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好き嫌い考

材料の大きさを揃える

って、食べるに当たってすごく重要なんじゃないかと思うんですよね。

以前に好き嫌いに悩むお母さんが話していたんですが、その子は野菜を全然食べないそうなんですが「餃子」「春巻き」なら野菜が入っていても大丈夫だそうなんですよね。

うちの下の子も「青椒肉絲」「餃子」「チャーハン」なら大体なんの野菜を入れてもOKです。

この「同じ大きさに材料を切りそろえる」っていう料理はまあまあよく見かけて例えば青森県の津軽地方の「けの汁」

同じ大きさに切りそろえられた山菜などの汁物です。

または南仏家庭料理のスープ・オ・ピストゥ

このスープに限らず豆をいれる系統のスープもこんな感じでさいの目ぽい切り方しますよね。

お!材料を同じ大きさにそろえると食べやすいじゃーん!と思った私は良く「千切り鍋」を冬に作るのですが、野菜をひたすら千切りして水菜とえのき茸と鍋にします。おいしいです。

私はレタスをあまり好んで食べないのですが(嫌いではないし食べることはできるけれども積極的に買わない)、その理由って「口の中に占める割合に比べて歯ごたえが少ない」という点があまり好みではないからかもと思っています。1センチ幅の短冊状のレタスはおいしいくて好きなので。(栄養素漏れまくるのであんまり包丁を入れるのはよろしくないのはわかるのですが)

と、このように食べる時の好みの形ってあって、大人でも好みがあるなら子供はもっといろんなことに敏感なんだろうなと思います。

因みにキウイは7mmの輪切りか櫛形に切ったものが好きで、トマトは櫛形は嫌いだけどダイスカットは好きです。

以上、味以外の好き嫌いについて考えてみたのですが、なぜ好き嫌いが少なくなって久しい今日この頃思い出したのかというとこちら

山形のだし!

おいしいいいい!

これすごく良いですね!そしてナスが嫌いな私の家族たちも喜んで食べていました。

素晴らしい!

私自身子供の頃は好き嫌いが激しくて大人になってから食べられるようになった物が多数なので、家族が「嫌い」「苦手」といった物は出さない主義なんですが(子供の場合生の食材はアレルギーかもしれないしね)、でもこうやって長年食べることができなかった食材を食べられるようになってくれるのも嬉しいものですね。

よく「食べ物を大事に。残してはいけない。」っていう教えがありますが、そもそも不味く作る方が食べ物への冒涜なのではないかと思うのです。

そして、この「山形のだし」はいろんな素材の旨味を集めおいしく仕上げる点に、食べ物へのリスペクトが詰まっているなぁと思います。

というわけで単に「山形のだし」はおいしいよというお話でした。オススメです。






来年またなにかやれたらいいな