九月星霜 第二回映像公演

また、購入。

第二回映像公演
『九月星霜』
1. 1964年
2. 28歳と18歳
3. 新米パパ
4. ブリキ人形の街
5. 社会化見学
6. 白黒写真のおたえさん
7. 時間の止まった漫才師
8. 青春酢豚
9. 初対面
10. 舞姫の間
11. ちくわ工場
12. 50年分の文化の日
13. 夜泣き
14. 2076年

1本の映像に10本以上のコントが入っているわけで、そう思うとかれこれ30本以上はみているのだれどもいつもいい意味で外される。

笑いって「くるよね、くるよね、こう来るよね。きたー!」って笑いと、「うそぉ!そうくるの!?」って笑いとがあると思うのですが、九月の笑いはその中間というか程よく肩すかしをくらわされたようなそんな笑いで、飽きないですね。毎度新鮮に面白い。

単純にこのペースで次々コント発表できるのもすごすぎる。

夜泣き

今回の一押しは

夜泣き。

コントが始まった時何が起きたのかと不安になってしまった。これ、多分ライブで見たら軽めに引いてしまうかも。

「自分で夜泣きして自分で慰め続ける」

っていうのがもはや意味不明なんですが、その通り自分で夜泣きして自分で慰め続けるコントで、その様子が怖すぎる。ちょうど、カメラのアングルも上からなのでどんな表情で泣いているのかもよくわからないし、ひたすら夜泣きしてひたすら慰め続けるのですが、これをライブで見ていたら軽く引いてしまいそう。この夜泣きと慰める描写が妙に似合っているのもまたザワザワとしてきて、

「え、やばいもの見せられてんのかな……」

と、不安になってくる。

そんな不安がピークに達したところでオチが来るのですが、確かに「割とハッピーエンド」で、そこで初めて笑える。大好き。

すっごくお勧めなので見てみてください。

50年分の文化の日

そして、「50年分の文化の日」こちらはほっこり系なコント。こういう感じのちょっと和やかに笑えるコントと、「夜泣き」「舞姫の間」のような「そもそもその発想はどこらか来たんだ」系のコントのバランスが良くて50分ちょいがあっという間でした。

今後は動画も公開していくらしいのでぜひ見てみてください。私的には「え?無料なの?太っ腹!」と思うのですが、なんというかとにかくコントを作って見せたい方なんでしょうね。

というわけで早くも三回目の映像公演収録もあるらしいので、次回も買うと思います。




来年またなにかやれたらいいな