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たまに星を見ている⑤昼に見る星

望遠鏡だと日中でも明るい星なら見られるんですよ。

というわけで岩手県洋野町のひろのまきば天文台へ。今の時期は金星を見ることができます。

山道です

普段は夕方から移動するのであまり見えませんが日中改めてみると、やはりなにもないです。そして、以前から気になっていた立て看板

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ゴミ捨て禁止ってことですね。これ、暗闇にライトに照らされてうつると超怖いです。

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もう、こんな感じで視界に飛び込んできてぎょっとして事故るかと思いました。あんなところで事故ったら発見されなさそう。

夜中に見た道路沿いにある恐ろしいものトップ3に間違いなく入ります。残りの2つについては、機会があったお話しさせてください。

そんなこんなで山道を45分ほど。

じゃじゃーん!まきばなので牛がいます!1頭しか写ってないですが、いっぱいいます。

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昼に星が見える訳

一番乗りだったので、天文台の屋根が閉まっていました。レアですね。

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こちらの望遠鏡は51センチのレンズがついているので、700キロ先のろうそくの光が見えるくらい光を集めることができるそうです。700キロだと、ちょうど名古屋くらいです。大阪の従業員3名の会社さんで作られた望遠鏡だそうです。

ででーん!大きいですね。

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というわけで昼でも明るい星(1等星や惑星)が見えるのです。

アルタイル 月 金星

今の時期はお昼にちょうどこれらの星が高い位置にいるので晴れていれば望遠鏡で見ることが出来ます。

月はちょうど1枚目みたいな感じでうっすら見えるんですが、今日はもっと細く、フチのところだけ見えて幻想的でした。月を見るとほんと不思議な気持ちになりますね。なぜそんなところにいるんだ月は。

金星は、白い小さな丸に見えます。金星は夜にみた方がきれいかな。今の時期は宵の明星で夕方頃に西の空に見えます。夜に望遠鏡見ると抜群に美しいです。まさにVenusって感じがします。

そして、一番のおすすめはワシ座のアルタイル。っていうか夏の大三角が日中高い位置にあるはずなので、ベガなどもみえたはずなんですが今日は雲がちらちらあってアルタイルだけみてきました。

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こんな感じなので、雲が流れるのを待って望遠鏡を覗きます。お客さんは私一人だけだったので見放題です。

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ちょうどこんな感じの空の色を背景に、ダイヤモンドが落ちているように見えます。夜に見るには惑星の方がやはり面白いんですが、昼に見るには1等星。断然おすすめします。

ジュエリーショップでダイヤモンドをみてため息をついてしまう(美しさにですよ。値段じゃなく)、あの感じです。なぜ人が宝石を欲しがるのか星を見るとわかる気がします。

うっとり。

ダイヤほしーーーーい!!!

まとめ

もし、皆さんがどなたかを口説きたいときは昼の天文台で1等星を見せて

「君の指に飾りたいな」

って囁いてください。この口説き文句つかってもいいですよ。


来年またなにかやれたらいいな