ライトニング・ネットワークを試そう!
こんな声を聞いたことはありませんか?
「ビットコインは送金速度が遅いから使われない」
「ビットコインは送金手数料が高いから使われない」
「ビットコインはみんなが使うとキャパオーバーで使えなくなってしまう」
ハイ、これらすべては過去の話です。
たしかに、送金速度は遅いです。ブロックタイムが10分間なので、オンチェーンに残高が記録されるのは10分毎です。送金手数料は高いですよね。とくにみんなが一斉に送金すると、送金手数料の高い順に処理されていくから、手数料を上げる必要があります。手数料が低ければ、基本的には処理されません。
でも、これはオンチェーンでやるからです。オフチェーンでやれば、オンチェーンtxを使わずに、即時に送金ができます。
オフチェーンで残高の遷移を記録する仕組みが、ライトニング・ネットワークです。
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百聞は一見に如かず、です。とりあえず触ってみましょう。
1>ツイッターの入ってるスマホを用意します。
2>tippin.me(てぃっぴんみー)に飛んで、ツイッターとの連携を承認します。
3>この投稿をRTして、てぃっぴんみーへのリンクを返信します。
4>てぃっぴんみーに、satoshiが振り込まれた!
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ここまでが第一段階です。てぃっぴんみーは、トラストレスではありません。しかし、最初にさわるのはいいと思います。せいぜい数円レベルですから。
あと、送られてくるまでは、時間がかかると思います。仕事のあいまに、手作業でやっているので。
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準備は完了しました。実際にBTC Lightning Networkを経由して送金してみましょう!
5>Blue walletをインストールします。
6>インヴォイスを作って、てぃっぴんみーに貼りつけます。
ライトニング・ウォレットを作って
入金ボタンを押して
いちばん上の「sats」に、100の数字を入れます。(概要のところに、「何の請求か」というメッセージを入れられますが、まあ空欄でいいでしょう)
そうするとQRコードが現れます。自分のライトニング・ウォレットをもっていれば、これを読み取るだけでいいんですけど、てぃっぴんみーは対応してないです(ベータ版です)。
なので、下に薄く書かれてある「lnbc」から始まるアドレスをコピーします。
そして、てぃっぴんみーを開いて
cash outをクリックして、「Paste your payment request here」に貼りつけて、cash out! します
Paymentが成功しました!
もとのBlue Walletで確認すると……
取引欄に、100satoshiが入金されてます!
(おしまい)
ようこそ! これであなたも、BTC Lightningのユーザーです。
「ビットコインは送金速度が遅いから使われない」「ビットコインは送金手数料が高いから使われない」「ビットコインはみんなが使うとキャパオーバーで使えなくなってしまう」
これらの言説は、過去のものです。いま実際に体感しました。
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Lightning Networkは、オンチェーンではなく、オフチェーンで残高をやりとりするものです。つまり、ブロックチェーン外で、価値のやりとりをしています。だから、ビットコインのブロックタイムや、送金手数料、ブロック容量制限を無視できます。
しかし、ブロックチェーンだからこそ、トラストレスに価値のやり取りができていました。
ライトニング・ネットワークの価値のやりとりは、正しいものだと証明できるのでしょうか。ブロックチェーン外で処理できるなら、普通のウェブと変わらないように思います。なんでわざわざ、この仕組みを使うのでしょう。
ライトニング・ネットワークは、最初にオンチェーンで、ふたりのあいだにchannelをopenします。それをオンチェーン(ブロック)に刻みます。
そこからオフチェーンで、さっきのように送金をします。双方の残高が上下します。
そして最後に、channelをcloseする処理を、オンチェーンに刻みます。そうすると、残高が確定するのです。
途中のやりとりを、オンチェーンでやらないからこそ、さきほどのような速度が出ます。手数料は、ほとんどかかりません。ブロックの容量を圧迫しません。
最初と最後をオンチェーンに刻むから、途中のやりとりにも、信頼がついてきます。
オフチェーン技術は成長途上です。てぃっぴんみーも、Blue Walletも、トラストレスではありません。温かい目で、見守りましょう。世界初のインターネット・ネイティブな通貨です。
サポート金額よりも、サポートメッセージがありがたいんだと気づきました。 読んでいただいて、ありがとうございました。