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子供の頃に読んだ本を読んでみる

こちらの本を読んでいて、その当時のことをたくさん思い出しました。そこで思ったことを2つ。

(トップのイラストとても素敵ですよね。本を開くとこんな風に色々広がりますね)

記憶の付箋

この本はあまり印象になかったなぁと思いつつも、本を開くと鮮やかに思い出が蘇りページをめくる度に当時の思い出が頭をチラついて、ちょっと集中できない勢いでした。

私は、こちらの本はサンタさんからのクリスマスプレゼントでもらいました。はっきり覚えているのですが、親からサンタさんに頼むクリスマスプレゼントはなにが良いかをきかれて「本」と答えたのです。

なんの本かどんな本かも言わなかったし、とにかく本が読めれば良かったのですがおそらく両親、もといサンタさんは困っただろうなと。今思うとなんだか反応が微妙だったことに納得です。(私は「サンタさんだから大丈夫」と安心しきっていましたが)

朝、目が覚めたら「青い鳥文庫」という文庫本が大量にあって、大量に見えたけど10冊くらいなのかな。いや、もう少しあったはず。15~20冊くらい。とっても嬉しかったです。その中の1冊が「霧のむこうのふしぎな街」でした。

というのを、ばぁあああああっと思い出しました。

つるりとした本のカバー(私がもらったのは文庫本なので)、それをしまっていた本棚の並び、他の本の挿し絵やタイトル。こたつカバーは緑色で、こたつに入って本棚を眺めていたなぁと。

記憶って、普段は開けていないだけでちゃんと残っているんですね。「んー、この付箋はなんでつけたんだろうか」と思ってノートを開いたら「ああ、思い出した思い出した」っていう、あの感じ。面白かったです。というのが一つ目。

本との出会い方

もう一つは、皆さんどうやって本を選んでいますか?ベストセラーですか?作者ですか?本屋さんでの出会いですか?出版社ですか?

いつからお気に入りの作家ができたんだろう。

子供の頃って、もっとあっさり色々な事を柔軟に受け入れていたんだろうなぁと。

でも、小さい頃に近所の賢いお姉さんの読書感想文が校内放送で読まれて
「◯◯さんの本だ、うれしいな。と思いました」
という1文に「お気に入りの作家がいるのかっこいいな」と思った記憶もあるので、こだわりがなければない「ニワカ」ぽく感じていたのかもしれません。

最近は、もう決まった作家やジャンルしか読んでいないなぁ。小さい頃の、縦横無尽に本棚を読み漁るあの感じが懐かしかったりして。

ということを考えていて、「そんなあなたにこの機能」って声が聞こえてきたので貼っておきます。

いや、でも「物理学入門」とか出てきても困るし……と思いつつも、案外ありかもこの機能。

来年またなにかやれたらいいな