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友人がアンチになるとき


こんばんは。ライフワークとしてアンチを研究することにしました。

嘘です。ごめんなさい。新しいPCを買ったので絶好調!嘘八百書きなぐるぜ!

アンチを追跡していたら実は知り合いでした。ということはままあるようで、ネットのアンチから受けるダメージはその部分が一番大きいのではないのかなと思います。疑心暗鬼になっちゃう。

でも、なぜアンチになってしまうのでしょう。と考えたときに一つ思い出したエピソードが。まさに、このヘッダー画像(kametsuru55さん作の画像)がぴったりなお話。うん、この画像素敵。

秘密の共有で仲良くなれる

ってやつあるじゃないですか。仲良くなりたい人に情報提供したり、一緒に悪口を持ち掛けたり。よくありますよね。

それって、逆に言うと秘密を共有できないと仲が悪いと受け取ってしまったりする場合があるんだなと。

昔、闘病中に私は必要最低限の人数にしか病気のことを伝えませんでした。ママ友は2人。これは、すごく近所のママ友とこどもが当時とても親しかった子のママと。

なぜ絞ったかというと、あまり周囲の人に動揺されてしまうとさらに私が動揺するということと、私の周囲が平常通りに動いているのを見ることはとても安心できるからという理由からで「平常通りに生活する友人」も私にとって重要だったのです。

割と見た目がダイレクトに変化する病気だったのでそれを隠すために闘病中はいつも帽子をかぶっていました。なので正直バレバレだったんでしょうが、周りは概ねそっとしておいてくれていました。

が、一人何度も
「げんき?最近どお?」
などと探る気満々で声をかけてくるママ友が。まあまあ話もするし、何かあった時には相談したりもしていたママ友で、面倒見がよいという細やかでよく気付くというかでおそらく心配してくれていたんだろうとは思います。決して悪い人ではありません。

が、そのお気持ちはいただいて、病気に関してはすっとぼけ続けて闘病を終えました。

その後、子供たちが卒業し別の学校へ通い、会う機会もなくなったのですが何年か後に偶然に再会。
その頃はもう見た目も元通り(老けたけど)で健康そのものだったのですが、その友人が私の顔をのぞきこんで

「あれれぇ~~?今日は帽子かぶってないの~~?」

と。

ぞわわわわわわわわわわっとしました。

お前はコナン君か!

最初はおそらく「困っていたら話を聞いてあげたいから病気について話してほしい」という気持ちだったと思うのですが、私もかたくなにすっとぼけたためにいつのまにか「病気かどうかを追及する」姿勢に変わっていったのだなぁあとゾクゾクしました。お分かりいただけるでしょうか。

これ多分、ママ友裏サイト的な掲示板があったら私粘着されてましたよ。ママ友って大体情報共有で成り立つ間柄なので、情報の共有を拒むということはつまりは友人関係の否定!裏切者!になるのだと思います。

同じように、インターネットの掲示板・SNS等も情報共有を目的としてつながっているのでなるべくあけっぴろげなほうが喜ばれるのではないのかなと思います。私がSNSで粘着されたときは性別すらも公表しないようにしていたので、叩かれやすい状況ではあっただろうなと。「あいつ隠しやがって!」みたいなね。

ちなみに違う友人はしばらくして再会したときに多分私の病気も知っていて、おそらく「回復した?」と聞きたかったところをすごく言葉を選んで
「どう?変わりなくお元気?」
と聞いてくれて、その聞き方は涙が出るほどうれしくて「うん、もう大丈夫。ありがとう。」と答えました。それ以上に病気の話はしなかったけれどその声かけは闘病関係でうれしかった出来事のトップ3にはいるほどに嬉しいことでした。心配してくれていたであろう友人の胸の内を思うと言わなくてごめんねとも思ったのですが、私もなかなか大変だったのでその気遣いに甘えさせてもらいました。私もこういう言い方ができる人になりたいです。

以上、善意が悪意に変わるときのお話でした。もとから悪意だったのではという指摘はしないでね!泣いちゃうから!




来年またなにかやれたらいいな