スポーツ観戦を趣味にする人々 新しい企画について①
いやぁ、面白いですね!Bリーグプレイオフ!
しょっぱなから好ゲームの連続で、熱い!熱い!1本1本が見逃せない!こうやって見るとやはりバスケ観戦はおもしろいなぁなんて思います。
そしてもう一つ熱い戦いが!
クラブ応援ライバー決定戦!!!
ライバー……
ライバー……
ああ、知ってる。はまらないときはグリップを太くすればちゃんとはまるんだよね!それはドライバー!
ライバー!
というわけで、調べてみたり色々教えてもらったんですが、ライバーって昔だと「ニコ生」の主みたいな感じですかね(私らの年代ではこの例えが一番わかりやすかった)。ユーチューバーよりもクローズな感じで、課金しやすいコンテンツ。そこで「ライバー」なる人が配信をしてポイントいう名の課金をされてランクが付くという事らしいです。ポイントでランクが付くので支持している人数に関わらずいわゆる太客が付くといいんですね。
一般社団法人なんかもあったりするようです。
というわけで、どうにかこちらの業界にも食い込んでいきたいという思惑らしいBリーグ。
SNSの活用法の変化
そもそも、Bリーグは積極的にSNSを活用するという戦略をとっており、設立当初からツイッターなどの活用を推進してきたわけです。一番手っ取り早く拡散力があるとするとツイッターなので、まずはツイッターをという事だったんでしょう。
そこで見ていただきたいこちらの資料。Bリーグ発足の1年前の情報通信白書です。
こちらにSNSの年代別の利用率があったりするのですが、注目してほしいのは注釈16番。「代表的なSNS」に関する注釈。
16 LINEは一般にメッセージングアプリや通話アプリと分類されることが多いが、本節では、その利用の広がりに鑑み、LINEをSNSに含めている。
この辺をいまいち読み違いというか「LINEを使っている年代が、加齢とともに年相応のSNSを利用する」流れなのか「その年代はずっとそのSNSを利用するのか」というあたりの読みが非常に難しかったのではと思います。
LINEはそのままその利用法が拡大され、ツイッターは音声機能に関しても課金機能に関しても出遅れたわけです。
因みにこちらは2018年のBリーグ関連の記事。
その中で、最も「拡散」を見込める媒体は、やはり若年層のユーザーが多いTwitterですね。
なんか統計と違いますね、特にこちら。 >やはり若年層のユーザーが多いTwitter
Bリーグのターゲット層
そして、これは開幕当初から既存のブースターさんからも疑問の声が上がっていたと思うのですが
Bリーグってどの年代をターゲットにしているの?
ってことですね。
どうも、そこに食い違いがあるような。これは以前も書いた気がするのですが、リーグとしてはラグジュアリーなシャレオツ空間で若者たちが楽しむリーグにしたいのではと。若年層をターゲットにする事は非常に良いです。これからどんどん少子化が進むので若者層を取り込まなければ業界は縮小の一途となりますしね。ただ、どうアプローチするのかというと、「ラグジュアリーでシャレオツな場所を作る」だけでは難しかったのだと思います。
今の世の中を誰が回しているかというと、まだバブルの残り香が感じられる世代が主体なので、「そうは言ってもみんなお金を持ってるだろう」という固定概念がぬぐい切れなかったのではないのでしょうか。というわけで、場所を用意すればその層にアプローチできるのではと思ったのではと思うのです。
が、しかし、現実問題として「休日に長時間割けて年間を通してお金を使える」層というは、そこそこ仕事に余裕ができて休日と収入が安定している層になるので必然的に40代以降になると思うのですね。子供が小さい世代は時間も体力もお金もいっぱいいっぱいでしょうし、それより若い世代は本当にお金がないと思います。多分それは、ある一定の年代とは大幅に違う、お金のなさというか。「お金を使って見栄を張る」文化は若者層にはないのではと思います。
というわけで蓋を開けてみたらメインの客層がおそらく30代から40代だったBリーグ。
開幕に超かっこいい感じの楽曲を持ってきたけれどもブースターの反応は「お…おぅ……(誰?)」が主流だったのでは。(もちろん、この曲はちょっと懐かしいメロデイもありつつ今っぽさもあってかっこいいなと思いますし、好きです。)
この演出なんか今やっても多分「最先端の演出!」ってなりそうですしね。すごく良い演出とテーマソングでした。
が、うけ具合でいえばこちらアーリーカップ2018の米米CLUB。こちらだったのではないのでしょうか。
これは各地域バージョンがあって東北版を貼っているのですが
アーリーカップの会場でのライブはこちら。アーリーカップ関東。
ネオン(ネオンてのも言い方古いか)はあるにはあるけれど、サイリウムでこれっていわゆる「ヲタ芸」ってやつですよね?米米の周りで踊っている人達。そして、この米米CLUBのもつ外連味とお祭りムード。そうそうこれ!こういうノリを私たちは待っていた!
これは、統計通りの反応なのではないのでしょうか。 統計については、こちらの記事が非常にわかりやすいです。
ぶっちゃけ、あんまり若年層がいない。というわけで、このずれをどうするのか。
お金持ってる人と若年層を一気に囲えばいいんじゃない?そうだ、ライバーと組もう!
なんじゃないのかなと私は思うのです。
なんで急にライバー企画?なんて声も散見されるこちらの企画、今までの経緯からするとそれほど「急に」じゃないのですね。リーグとしては一貫して「ラグジュアリーでシャレオツな若年層」にアプローチしたいと思っているのです。多分。
と、ここまでが前置きで、続きはまた後日!かけたら書きます!
来年またなにかやれたらいいな