八戸の春のはじまり

もう「春のはじまり」という時期は過ぎたけど、こちらの記事を読んで懐かしく思ったので。

カタクリの花

最近というかもう何十年もお目にかかれてはいないのだけど、このカタクリの花の力強さと可憐さは私も好きです。普通に住宅街で生活しているとかなりレアなお花で、時期もほんの一瞬。クロッカスが咲く頃にはもう見ることができない気がします。

山道に行かなければなかなかお目にかかれず、たまに見つけては私の母が
カタクリだよ!カタクリ!
とはしゃいでいたことを思い出し、母親からの刷り込みって大きいなと。

カタクリの花を思い出すと、まだ風が冷く雪のにおいが残るけれども日差しは春に近づいているそんな空気を感じます。

で、その感じって

このワインみたいです。(やっぱり酒の話)

ところどころぬかるんだ山道を歩いているとところどころに春の気配を感じて、その気配を探しているとひっそりと咲くカタクリの花が。そんなワインでした。

ジンジャー姉妹と南部弁

冒頭の引用記事を書かれているのは「ジンジャー姉妹」というユニットの方なんですが、南部弁(青森県南地域の方言)で歌を歌う動画で人気です。

優しい南部弁がどこか懐かしく、方言の良さが感じられる動画です。

私の南部弁の知識は主に中学時代の音楽の先生が授業中に南部弁の良さを熱く語っていたからなんですが、ジンジャー姉妹さんの動画を見ると、その音楽の先生を思い出します。

やはり、音楽をやってらっしゃると言葉の抑揚やリズムに対する感度が高いんでしょうね。

授業時間まるっと戦時中の話や方言の話をすることもある先生で、私は好きでした。

先日友人が八戸に遊びに来たときに八戸の街の作りなどを話していたら
「地元の人って案外と自分の地元を知らない場合が多いのに、クジラさん詳しいですね。」
と言われたのですが、大部分がこの先生のおかげです。

こうしていろんな人が八戸を語り、それを覚えていてまた誰かに語り、私も語る側になってきたんだなぁと思うとちょっとうれしいですね。





来年またなにかやれたらいいな