので私が。
指値を使うことの重要性
ありふれたクソ文章ダラダラと書いてきてそろそろ飽きてますよね。
本題入っていきます。
まずトレードというマネーゲームにおいて自分でなんとかできる部分、なんとか出来ない部分がありマクロ影響だったり大口の買い上げとかそこらへんはどうしようもないです。
削減できるコストを限り無く削減していこうって事すね。
あんまり言及してる人いない印象ですが成行エントリーして得することは殆どの場合無いです。強いて言うならブレイク時やアルトコインで極稀に使うくらいで基本的には指値トレードになります。特に手数料面でも大きく違うしあなたのエントリーポイントがど底になりますか?いいえ、なりません。今のLTP(Last Time Price)から0.1ドルでもいいから後ろに指値置きましょう。
BTCとETH触ってて成行でエントリーしなくてはならない場面なんてほぼ無いです。せめてLTP指値ツールとか使いましょう。特にスキャ勢とか重宝するのでは?ちなみに今BybitとBinance開発中です。近日発表予定。乞うご期待。
後はPA等のバイアスの削除にもなりえます。
気にしてないとは言え、自分の中でもやや引っかかりが出ちゃうんですよねwエントリーの時の妨げになるので基本的に僕は指値置いたら一定時間経過するまでチャートは見ないようにしてます。
これとこれ。下ヒゲ陽線でも中身を詳しく見ると意味合い的には別物でしょう。しかしPAベースだと基本的に同義として見られます。
初めて見る方へこのチャートを説明するとこの青と赤はそれぞれ買い、売りを表していて実際には似たような形状のローソク足でも中身を分解し、出来高を見てみるとまるで違うよねって話です。
しかし驚いた事にPAトレーダーの中には何百時間もチャートを観察したことにより、ローソクのリアルタイムでのぴょこぴょこした値動きというのも自分の中に落とし込んでる方もいるみたいで侮れません。そういう方はむしろ好材料になるのでしょうが如何せん超能力みたいなものなのでほっておきましょう。我々には真似できません。一緒の授業を受けているはずなのに数学の応用まで完璧にできちゃう奴とかいるでしょう?そういう連中と同じ部類です。
難しい感じでつらつら書きましたが今まで成行きでエントリーしていたのを指値に変えれば、
RR1.5:1だったのをRR2:1に変えられるぜって話になります。極端な話ですが。積み重ねていけばかなり変わります。特にスキャ~デイトレの方は成績面でかなり差が出るのでは無いのでしょうか?
なんで俺のストップを狩るん?w
板取引ならではの考え方ですがあなたが大量の枚数を注文したい時にどうしますか?大口はどうやってポジションを構築するでしょうか。考えてみましょう。
板取引というものをおさらいしてみると指値注文を出すことによりOrder bookに乗り、それを成行取引によって食う。1枚の指値に対して1枚の成行注文が執行されます。
話を戻しましてあなたが1000枚ポジションを取りたいとします。しかしそのように大量の注文を受けきれる流動性はなかなか存在しません。価格が滑ってしまい不利な位置で約定してしまいます。
ではどうするのでしょう?答えは小口のストップを使って指値注文によってそれらをポジションを吸収し、ポジションを構築します。セオリー的に直近高値安値にストップを置く人がほとんどです。
スキャ~デイレンジだと上記のフローによって見事ストップが狩られてしまうというわけです。これがSFP(Swing failure pattern)と言われるものです。どういう場所に指値を置けばいいか。という問いに対してこういう場所に置きなさいと答えます。答えとしては不十分ですw
精算が出るところに置きましょうって言ってるようなものです。そこがわかれば苦労しないのにねw
効率良く指値を置く
では一番肝心のどういうふうに指値を置けばいいか。そして思考法的な部分を。
先ず指値はRRを良くするため、焦ってエントリーして担がれることを防ぐため等に使うと解説しましたがではどうやってRRがいい場所を見つけるのでしょうか。
わたしの場合はロングタームとショートタームで分けています。
あくまでもOrderflowベースのトレードなのであしからず。
これどうやってもチャート分析だけのテクニカルでは難しいのでVP(Volume profile)をあわせてみながら考えていきます。トレーディングビューを使っている人はほぼマストでVPSV(1日ごとのVolume profile)を使いましょう。
いくつか例を出しながら解説していきます。ここも別のnoteで深掘りしたいと思います。
例1
まず25k~24kあたりで合意価格を形成しました。次に需給バランスが崩れつぎのレンジへ移行しました。一旦上下当ては置いておいてどこが抵抗になりうるかと言うのを考えましょう。
この手のSP(single print)等もエントリーポイント、決済ポイントとして着目してます。これらは流動性GAPと言われ埋められ、抵抗になるような性質を持ちます。同じく合意価格かそうでは無いとかその手の話です。
例3
ちょうど最近でいい例があったので。
これで考えていたのは先ず上行くか下行くかって言う点でファンダ的に大凡下だなと。じゃあ次にどこでエントリーするんすかーってなった時に①でOIの急増が見られました。ではここが一旦短期的な抵抗になるんじゃないかなと考えて②にて一旦止められている+水平(点線)にて①部分で出来高が薄かった部位なのでエントリー。
例4
weeklyのVolume profileもマストで見てます。オークションセオリーをもとに考えて2000ドルでトップを付けたあとに先週のVALで綺麗に反発してますね。①番すなわち週が明けて考えるべきは現状需給がどうなってるのか。②週間かけて築いたレンジから需給は悪化し下に落ちました。weekly単位では大雑把なのでデイレンジでのVPにも着目しましょう。
横軸がーっていう話はたまに話題になりますが月、週、日、各セッションごとに価格別出来高ともうちょい場合分けしフローを見ていくことで理解出来るのではないでしょうか。唯一時間と合わせて考えてるっぽいトレーダーはここらへんを使って考察してるみたいです(推測)
実際の所僕自身は横軸についてあんまり理解してないしそこまで優先度高いとも思ってないので。↑くらいの理解度です。
例5
番外編的なので。おなじみヒートマップ。
BinanceFの1000枚いたとかフィネックスの「救世主~世界を救うくそでか流動性~」とか諸々ある。あとはFTXで今年の1月とかそこらへんのorder bookドミナンスが歪に偏るようなやつとか諸々わかりやすかったりわからなかったり効いたり効かなかったり。
先ず仮想通貨は見せ板だめとかそういうの無いのでやりたい放題。
じゃあその規制がある株とかは大丈夫なのかというとまったくそうでなくてファンドだかそういう連中がやりたい放題やってるとかそうでないとか。
無法だからこそフェアというわけですね。
と、そうなったら何処に指値を刺すのか―って話ですが流動性自体はそこまで気にして無くて厚い板があってたとしても所詮は...ってやつです。
とはいえ恐らく同じプレイヤーだろう人物によって凄い特徴のある時期が出るのでそれは気にしてもいいかもしれません。去年のばいなf1000枚マンとか。しかし逆に言うとその程度です。多分HTFのbotとかになると特徴とか出るんでしょうがデイトレとかその範囲だと...という。同じ話題に着地しそうなので次に行きます。
言いたかったこと
と小難しく書きましたがざっくりまとめると
って感じです。実際に2年前のBybitの大会で世界1位と日本人3位は上下当てはともかくとしてポジションの取り方はこんな感じだったらしいです。両者ともデイじゃなくてスイングだったので例4番に近いですね。
EGGさんのnoteでもありましたがCMEの価格ギャップは注目されるくせに他2つのGAPはあまり注目されませんよね。しましょう(強制)
どこで見たのか忘れましたがCMEの価格ギャップ通称窓埋めとやらはその週のうちに埋められる割合はせいぜい6割程度とかそんなものらしいですね。
まあぶっちゃけ50%よりうえなら充分信用に値するような指標ですが。。。
こういうの知ってるだけでも土日とかに取るポジションの戦略が変わってきますよね。マーケットへの理解深めるのってこういう話だと思います。シンプルにこだわるのってわかってないからとか勉強したくないからでしょう。武器は多ければ多いほどいいです。足が早いだけでサッカー選手なれますか?そういうことです。ちょっと違うかもしれない。
POCがーボリュームプロファイルが―っていうこの手のテクニカル(?)はAuction Market Theoryって検索してれば殆どが出てきます。
「FX 勝ち方」とかいうワードで調べても三尊は売り!wみたいなゴミ情報しか出てこないので辞めましょう。そもそも三尊があるなら三尊否定ってなんやねんこr...とこの議論も無駄なのでここらで切り取ります。
まとめ
多くの方がエントリー、FR,OI等の指標の見方を覚えた後に成行、指値等を気にし始めることでしょう。
そもそも指値の置き方について説明してるような記事は少なく、清算が出るところを予想して指値を置けレベルの記事しか見当たらず雑な記事を駆逐するためにこの記事を書いた所存にあります。(この記事が前提条件の説明等雑なのは置いておいてください)
今回のnoteは初学者には割りと分かりづらい表現方法も多用してるのもお詫びしたいです。
で、で、で、ですがご安心下さい!
今後Orderflowトレーディングの日本1わかりやすい解説シリーズをやっていきたいと思います。書きたいものいっぱいあります。
次回「EXOchartの取説」乞うご期待。RTといいねしてくれたら超喜びます。また、分かりづらかったところとか何か質問アレば気軽にDMください。
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